2017年6月15日木曜日

コンラッド大阪 ツインエグゼクティブルーム 眺望での部屋の優劣とおすすめ(2017年6月開業直後滞在)


2017年6月9日(金曜日)に開業したコンラッド大阪さんには、
  • キングデラックスルーム/ツインデラックスルーム
  • キングエグゼクティブルーム/ツインエグゼクティブルーム
  • キングエグゼクティブスイート
  • キングエグゼクティブコーナースイート
  • コンラッドスイート
というように大きく分けて5つのルームカテゴリーがあります。


その中でツインの部屋を希望する場合に最も高いグレードになるのが、ツインエグゼクティブルーム。

また、コンラッド大阪さんのスタッフの方の話によると、スタンダードルームにあたるデラックスルームからのアップグレードはダイヤモンド会員でも1段階のみを基本とするものの、そのエグゼクティブルームへのアップグレードは、宿泊の度にできる限り叶えたいというスタンスのようです。

そのため、上級会員が最もお得な料金やポイントで予約した時に、意外と宿泊する機会の多い、お馴染みの客室になるかもしれません。


このツインエグゼクティブルームの部屋の位置やレイアウトは少し変わっていて、全体として正方形のホテルフロアの角の部分を、扇形にカットしたような形に区切られた部屋になっていました。

また、エグゼクティブルームの部屋面積は66㎡でデラックスルームの50㎡よりも広く設定。

ちなみに、コンラッド東京さんの場合は、通常フロアの部屋もエグゼクティブフロアの部屋も面積は48㎡で差はありませんから、上位のエグゼクティブルームでは面積まで変わってしまうコンラッド大阪さん方式は少し新鮮でした。


インテリアの数や配置なども含め、全体的にゆったりとしたスペースの使い方をしている部屋で、スーツケースを広げたり、荷物を置いたりしてもなかなか快適なはず。


クローゼットにはパジャマや十分な数のハンガーなどの備え付けアメニティも完備。

アイロン用品や暗証番号式のセーフティボックスもこのクローゼットに用意されています。

実は、管理人がこのツインエグゼクティブルームの隠れた魅力の1つと感じたのは、このクローゼットを簡易的なウォークスルータイプのクローゼットとして利用できること。


というのも、このクローゼットには写真の右側の矢印が示すように玄関のドアからアクセスする方法と、左側の矢印が示すようにベッド脇のウェットエリアに近いドアからアクセスする方法の2つがあり、結果的にその2つのドアで自由に行き来できるため、ウォークスルークローゼットのような使い勝手になっているからです。

これは独特な部屋の形を最大限活かした工夫の結晶だと思うのですが、実際とても面白い試みだと感じました。


寝室とはドアで隔てられたウェットエリアは、コンパクトにまとまっていて、シンプルな使いやすさを追求したデザインになっています。


もちろん、コンラッドブランドのホテルですから、洗面の水回りはダブルシンク。


アメニティーはアロマセラピーアソシエイツが基本ですが、それ以外にシャンハイタンやタラスミスが選べるのは全世界のコンラッドブランドのホテルと共通しています。


また、女性用のスキンケア用品の無料提供も行なわれていて、お願いするとコンラッド東京さんと同様にオムニサンスブランドのクレンジングミルク、クレンジングジェル、スキンローション、フェイスクリームの4種類がトラベルキットのようなケースに入れられた状態で届けられます。

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バスローブも人数分が確保され、その柔らかさや吸水性も良好。

部屋専用の体重計もウェットエリアに完備されていました。


そのウェットエリアの一番奥には、本格的な浴槽を備えた浴室。

窓からは大阪の街の景色が楽しめるだけではなく、座りやすいように浴槽内に段差も用意されているため、ゆったりと半身浴気分で過ごす場所としても役立つはずです。

浴室使用時に最も気になるカランやシャワーの水圧も他の部屋同様、高層階の水圧の常識を大きく塗り替える強力なものです。

面白いように素早く浴槽にお湯が貯められますから、お風呂に入りたいと思った時にさっと利用できる気楽さを気に入る方も多いと思います。


シャワーも温度調整と水量調整の2つのシンプルな操作で利用できるため、不意に出てきたお湯で周囲を濡らしてしまうようなトラブルも避けられるはず。

さらに、最新のホテルらしく、浴室の床全体が日本式の家庭のお風呂のように身体などを洗う場所として利用できるようなお湯や水がそのまま排水される構造になっているため、快適な入浴を楽しむための十分な配慮も感じられました。


それ以外のインテリアとしては、無料で提供されているペットボトル入りのミネラルウォーターやお茶、コーヒーなどが用意されているシンプルなデザインのサイドボード。


中に入っているミニバーの食べ物や飲み物も、エグゼクティブルーム利用者が積極的に利用するとは思えないものの、必要十分なラインナップです。


そのミニバーの値段もコンラッドブランドのホテルとしては比較的リーズナブルな印象を感じました。


デスクとチェアに加えて、オットマンのようなスツールタイプの椅子も用意されているものの、そのいずれも高さの変更は不可。

さらに少し固さも感じるため、長時間の本格的なデスクワークにはあまりおすすめできないと感じました。


ただし、デスク周辺はもちろん、部屋の様々な場所にコンセントやUSB充電用のコネクタが用意されているため、十分快適な充電環境なのは間違いありません。


ちなみに、今現在はコンラッド大阪さん側で部屋の向きやそこから見える景色によって部屋のランクに違いを設けるようなことはしていません。


しかし、景色にこだわったとされるエグゼクティブラウンジはもちろん、コンラッド大阪さんで最も高級なコンラッドスイートまでもが、大阪駅を中心とした梅田エリアのある北側に向いているように、内部的には景色に立体感と夜景としての動きと華やかさが楽しめる北側がより上位の部屋の向きとして考えているようです。


そのため、チェックインを行う時には、部屋の位置についても北側をリクエストしてみるのが、コンラッドスイートと同じ向きで気分的にちょっとお得なだけではなく、実際に窓の外の景色を楽しむ時の満足度も高いと思いますよ。





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2 件のコメント:

  1. エグゼクティブルームの方が広いとは、勉強になります。ありがとうございます。
    今となっては、宿泊した客室の方角、わからないです(笑)元々、大阪、詳しくないのに加え、客室から撮った景色は、夜景だけ(笑)
    次回、ゆっくり景色も鑑賞したいです。

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    1. コンラッドブランド同士でも東京とは意外に違う部分が多く、その発見が楽しかったです。景色もいろんなところでいろんな時間に鑑賞できるのもコンラッド大阪さんの魅力だと思いました。

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