普段の生活の中でコツコツJALさんのマイルを貯めている管理人ですが、貯めたマイルの主な使い道は、管理人と管理人の家族とで行う海外個人旅行に利用しています。
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管理人がマイルでのヨーロッパ旅行は必ず夏に行う理由
2013年の夏休みはフランスとイタリアをメインとしたヨーロッパ5カ国ほどを半月ほどの日程で楽しむことにしているのですが、その時にもマイルを使用しての特典航空券でも旅行するつもりで少しずつ旅程を形にしていているというのが今の現状と言えます。
さて、そんな管理人宅ですが、2013年のヨーロッパ旅行のための特典航空券の予約と発券は2012年の11月中に完了しました。
では、なぜ半年以上も先の旅行の特典航空券をもうすでに取得したのか?
それには2つの理由があります。
その1つめの理由が、可能な限り早く特典航空券を入手することで、希望の日程での空席がなくなることで生じるキャンセル待ちリスクを回避したいからというもの。
特に最近は、管理人の周囲でも、JALさんのライバルである、ANAさんで特典航空券が取得しにくい状況が続いていると頻繁に耳にすることもあり、その結果、2013年はANAさんからJALさんへの移行ユーザーの増加で、特典航空券予約はより難しくなると管理人自身も予測しています。
やはり、キャンセル待ちは自身の努力でどうにか出来る問題ではないため、入手が完了するまで、相当ドキドキするものですから、管理人としてはあまり背負いたくないリスクの一つと言えます。
2つめの理由は、2012年12月から特典航空券を含め、航空券を発券する時に必要になる燃油サーチャージ負担が増加することが決定しているからです。
参考リンク:
国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内
(JALさんより)
具体的には、管理人宅で利用する日本-ヨーロッパ域内への航空券では
11月30日まで片道21,000円、往復で42,000円
だったものが
12月1日から片道26,000円、往復で52,000円
となり、往復で大人1人で1万円、管理人宅のように大人2人の場合、合計2万円の燃油サーチャージ額の増加が決定しています。
念のため付け加えると、日本-ヨーロッパ域内のJALさんの燃油サーチャージは移動距離が最も長いことから他の国や地域向けの燃油サーチャージ金額よりかなり高額になっています。
実際、韓国までの航空券の場合、
11月30日まで片道2,000円、往復で4,000円
12月1日から片道2,500円、往復で5,000円
と比較的影響は少ないものに。
また、ANAさんもJALさんと同額の燃油サーチャージ基準を採用することが基本ですから、参考とする際はどちらか一方をチェックするだけで十分で、実際に航空券を手配する時に確認するというスタンスで問題ないはずです。
ちなみに、この燃油サーチャージというのは、2ヶ月ごとのジェット燃料の市場価格平均を算出し、それを元にその先の2ヶ月の燃油サーチャージ金額が改定されていくというシステムを採用しています。
管理人注:
2010年度までは3ヶ月毎にジェット燃料市場価格平均を算出。現行の2ヶ月毎の改定は2011年4月からの開始が決定。
参考リンク:
2011年4月から適用する国際線「燃油特別付加運賃」の改定を申請
(JALさんより)
今回は参考までに2010年からの日本-ヨーロッパ域内への燃油サーチャージ額の推移をまとめて見ることにしましょう。
2012年12月から2013年1月:26,000円
2012年10月から11月 :21,000円
2012年8月から9月 :23,500円
2012年6月から7月 :26,000円
2012年4月から5月 :23,500円
2012年2月から3月 :25,000円
2011年12月から2012年1月:25,000円
2011年10月から11月 :25,000円
2011年8月から9月 :29,000円
2011年6月から7月 :25,000円
2011年4月から5月 :17,500円
2011年1月から2011年3月 :10,500円
2010年10月から12月 :10,500円
2010年7月から9月 :10,500円
2010年4月から6月 :13,500円
2010年1月から3月 : 7,000円
参考リンク:
JALグループ プレスリリース 国際運賃
(JALさんより)
こうして見てみると、1万円以内で設定されていた頃からは考えられないほど、今現在の燃油サーチャージが高額になっていることがわかりますね。
また、2012年10月から11月までの期間に発券する場合の21,000円という金額は、ここ1年程度の期間では際立って割安になっているということも、この推移から読み取れると思います。
そういった2つの理由もあって、管理人宅では、2013年夏の特典航空券を2012年11月中に発券を完了したいと思い、それを実行しました。
あらかじめ予定を決め、それに合わせて休みを設定できる場合などは、キャンセル待ちリスクの軽減や燃油サーチャージのお得感だけではなく、旅行までお仕事を頑張るモチベーション維持の意味でも、早めの特典航空券発券はなかなかおすすめですよ。
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