2017年6月5日月曜日
バンコク空港でプライオリティパスが使えるオマーン航空ラウンジとミラクルラウンジの魅力と簡単&おすすめの使い分け方法
バンコクの最も大きな国際空港のスワンナプーム空港にはプライオリティパスで利用できるラウンジが2種類あります。
それが、オマーン航空ラウンジ(Oman Air First & Business Class Lounge)とミラクルラウンジ(Miracle First Class Lounge)。
このうち、ミラクルラウンジの方は、以前はCIPラウンジ(Louis’ Tavern First Class&Business Class CIP Lounge)という名称で各コンコースに設置されていたものが最近名称だけが変更されたため、少し古い資料などでは、変更前の名前を目にする機会もあるかもしれません。
しかし、実際にはどのコンコースにあるミラクルラウンジも、ラウンジの場所やそこで提供されているサービスは同じものになっています。
参考リンク:
バンコク スワンナプーム空港の利用可能ラウンジ
(プライオリティパス公式サイトより)
そんなプライオリティパスが利用できるバンコク空港の2つのラウンジは、それぞれ魅力を感じる特長を持っていて、管理人宅でも楽しみながら利用するほどのなかなかのお気に入り。
まず、オマーン航空ラウンジ。
このラウンジは中東の航空会社、オマーン航空が運営するラウンジで、オマーンを中心とした中東の雰囲気が感じられるサービス内容になっています。
特に、上品で落ち着いている中にも、中東らしさを感じるエクゾチックなインテリアはこのラウンジの特長として管理人も好みです。
もちろん、ものすごく広いというわけではないものの、席自体はゆったりと豊富に確保されているのも過ごしやすさの面で安心感がありますね。
また、本来はオマーン航空のビジネスクラス以上の利用者を対象にしたラウンジをプライオリティパス利用者には開放している関係で、充実した料理やお酒などを楽しめるのも、このラウンジの特長です。
上の写真のように、スイーツやフルーツも数が少ないながらも提供されています。
中東の航空会社のラウンジらしく、肉料理や小麦粉を利用した温かい料理でも中東テイストのものを準備済み。
この中では、あまり注目を集めていないながらも、タイのものとは異なるインド的なマイルドな風味を感じるカレーとご飯のセットが管理人宅の好みで、かなり楽しめる一品として気に入っています。
この他にも、一般的な味付けのパスタやサンドイッチ、パンなども用意されていますから、スパイスの使った料理が苦手という方でも、深夜便搭乗前の夕食として楽しんで、機内ではそのまま到着までぐっすり眠るというような目的にも活用できる内容は確保されていると感じました。
さらに、ドリンクコーナーもビジネスクラスラウンジらしく一定以上の品質と品揃えが確保されています。
特に、管理人が注目したいのは目立つ位置に用意され自由に楽しめる本格的なアラビックコーヒーです。
もちろん、ドリンクコーナーの左端の冷蔵庫に入った2種類のモエ・エ・シャンドンも気になるという方も多いとは思うのですが、手軽に本格的な中東の味わいと香りを楽しめるオマーン航空ラウンジのアラビックコーヒーは、せっかくこのラウンジを訪れたなら一度は試す価値あり。
ただし、このオマーン航空ラウンジの欠点としては、営業時間が20:30までと短く、このラウンジだけで深夜便への対応は難しいということです。
そこで活躍することになるのがミラクルラウンジ。
このミラクルラウンジは、24時間営業と空港内のコンコースのあちこちにある利便性を大きな武器に持つプライオリティパス利用者などを対象にしたラウンジです。
ラウンジ内は全体的にモダンながら落ち着いたインテリア。
さらに、間接照明を多用していて照明も薄暗く、ゆったりとしたソファーが数多く用意されているのも大きな特長です。
そのため、このソファにゆったりと腰掛けて短時間の仮眠をしている利用者も見かけるほど。
空港内に数多く用意されているラウンジですが、料理も想像以上に充実していました。
生野菜を利用したサラダや果物、手軽に食べられるサンドイッチ、パン類。
しっかり炭水化物を楽しみたい時の大きな味方(?)のスパゲッティミートソースとチャーハン。
保温容器内でほくほく状態に温められている各種惣菜パン。
温かい飲み物コーナーと冷たい飲み物などが入った冷蔵庫。
特に、この冷蔵庫のうち、左端のものにはカップ入りのアイスクリームが用意されていて、意外なまでの人気を誇っていました。
アルコール類はシャンパンを含めたスパークリングワインこそ見かけなかったものの、ある程度の品揃えは確保されていいて、セルフサービスで楽しめます。
自由に立ち入れるシンプルなカウンターには、割り材に利用できる炭酸水なども準備済み。
ただし、食器の片付けやラウンジ内の清掃を行うスタッフは頻繁に巡回していますから、完全なセルフサービスラウンジというわけでもなく、深夜便出発前の遅い時間帯の利用でも安心でした。
ちなみに、少なくともコンコースGにあるミラクルラウンジにはトイレがラウンジ内に用意されていないことだけには少しだけ注意が必要かもしれません。
とは言え、一度ラウンジの外に出てトイレ利用後、トイレから帰ってきて再入場する時にラウンジの受付の係の方に再入場ということを伝えるだけで大丈夫ですから、特に不便はないはずです。
こうした2種類のラウンジがプライオリティパスで利用できるバンコク・スワンナプーム空港では、終了する20:30まではより上質感と中東独自の楽しさがあるオマーン航空ラウンジを利用し、それ以降もラウンジで待つ必要のある深夜便を利用する時には、24時間営業で快適に利用しやすいミラクルラウンジを利用するといった使い分けはなかなか有効で、おすすめだと思いますよ。
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