2011年6月15日水曜日

周辺アクセサリーでは儲けられなくなった時代

管理人は、普段じっくり音楽を聴くための利用しているオーディオ機器には、主に光デジタル出力ケーブルをオーディオセレクターを介して利用しています。

ただ、最近、一部の機器利用時に調子が悪いこともあって原因を調べてみました。するとあっさり判明。


光デジタル出力ケーブルのコネクタ部分が壊れていることが原因でした。

確かに、光デジタル出力ケーブル自体、光ファイバーの両端にプラスチックのコネクタを付けたという構造ですから、コネクタ部分に負荷がかかり続けると、それは故障の原因になるのも納得できます。

金属製のコネクタを使っていたのなら違っていたのでしょうが、壊れたものは仕方ないので、代わりの光デジタル出力ケーブルを購入しようと考え、アマゾンさんにアクセスしてみることに。

そこで、見つけたのは驚くしかない価格の光デジタル出力ケーブル。
以前、管理人が光デジタル出力ケーブルを買い揃えたときは、長さが短く価格も安いもので2000円以上したものが、送料込みで500円ほど。



使い勝手の良い2mのものでも700円台。それも送料込みで。



他が安すぎるために割高に感じてしまう3mのものでも、1000円ほどで買えてしまう状況です。


光デジタル出力ケーブルだけではなく、数年前まで高価格だったはずのHDMIケーブルなど次世代接続ケーブルも同様の状況。





こうなってくると管理人も実際の店舗でHDMIケーブルなどの周辺アクセサリーを購入することはなくなります。
確かに、こういったケーブルのように納品時、発送時含め、占有する体積をそれほど必要とせず、それでいて、どこのお店で購入しても品質に違いのないものは、ネット通販での強みを全面に出していけそうですが、ここまでの差とは思いませんでした。

そのため、同じような品質のものであるにも関わらず、実店舗を持つ家電量販店さんとは2000~3000円ほど異なるわけですから。


将来的には、ネット通販、それもアマゾンさんのような大手が、実店舗を持つ家電量販店さんの販売実績金額を上回り、より強力な仕入れ段階での優遇措置を受けられるようになったとき、どれくらいの実店舗を持つ販売店が生き残れるのか。
また、その結果、テレビや冷蔵庫など、家電と言えるものすべてをアマゾンさんで購入するということもあながちありえない話ではなくなるでしょう。

さらにはアマゾンさんがそれこそ長期保証などにも手を出し始めたとき、家電の購入の形に変化が現われると予想しています。

というのも、管理人自身、長期保証サービスを受けたいために実店舗を持つお店で購入していますが、満足のいく形での長期保証が提供されるのであれば、ネット通販でも問題はなく、実際、通販で購入した商品に対して長期保証が適応された経験をしたことがあるためです。

今現在、グローバル化によって、どこの街に行っても、郊外のショッピングエリアには、日本中に内外の様々なチェーン店が同じような店構えで展開している様相を呈していますが、ここ十数年でがらりと変わってしまうのではないかと思わずにはいられませんでした。
その過渡期と言える時期を、今まさに過ごしているのかも知れませんね。


管理人作成のアマゾンさん関連の記事:
リアル小売は相手じゃなかった。Amazon Javariに見る、あらゆるネット小売駆逐の次なる一手 

影響は実質ほとんどなし?Javariさんの地道なバージョンアップ そして次の戦略は?

どう動くか予想できない消費者の今の流れを知るための最も信頼している管理人愛用のアンテナ

0 件のコメント:

コメントを投稿