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さて、そんな管理人にとって、なくてはならないソフトウェアの一つといえるAcrobat X Proもついに旧製品となる時が来ました。
というのも、 Adobe Acrobatシリーズの新製品、Acrobat XIシリーズが発売されたからです。
参考リンク:
Adobe Acrobat XI ファミリー製品一覧
(Adobeさんより)
そこで気になるのはやはり今現在 Acrobat X Proをはじめとした Acrobat Xシリーズを利用しているユーザーは買い換えたり、アップグレードを行うべきなのかということ。
それを判断するために、Acrobat XI Proについて簡単に説明すると、
・PDFでのテキストや画像の編集機能を追加
・フォーム機能の利用方法の選択肢を改善
・PDFから他の形式への変換機能を充実
・各種WEB上のサービスとの連携機能を強化
・電子署名への対応の充実
・価格はアドビストア価格で
Pro製品版 :57,540円
Proダウンロード版:54,800円
Proアップグレード製品版 :25,410円
Proアップグレードダウンロード版:24,200円
Standard製品版 :36,540円
Standardダウンロード版:34,800円
Standardアップグレード製品版 :19,110円
Standardアップグレードダウンロード版:18,200円
・アップグレード対象はAcrobat8以上のバージョン
・ただし、Acrobat8でのアップグレードは2013年5月31日まで
といったところでしょうか。
参考リンク:
Acrobat XI Pro / 機能
Acrobat XI Pro / 購入ガイド : 製品の比較
バージョンの比較
アップグレードについて
(Adobeさんより)
ここで、電子書籍自炊を行なっている管理人が最も気になることは、仕様的に、電子書籍自炊をサポートするための機能の大きな強化が見られないことです。
あえて、役立ちそうな新機能を挙げるとしても、
・新しいドラッグ&ドロップのインターフェイスでページをプレビューおよび調整してから1つのPDFファイルに結合
・必要に応じて操作の停止、再開、再実行が可能な改良されたアクションで、作業を迅速に完了
の2つ程度で、現状のAcrobat X Proに搭載されているアクション機能に不満を感じることのない管理人にとっては必須というわけではありません。
そういった意味では、電子書籍自炊を行うユーザーにとっては、Acrobat X ProからAcrobat XI Proへのアップグレードは必ずしも必要なものではないというのが管理人としての結論と言えそうです。
では、管理人がAcrobat XI Proを購入する可能性はゼロなのかというとそういうわけでもありません。
なぜなら、今現在はAdobe Acrobat X Pro アップグレード版を購入することで、Acrobat XI Proへの無償アップグレードが可能になるキャンペーンが2012年12月30日までの期間限定で実施中だからです。
参考リンク:
Adobe Acrobat X Pro Windows版 (Acrobat 11への無償アップグレード対象 2012/12/30まで) Windows アドビシステムズ 売り上げランキング : 977 Amazonで詳しく見る |
無償アップグレードのお申込について
(Adobeさんより)
また、この無償アップグレード対象となっているAdobe Acrobat X Pro アップグレード版は、アップグレード元として、 Acrobat XI Proへのアップグレードが不可になった Acrobat 7もアップグレード対象となっています。
参考リンク:
Acrobat X へアップグレードできる対象製品は何ですか
(Adobeさんより)
そのため、管理人宅のAcrobat 7のライセンスを有効活用したいという理由もあって、少なくとも1本はAcrobat XI Proへのアップグレードを行うことになりそうです。
加えて、Acrobat Xより前のAcrobatシリーズを利用されている電子書籍自炊ユーザーは、より精度の高くなったOCR機能や、 Acrobat 9から搭載され、 Acrobat Xで実用性能になったClearScanを導入する目的でも、そろそろアップグレードを考えたほうがいいというのも管理人の素直な感想と言えます。
そういった意味でも、2012年12月30日までのAdobe Acrobat X Pro アップグレード版からAcrobat XI Proへの無償アップグレードキャンペーンはまたとないチャンスの一つだと考えています。
管理人おすすめの無償アップグレード対象Acrobat X購入先リンク:
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追記:続きの記事を書きました
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