2013年6月3日月曜日

最近数年で最大の敗北?フランス国鉄SNCF予約でカードが拒否された(rejected)時どうするべきなのか?


海外個人旅行が好きな管理人にとって、苦手なことの1つに、予約決済時のクレジットカード使用の利用制限や拒否があります。

こうしたケースではカード会社さんが不正利用防止のために、普段利用を行なっていないインターネットサイトなどでの利用を一時的に制限しているケースもある一方で、利用しているサイトが独自に制限を行なっている場合もあるため、なかなか難しい問題と言えるのも事実です。

とはいえ、カードが利用できないケースに遭遇した時には、他のカードブランドを利用することで回避できることが大半ですから、管理人がメインのカード以外にも、VISA、Master、JCBなど、それぞれのカードブランドでそれぞれ複数枚のカードを所有している一番大きな理由といっても間違いありません。


しかし、最近、そんな管理人にとって、ここ数年で最大のピンチが訪れることになりました。

それが、フランス国鉄SNCFさんでの、フランス国内線の予約です。

というのも、SNCFさんのオンライン予約では、TGVと呼ばれるフランスの新幹線などの予約などは自宅でのチケット印刷に対応したeチケット発券が可能なものの、在来線との乗り換えを含んだ予約では、eチケット発券は選択できないことになっています。

そのため、チケットの受取も、管理人としては一番利用したい、
・E-ticket service
eチケット発券サービス
は選択できず、
・Collection from an Automatic Ticket Machine
自動チケット発券機からの受け取り
・Retrieval in a French station
フランス国内やルクセンブルグ国内の駅窓口での受け取り
・Delivery free by post
無料での郵送サービス
のいずれかを選択することが必須に。


そうした事情もあって、管理人としては、
Delivery free by post
無料での郵送サービス
を選択して、予約と決済を完了しようとしたのですが、クレジットカード情報を送信する際に、
Your payment was rejected.
We regret that we are unable to continue with this order procedure.
あなたの支払い手続きは拒否されました。
残念ながら今回のお取引の手続きを続けることはできません。
というエラーが表示されてしまいました。

そこで、メインで利用しているICチップ付きのMasterカード以外の
Master(ICチップなし)
VISA(ICチップ付き)
VISA(ICチップなし)
アメリカン・エキスプレス(ICチップなし)
についても試してみるものの、すべて
Your payment was rejected.
We regret that we are unable to continue with this order procedure.
あなたの支払い手続きは拒否されました。
残念ながら今回のお取引の手続きを続けることはできません。
と表示され、決済は不可能。
このエラーについては、管理人の家族が、独自に申し込んで所有するカードで、管理人の家族名義の予約を試してみても、同様の結果でした。

これは今までの決済のケースとは違うと感じたため、カード会社さんに制限情報などを電話で確認してみたのですが、カード会社さんとしては、特に問題は確認できず、エラーに書かれているように、SNCFさん側がカード決済を拒否しているということになります。


そのため、次に管理人としては、
Delivery free by post
無料での郵送サービス
以外のチケット受け取り方法を選択することにしました。

しかし、より不正利用などの対策が強化されているはずの
・Collection from an Automatic Ticket Machine
自動チケット発券機からの受け取り
・Retrieval in a French station
フランス国内やルクセンブルグ国内の駅窓口での受け取り
でも、同じように
Your payment was rejected.
We regret that we are unable to continue with this order procedure.
あなたの支払い手続きは拒否されました。
残念ながら今回のお取引の手続きを続けることはできません。
というエラーが表示されることに変わらず。

そのため、管理人が所有している利用可能なカード全てを試してみても、このエラーは変わらないというなかなか衝撃的な結果になりました。

この時点で、管理人には、TGVと在来線のオンラインでの同時購入は諦めるという選択肢しか残されていません。
ここ数年で最大の敗北(?)です。

ちなみに、JCBブランドとダイナースブランドのカードはSNCFさんのオンライン予約では使用できず、アメリカン・エキスプレスブランドのカードについても、チケット受け取り方法によっては使用できないという制限があります。


では、その後はどうしたのかというと、TGVだけの予約をオンラインで行うことに決め、在来線のチケットはフランス国内であらためて購入するということに

もちろん、乗継などの割引適応がされなくなるため、料金面での多少のデメリットが存在する可能性もあるですが、それでも、予約数に応じて急激に価格が変動するTGVの予約が安価に完了できるのであれば、メリットは十分です。

その結果はどうだったのかというと、TGVの乗車区間だけでの予約を行った場合、
E-ticket service
eチケット発券サービス
でのチケット発券が選択可能になり、その後のクレジットカード決済でもエラー表示はされないまま、SNCFさんの予約と決済は完了しました。

ちなみに、TGVの乗車区間だけでの予約を行った場合でも、
E-ticket service
eチケット発券サービス
以外の
・Collection from an Automatic Ticket Machine
自動チケット発券機からの受け取り
・Retrieval in a French station
フランス国内やルクセンブルグ国内の駅窓口での受け取り
・Delivery free by post
無料での郵送サービス
を選択した場合、いずれもエラー表示になるため、2013年6月現在、日本のクレジットカードでは、
E-ticket service
eチケット発券サービス
以外でのSNCFさんのオンライン予約でのクレジットカード決済は不可能なのかもしれません。


管理人としては、セキュリティ強化は重要だと思いつつも、ここまで利用者の利便性を制限する必要はあるのか疑問に感じるケースになりました。

こういった部分は海外個人旅行手配の難しさと言えるのかもしれませんが、それでも、お得で自由度の高い旅行を楽しむことを考えると、十分許せてしまうのですから、なかなか不思議なものです。

管理人も愛用中の機内持ち可能RIMOWAおすすめ購入リンク:


管理人作成のマイルと特典航空券の関連記事:
アコーホテルズの会員サービス Le Club Accorhotelsのプラチナカードは何日で日本に届くのか?

プラチナとゴールドでの上位3ブランドの利用がお得?アコーホテルズ Le Club Accorhotelsの特典について考えてみた

アコーホテルズのプラチナ会員はメルキュールホテル銀座東京で特典を受けることができないのか

いくらマイルを貯めるといいのか?JALマイルの出口戦略を真剣に考えてみる

どうせ実行するなら徹底的に実行するタイプなあなたに贈る5つのマイル入門テクニック

管理人がマイルでのヨーロッパ旅行は必ず夏に行う理由

改悪での強制的な原点回帰?2012年以降のJAL特典航空券取得のための戦略を考える

年会費負担が75%オフ?管理人がJALカード家族会員をおすすめする理由 

デルタ航空のマイル購入、バイマイルはお得と言えるのだろうか?その1 マイル購入について考えてみよう

特典航空券ユーザーには大きな恩恵はなし?2013年JALヘルシンキ便開設からこれからのマイルを考える

エミレーツ航空マイレージサービスでの会員登録とマイル事後加算を行なってみた

JALイタリア撤退でJAL特典航空券か提携社特典航空券を真剣に考えてみた

格安航空会社(LCC)国内活発化でマイルの価値はどうなるのか

0 件のコメント:

コメントを投稿