管理人の所持しているクレジットカードの中に、ショッピングガードという機能を持ったカードがあります。
ショッピングガードとは、別名、ショッピングプロテクションやショッピングセイバーと呼ばれ、名前こそ違えど、機能は同じといえます。
カードで商品を購入してから、90日間などの一定期間、商品の破損や盗難に備える保険の一種です。
簡単にまとめると
・特定のカードに付帯している保険
・1つの事故につき免責金額の負担が必要
・免責金額は引受保険会社により3000~10000円
・年間の利用出来る金額制限あり
・ノートパソコンや乗り物等、対象とならない製品も多い
といったところでしょうか。
こういった条件を見ていて、管理人が気になるのは、ショッピングガードは中古商品など、販売店の保証が短い商品の延長保証として使えないかということ。
例えば、管理人が最近導入した、タブレットPC dynabook SS M200は、中古商品ということで、販売店さんの独自保証が30日間ついているだけです。
もちろん、dynabook SS M200はノートパソコンですから、対象外としても、デスクトップなどの中古で購入したPCなどが、ショッピングガード対応のクレジットカード購入で、実質的に90日間、つまり3倍に保証期間が伸びるのであれば、これほど心強いことはありません。
管理人作成の中古PC初購入関連の記事:
延長保証にお世話になり続ける管理人が生まれて初めて中古PCを買うまでの葛藤の全て
少し高性能なサブディスプレイとしてのタブレットPC
ということで、 まずはショッピングガードについて詳細に書かれた利用案内のドキュメントを読んでいきます。
管理人が特に気になったのは以下の表現部分。
自然の消耗または劣化、もしくは性質によるさび、かび、変質変色その他類似の事由は保険金をお支払いできません
管理人が想定している保証の延長としてのショッピングガードは、一般的な使い方をしているときに、正常な動作が見られないときに利用するメーカー保証に準ずるような保証なので、自然消耗や劣化が対象外となると、正直、延長保証としては使えない可能性が高いように思えます。
こういったことは、ユーザー側がじっくり考えても、進展はないので、お問い合わせ窓口に問い合わせてみることにしてみます。
管理人は、2枚ショッピングガード対応のカードを持っているため、問合せも2社に行ってみました 。
結果はというと・・・、管理人が危惧したように、メーカー保証に準ずる形での保証ではないとの回答。
つまり、自然故障など、落下や衝撃で破損が見られない限りは、保証の対象外となるとのこと。そして、そもそもショッピングガード自体、メーカー保証で対応できないような破損や盗難など事故に対応するための保険だということでした。
確かにそう言われてみると納得出来るというものです。
管理人が問合せを行なった保険引受会社の2社とも同じ見解だったので、おそらくショッピングガードという保険商品の性質上、他社も同じと考えて問題ないと考えます。
管理人注:
ただし、保険の適応範囲などは制度改正等で変更される場合もあり、さらには、ご自身の財産に関わる問題ですから、気になることはご自身で問合せを行い、納得の上、保険サービスとお付き合いすることを強くおすすめします。
というわけで、管理人の考えたように、ショッピングガードを中古商品購入時の延長保証としては利用できないことがわかるという結果になりました。
落下などで購入した商品を壊すということ自体稀ですし、また、保険利用時に支払う免責金額などを考えてみると、 意外に使い勝手の良いとは言えない保険サービスなのかもしれません。
とはいえ、使う機会が多いというのも、せっかく購入したものを壊しがちということで、それはそれで悲しいことですから、考えものですよね。
管理人作成の関連記事:
管理人がおすすめする精神的に楽な投資スタンス
東京電力の株価下落について管理人が考えること
節約の味方と思われがちだけど?航空会社の旅行積立は本当にお得?
年会費無料のゴールドカードと投資信託の繰上償還
0 件のコメント:
コメントを投稿