では、なぜJALカードを愛用しているのか考えた時、もちろん、JALマイルを貯めているからという理由も大きいのですが、普段使いに丁度良いポイント還元システムを採用しているカードだからと言う理由が最も大きいかもしれません。
というのも、一般的にクレジットカードのポイントシステムは、多くの場合、月間の利用金額を合計したものに対して、還元すべきポイント数を計算します。
その結果、合計金額を計算した際に、ポイント還元基準を下回る端数の部分は切り捨てられることになります。
具体的には、1,000円で1ポイントの還元が得られるカードの場合、請求金額の下三桁が999円であった場合でも、切り捨てられ、ポイント還元の対象にはならないことになります。
参考リンク:
Oki Dokiポイントプログラムのしくみ
(JCBさんより)
管理人注:
JCBさんを始め、利用金額を合計した後に還元するポイント数を計算するポイントシステムはある意味良心的と言えます。
そうではなく、クレジットカード利用毎に還元するポイント数を計算するポイントシステムが採用された場合は、より多くの切り捨てられるポイント対象外の利用金額が生じ、結果的にはポイント還元率は大きく減少することにつながります。
では、JALカードの場合、どのようになっているのかというとなかなか驚くべきポイント還元システムを採用しています。
それは、利用1回ごとの売上金額をチェックし、10円の単位についても四捨五入を行いマイルの積算を行うというもの。
参考リンク:
ショッピングでマイルをためる
(JALさんより)
具体的にはどういうことかというと、100円の利用で1マイルが積算されるショッピングマイル・プレミアム加入の場合、50円以上の利用で100円の利用と同様に扱い、1マイルが積算されるということです。
つまり、例えば980円のような利用の場合、900円分の9マイルと、80円を四捨五入した100円相当分の1マイル、合わせて10マイルが積算されるということになります。
逆に49円など50円未満では四捨五入によって切り捨てが行われることになるのは、残念ですが仕方のない部分でしょう。
このマイル積算ルールは、管理人のように日常的に生活の中でクレジットカードを利用するユーザーにとってはなかなか嬉しいポイントサービスと言えます。
やはり、食料品店や家電量販店などを含め、100円単位ではなく、980円や98円など、お得感を感じさせる価格で商品が販売しているお店が多く存在する以上、ポイント還元されることなく切り捨てられる利用金額が減少することは、長い目でマイル積算を考えた時、大きなメリットだと管理人自身感じています。
また、特別に合計購入金額の調整などを考えることを行わなくても、多くの場合で、お得にマイルを積算が可能になるため、同時に気楽にマイルを貯めていくことも可能になります。
このことは無理せず自然体でマイルと付き合っていく上でも特に重要なことの1つだと考えています。
やはり、頑張って何かを行うということは長続きしにくいもので、気がついてみたら継続していたというくらいが調度良いのは確かですから。
そういったことからも、普段のお買い物にも積極的にカードを利用している管理人としてはJALカードをメインのカードにしています。
最近は制度変更による改悪やJALさんの再上場によって今後の行方が見通しにくいJALマイルですが、それでもうまく利用していくことで、特典航空券などの大きなメリットを楽しめることも事実でしょう。
注意して様子を見ながらも、管理人自身もJALマイルを貯め続けていきたいと考えています。
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