2017年6月8日木曜日

JAL国際線の空港調整席は本当に出発当日の空港チェックインカウンター以外では指定できないのか


飛行機の座席に空港調整席と呼ばれる席があります。

この席は、出発当日の空港でのみ、そのクラスを利用するすべての利用者に開放される席で、事前座席指定やウェブチェックインなどのタイミングでは指定できない特別な席として設定されています。

具体的には、その飛行機の最も前方の左側の席1A、エコノミークラスで各コンパートメントの最前列にある足元の広い席や非常口座席といった条件の良い席など。

もちろん、最も高額な普通運賃としての予約や上級会員としての予約の場合、そうした制限が解除され、出発当日の空港のチェックインカウンターに行く前に確保することも可能なケースもあります。

しかし、一般の利用者が特典航空券も含めた割引運賃を予約する場合、基本的には出発当日の空港のチェックインカウンターでリクエストする以外に空港調整席を座席指定する方法は用意されていないことになっています。

参考リンク:
JAL国際線 事前座席指定サービス
JAL国際線 非常口座席を事前予約されるお客さまへのお願い
JALさんより)


では、本当に空港調整席は空港でしか指定できない席なのか?

それを確かめるために、管理人自身の予約を利用して試してみることにしました。

具体的には、国内線乗継を追加したエコノミークラス国際線特典航空券の座席指定について、
1、予約後のオンラインの座席指定
2、予約後の電話での座席指定
3、ウェブチェックイン開始後のオンラインでの座席指定
4、ウェブチェックイン開始後の電話での座席指定
5、出発当日のオンラインでの座席指定
6、出発当日の電話での座席指定
7、国内線乗継便用のチェックインカウンターでの座席指定
8、国際線用のチェックインカウンターでの座席指定
の合計8回のチャンスごとに、空港調整席の開放状況を調べてみることにしました。

結論から言うと、やはり空港調整席というだけあって、8番目の国際線用のチェックインカウンターでの座席指定だけが唯一空港調整席の確保が可能というもの。

ちなみに、同じ空港のチェックインカウンターでも、国際線に乗り継ぐために直前に利用する国内線乗継便用のチェックインカウンターでは、乗り継ぎが当日だとしても、国際線の空港調整席の空席状況を調べること自体はスタッフの方にお願いすることで可能ですが、その席を国内線搭乗前に確保することは不可という回答でした。

そのため、空港調整席を狙っている場合には、できるだけ早く空港に到着し、チェックインカウンターでの手続きを行うのが一番の得策になりそうです。

ちなみに、空港調整席は出発当日の空港のチェックインカウンター以外での指定が一般会員には厳しく制限されていますが、座席指定の状況を調べることは不可能ではありません。

というのも、JALさんの国際線予約の電話窓口に問い合わせると、現時点での座席指定状況は教えてもらえるからです。

それを元に、希望している席が残っているのかどうかを確認し、空港調整席確保のために、早めに空港に向かうべきかどうか判断するための材料にすることも可能。

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もちろん、こうして頑張って空港調整席を確保しても、快適さの面ではより上位の席に太刀打ちできない面がしっかり存在しているのも事実です。

やはり、エコノミークラスよりもプレミアムエコノミー、プレミアムエコノミーよりもビジネスクラス、そしてビジネスクラスよりもファーストクラスというように、それぞれの搭乗クラス間の差は無視できないものですから。

しかし、搭乗クラス間での満足度は実際に座る席で大きく増減してしまうのも間違いなく、より快適な空港調整席を確保できた時とそうでない時の差が大きいエコノミークラスの長距離線利用時だけでも、少しだけ早くチェックインカウンターを訪れて、空港調整席のリクエスト&獲得を頑張ってみるのもおすすめだと思いますよ。





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