スタンプカードが好きなんですっ！: 待ち望まれた新製品？発電＆充電できるエアロバイク AFB7012は本当にエコでお得なのか？

2012年11月25日日曜日

待ち望まれた新製品？発電＆充電できるエアロバイク AFB7012は本当にエコでお得なのか？

少し前のことですが、管理人が愛用しているエアロバイクのメーカーさんのアルインコさんが、面白い新製品を発売しました。

それがこれ、アルインコさん製のエコバイク AFB7012です。

簡単に、エコバイク AFB7012について説明すると、
・エアロバイク運動での充電が可能なエアロバイク
・充電は単三充電池5本、またはUSBデバイスを対象
・約200分で充電池へのフル充電が可能
・心拍数計測を含めた各種計測機能搭載
・16段の負荷調整機能搭載
・80.5センチから103センチまでサドルの高さ調整可能
・サドルの前後調節機能も搭載
・プログラムバイクながらコンセントの電源不要
・ドリンクホルダーも完備
・ペダルバンドも搭載
・連続使用時間は30分
・価格は39,800円
といったところでしょうか。

参考リンク：
エコバイク AFB7012
（ありんこ屋さんより）

さて、このエコバイク AFB7012での運動エネルギーを充電のために利用可能という大きなメリットは理解できるものの、管理人として特に気になるのはコストパフォーマンスです。

というのも、AFB7012は確かに、エアロバイクとして高性能な機能をしっかり完備しており、その上さらに、充電機能も搭載されているという事情は理解しているものの、39,800円という価格はやはりエアロバイクの値段としては高いと感じてしまうのも、管理人の正直な感想と言えます。

また、目玉となっている、充電機能についても、単三電池5本を充電するために、約200分のエアロバイク運動が必要ということも管理人としては気になります。

なぜなら、アルインコさんが推奨している30分のエアロバイク連続利用時間を守るとすると、7回ほどのエアロバイク運動を繰り返してようやく充電が完了するという効率でしかないからです。

さらに、仮にこのエアロバイクで単三電池5本の充電を行った時に、どの程度の電力が得られたのかと計算してみると、非常にがっかりした結果となってしまいます。

というのも、乾電池型充電池として有名なエネループを1本充電するために必要な電力は電気代にして0.2円程度。それを5本まとめて充電した場合でも1円ほどです。

参考リンク：
くり返し使えるエネループ
（パナソニックさんより）

その金額ほどの電力を得るために、割高になったエアロバイクコストを支払うのはあまりお得ではないと管理人として考えてしまうのも事実。

停電時対策としても、エネループなど最新の充電池は1年から2年程度であれば、そのまま保存しておいても使用に十分な電力量のキープが可能ですから、非常時対策には充電池自体のストック購入を考えるべきでしょう。

また、内部に発電と充電のための部品や構造を組み込むことは、今まで大量に製造されてきた他の従来型のエアロバイクに比べ、故障への耐久性が低くなることはあっても、故障しにくくなるということはないはずです。

そうなった時、割高な購入金額を支払ったにも関わらず、一般的なエアロバイクに比べ、早く壊れてしまうというリスクを選択してしまうことにもつながりかねません。

そういったことから、AFB7012のコンセプト自体は大変面白いと思う一方で、人間が運動を行う中で生み出すエネルギー量の限界から、どうしても非効率になるのは避けられない以上、今現在、管理人宅でAFB7012を購入して、毎日の充電に活用するということは考えられないという結論になりました。

もちろん、AFB7012とは縁がなかったものの、今後の進歩で、より安価に、より効率的な発電機能搭載のエアロバイクが販売された時は、購入したいというのも、エアロバイク運動を毎日行なっている管理人の正直な感想と言えます。

管理人おすすめの購入先リンク：