2017年6月9日(金曜日)に開業したコンラッド大阪さんは世界で最も新しいコンラッドブランドのホテルです。
国内のホテルではコンラッド東京さんが特にお気に入りでちょくちょく利用している管理人宅として、コンラッド大阪さんは気になるホテルの筆頭ですから、開業直後のタイミングに滞在してみることにしました。
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そんな管理人がコンラッド大阪さんに滞在中、ずっと考えていたのは、コンラッド東京さんを超える魅力を持ち合わせているのか、ということでした。
そこで今回の記事ではコンラッド大阪さんとコンラッド東京さんのそれぞれのホテルが持つ魅力を元に、比べてみたいと思います。
今回のコンラッド大阪さんの滞在で感じた魅力は、
- 景色の活用
- スパ
- アップグレード
- ラウンジサービス
まず、1つめの景色の活用は、コンラッド大阪さんの最大の魅力だと感じています。
なぜなら、部屋からの景色はもちろんのこと、メインロビーやレストラン、ラウンジ、スパに至るまで、最新のデザインを用いた景色の活用が行なわれていて、そのすべての施設の魅力のベース部分での底上げに貢献しているからです。
特に、管理人がお気に入りなのは、40階にあるメインロビーに至るエントランス部分の39階からの吹き抜け。
自分自身が立っている床が消失した先に空と街の風景が広がっている風景が迎えてくれるエントランスは、心地よい矛盾への驚きと共に、これから始まるコンラッド大阪さんでのステイが景色にはっきりと彩られたものになることを強く印象づけてくれました。
次に2つめの、スパは、快適にアクセスできる気楽さが純粋に利用頻度を高くしてくれるという点でとても魅力を感じました。
特に、コンラッド大阪さんのスパは、スパのレセプションからロッカールーム、さらには、プールやジャグジーバスに至るまで、導線がとてもスムーズに設計されているのが特長。
一方で、コンラッド東京さんは、それぞれの設備がコンパクトに配置されているものの、プールとロッカールームの間を移動するために、必ず多くの利用者の利用する廊下を横切る必要があったり、プールのアクセスには水で濡れて滑りやすくなった階段の昇り降りが必須など、コンラッド大阪さんの快適さを体感してしまうと、あまりスマートではないと気づいてしまいます。
さらに、3つめの、アップグレードはコンラッド大阪さんの場合、最も安価なデラックスルームと一段階上のエグゼクティブルームで部屋の面積がはっきりと異なっていることは、アップグレードをより嬉しいものにしてくれる点で気に入っています。
というのも、コンラッド大阪さんでは、エグゼクティブルームの部屋面積は66㎡でデラックスルームの50㎡よりも広く設定されているため、アップグレードされたメリットを実感を伴ってはっきりと感じられるのはやはり魅力的です。
一方、コンラッド東京さんの場合は、通常フロアの部屋もエグゼクティブフロアの部屋も面積は48㎡で差はなく、部屋のある階層などの違いはあるものの、ラウンジへのアクセスが最初から保証されているダイヤモンド会員の場合、あまりアップグレードされたという実利面でもメリットは感じにくくなっていると管理人は感じています。
最後に4つめの、ラウンジサービスは、特にアフタヌーンティーとイブニングカクテル(カクテルタイム)の充実はかなりのもので、管理人もとても驚いてしまったほど。
特に、アフタヌーンティーは提供される品数がとにかく豊富で全種類をお試しで食べるのは難しいと感じてしまうほど。
また、イブニングカクテルの方も、ちょっとしたメインになるような肉料理や海鮮料理が用意されているのはもちろん、油断するとお腹がいっぱいになってしまいそうな巻物やパスタなどの炭水化物もしっかり提供されているため、この時間だけで夕食を楽しめてしまうケースも考えられます。
さらに、アルコール類の提供も瓶ビールがラウンジ営業中であればいつでも行われているなど、コンラッド東京さんでも行なわれていないかなり珍しいサービスの状況です。
その点、コンラッド東京さんのアフタヌーンティーとイブニングカクテルは1品1品の品質は十分高く設定されているものの、コンラッド大阪さんのような品数や充実度にはわずかに及ばないと感じました。
ただし、コンラッド大阪さんでのサービスはいずれも開業直後ということで、今後、コストや提供数などの面で大小様々な調整が行なわれるはずですから、その時に今の品質を維持・向上できるのかどうか、心配であると同時に期待している部分の1つです。
一方で、管理人がコンラッド東京さんの滞在で期待し、これまでに感じている魅力は、
- 朝食の品質
- 景色
- スタッフサービス
まず、1つめの朝食の品質は提供されている種類が豊富で、その品質も高いというのは最も気に入っている魅力の1つ。
特に、できるだけ正しい日本食を朝の食事の場面で宿泊者に体感してもらいたいという願いが込められた和朝食が提供されているのはもちろん、1品1品の料理や食べ物の品質も良好です。
しかし、コンラッド大阪さんの場合、卵料理なども含めた料理の品数は及ばず、全体的な食材の質の面では、コンラッド東京さんと同等か、わずかに負けていると感じるケースもあります。
また、和朝食のような特長を感じるメニューの提供もないなど、コンラッド東京さんのレベルの朝食を期待していた管理人にとっては間違いなく少し残念な部分でした。
次に、2つめの景色は、コンラッド東京さんの誇るベイビューの景色が完成度が高く、単体での美しさはもちろん、飛行機の離発着や水上の船舶の行き交い、それらの水面の移ろいまで含めた動きまで、変化の楽しめるのはとても大きな魅力を感じます。
もちろん、コンラッド大阪さんの景色も、大小様々なビル群や大通りを行き交う車の流れは昼間はもちろん、日が暮れた後は見事なものです。
しかし、じっくり眺めていたいという意味では、コンラッド東京さんのベイビューの方にわずかですが確実に及ばないと管理人は感じています。
最後に3つめの、スタッフサービスはコンラッド東京さんの一見クールに感じられるほど洗練された中にも手間を惜しまず、人の手を介することを基本とするホスピタリティはやはり大きな魅力です。
もちろん、コンラッド大阪さんでも、開業直後の混雑と混乱の中にも関わらず、様々なスタッフの方が熱心に情熱をもって、奮闘してくださっています。
しかし、安定感やスムーズな対応と言った部分は、ある程度の時間を経た後で醸成される性質のものでしょうから、この部分で開業からの十分な期間が経過したコンラッド東京さんと開業直後で模索している最中のコンラッド大阪さんを今比較するのはなかなか酷なことかもしれません。
こうしてそれぞれのホテルに感じる魅力を比べてみると、管理人がコンラッド大阪さんに感じる魅力は主にホテルの設備などのハード面に集中しているのに対し、コンラッド東京さんに感じる魅力はスタッフの方によって提供されるサービスなどのソフト面に集中していることが分かりますね。
ただ、これはコンラッド大阪さんが開業した直後に宿泊した現時点での感じ方ですから、コンラッド大阪さんのソフト面はこれからの改善や工夫によって、コンラッド東京さんレベルに近づき、さらに追い越すことさえ十分考えられる以上、最大級の潜在的な伸び代や可能性を持つホテルとして、今後のコンラッド大阪さんに大きな期待をしています。
実際、管理人が今現在もすでにコンラッド大阪さんに複数の予約を確保しているのは、そうした変化をできるだけリアルタイムで感じながら、魅力的な一面が増えていく様子を確かめたいと考えているのが最大の理由かもしれません。
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