2017年6月18日日曜日

コンラッド大阪の今後のサービス変化予想


世界で最も新しいコンラッドブランドのホテルとして、コンラッド大阪さんは2017年6月9日(金曜日)に開業しました。

国内のホテルではコンラッド東京さんが特にお気に入りでちょくちょく利用している管理人宅では、開業直後のタイミングのコンラッド大阪さんに滞在してみることにしました。

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そんな管理人のコンラッド大阪さんでの滞在は、開業直後のホテルということもあって、とても満足だった部分と少し気になった部分の両方が存在し、色々なことを考えさせられるきっかけになりました。


その考えたことの1つが、今後のコンラッド大阪さんのサービス変更です。

具体的には、
  • スタッフサービス
  • コンラッドベアの提供
  • ラウンジサービスの品質
  • 部屋のカテゴリの変化
の4つ。


まず、1つめのスタッフサービスは、今現在の一部で混乱が見られる状況から、スタッフ間の連携の確立や業務の細かな効率化の積み重ねなどによって、次第に改善されると考えています。

また、多くのスタッフの方もコンラッド大阪さんとして提供するサービスの方向性やその品質を模索しているのか、利用者側を注意深く観察し、求められているものを必死に探ろうとする姿勢が感じられます。

その結果、コンラッド東京さんなど、他の既存ホテルで提供してもらえているサービスの利用可否について問い合わせると、基本的にはそのすべてを叶えてくれるなど、快適な滞在を提供してもらえました。


しかし、そうして希望を叶えたとしても、それは実質的には他のホテルのクローンでしかなく、コンラッド大阪さんとしての個性や世界観のようなものは感じられません。

そうした状況を良しとするはずはありませんから、コンラッド大阪さんのスタッフの方々がある程度具体的で固まったイメージとしてのコンラッド大阪の理想を共有することで、それを元にすべての様々なサービスが提供されるようになると予想していますし、管理人自身も期待しています。


次に、2つめのコンラッドベアの提供は、今現在の一部の宿泊者にのみプレゼントされる状況から、オリジナルのぬいぐるみをプレゼントする他のコンラッドブランドのホテル同様、宿泊者全員に提供する形に変化すると考えています。

というのも、コンラッド東京さんを含め、他のコンラッドブランドのホテルが提供しているぬいぐるみをあえてコンラッド大阪さんだけプレゼントしないという選択肢を選択するメリットは大きくないことが最大の理由です。

さらに、すでにコンラッド大阪さんのコンラッドベアが作成されている以上、一部の宿泊者のみにプレゼントするためだけに、オリジナルのデザインを作成することはコスト的にも考えにくいことも、将来的な宿泊者全員への布石と考えるのが自然な理由の1つ。

そのため、多少時間の経過が必要な可能性はあるものの、最終的にはコンラッド大阪さんでもコンラッドベアのプレゼントが開始されるように変化すると管理人は考えています。


また、3つめのラウンジサービスの品質は、アフタヌーンティーとイブニングカクテル(カクテルタイム)の時間帯の品質を中心に、今後の低下を予想しています。

というのも、今現在、コンラッド大阪さんの宿泊料金がコンラッド東京さんよりも安価なものに設定されているにも関わらず、アフタヌーンティーとイブニングカクテル(カクテルタイム)の品質は、コンラッド東京さんと比べても、品数と品質の両方でかなりの充実を見せるものになっていて、とてもお得な状況になっているからです。


実際、管理人がアフタヌーンティーやイブニングカクテルのサービスを利用した時には、一番最初の感想で今の宿泊料金で安定した提供が続けられるのかと、考えてしまったほど。

もちろん、コンラッド大阪さんが食の街&天下の台所、大阪にあるホテルとしての意地を見せ、開業直後の品質を頑張って維持する可能性もあるものの、中長期的にはその抵抗虚しく品質の低下が現実のものになるはずと管理人は予想中です。



最後に、4つめの部屋のカテゴリの変化は、これまでの3つに比べて可能性はぐっと低いと考えています。

具体的には、コンラッド大阪さんでは今現在、部屋の向きやそこから見える景色によって部屋のカテゴリを分け、宿泊料金に差額を設定するというような予約の運用は行なわれていません。

しかし、コンラッド東京さんでは、部屋のカテゴリとしてスイートやエグゼクティブルーム、コーナールームといった部屋の広さに加えて、浜離宮や東京湾の景色が楽しめるベイビューと、ホテル周辺の高層ビル群が立ち並ぶ景色の楽しめるシティービューというように、部屋の窓から見える景色によって、すべての部屋を2つのグループに分けています。

結果、部屋のカテゴリが異なれば、差額も発生するなど、ホテル側には収益の機会が生まれ、宿泊客側には、差額こそ発生するもののチェックイン前に部屋の景色を確定できるなどのメリットも存在しています。


つまり、今後、コンラッド大阪さんでも景色の違いによる部屋のカテゴリも追加されるかもしれないと管理人は考えています。

しかし、コンラッド大阪さんの場合、建物の東西南北の4方向に窓を備えているものの、周囲には大阪の街並みが広がり、景色による値段の差をつけにくいということもまたコンラッド大阪さんの特徴と言えます。

そのため、あえて違いが分かりにくい景色による部屋のカテゴリの違いを設定するよりは、部屋のアサインやアップグレードのタイミングでの調整用の余裕として温存しておくという方針を選ぶかもしれないと考えたことが、他の3つに比べて可能性が低いと捉えている最大の理由です。


もちろん、2017年6月9日に開業したコンラッド大阪さんは成長や変化が目まぐるしく繰り返される、まさに生まれたてのホテルです。

そのため、宿泊者としては、歓迎するような嬉しいことも、残念に感じるような改悪と呼ばれるようなことも、両方含め、今後思いもしないような変化を目の当たりにすることになるのは間違いありません。

ただし、コンラッド大阪さんのホテルの基本的な姿勢としてはコンラッドブランドのホテルだけあって、とても一生懸命でホスピタリティーを感じるものですから、その様子リアルタイムで楽しみながら見守っていきたいと管理人自身も感じ、コンラッド大阪さんの年内の予約は少なくとも3件ほど入れてみることを決定した最も大きな理由になりました。





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