最近、管理人が保有することになったホテルの会員資格に、アコーホテルズさんのLe Club Accorhotelsのプラチナステータスがあります。
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特にアコーホテルズさん自体、ヨーロッパを中心に展開するホテルグループさんということもあって、他の地域に比べヨーロッパへの渡航が多い管理人としてはなかなか嬉しい会員ステータスといっても言い過ぎではありません。
さて、このアコーホテルズさんの提供するLe Club Accorhotelsですが、他のホテルグループさんの提供する会員ステータスと同様に、利用頻度に応じて複数の会員ステータスを用意されています。
具体的には、
・会員登録のみで得られるクラシック
・10泊か2,500ポイントの獲得で得られるシルバー
・30泊か10,000ポイントの獲得で得られるゴールド
・60泊か25,000ポイントの獲得で得られるプラチナ
の合計4つ。
参考リンク:
Le Club Accorhotelsポイントをすぐ貯めよう
(アコーホテルズさんより)
では、会員ステータス間でどのような特徴が存在し、どの会員ステータスからより実用的なものになるのか?
それを考えるために、それぞれの会員ステータスについて簡単に説明すると、
・宿泊時のポイント付与率が増加
シルバー:1.5倍(1ユーロの利用=1.5~3ポイント付与)
ゴールド:1.75倍(1ユーロの利用=1.75~3.5ポイント付与)
プラチナ:2倍 (1ユーロの利用=2~4ポイント付与)
・ウェルカムドリンクとウェルカムギフトをプレゼント
シルバー:ソフィテルのみで適応
ゴールド:ソフィテル、プルマン、Mギャラリーで適応可能
プラチナ:ソフィテル、プルマン、Mギャラリーで適応可能
・ 16時までの無料でのレイトチェックアウト
(ソフィテル、プルマン、Mギャラリーのみで提供)
シルバー:なし
ゴールド:空室状況によるがチェックイン時にリクエスト可能
プラチナ:空室状況によるがチェックイン時にリクエスト可能
・無料でのルームアップグレード
(ソフィテル、プルマン、Mギャラリーのみで提供)
シルバー:なし
ゴールド:空室状況によるがチェックイン時にリクエスト可能
プラチナ:空室状況によるがチェックイン時にリクエスト可能
・ソフィテル、プルマン、Mギャラリーでの空室保証
シルバー:なし
ゴールド:5日前の正午まで適応可能
プラチナ:3日前の正午まで適応可能
・アダジオやソフィテルタラサシー&スパでの特別サービス
シルバー:なし
ゴールド:なし
プラチナ:適応可能
といったところでしょうか。
参考リンク:
無料のLe Club Accorhotels 特典をお楽しみください
Le Club Accorhotels 利用規約(PDF注意)
(アコーホテルズさんより)
こうして見ると、WEB上の書き方を含め、やや複雑に感じる特典の説明ですが、PDFで配布されている利用規約内の会員ステータスごとの特典紹介には、かなりわかりやすく誤解を生まない形で書かれています。
そのため、サービスの全体像を知る目的を持っていらっしゃる方には、Le Club Accorhotels 利用規約を一度読んで見ることをおすすめしたいと思います。
さて、管理人として気になったのは、やはりホテル宿泊時に、会員ステータスの具体的なメリットとして感じやすい、ウェルカムギフトやウェルカムドリンク、ルームアップグレード、レイトチェックアウトといったサービスです。
それらについて注目してみると、重要なポイントとして、会員ステータスはプラチナかゴールドのいずれかを保有し、宿泊するホテルブランドは、ソフィテル、プルマン、Mギャラリーのいずれかを選択しなくてはならないことがわかります。
逆に、会員資格がシルバーの場合は、アコーホテルズさんの中で最高級ブランドのソフィテルに宿泊した場合のみウェルカムギフトやウェルカムドリンクが提供されたりといった制限が生じることに。
また、ソフィテル、プルマン、Mギャラリーには様々な特典が付与される一方でそれ以外の、グランドメルキュール、ノボテル、スイートノボテル、メルキュール、イビス、イビススタイルズ、オールシーズンズといった他のアコーホテルズさん運営のホテルブランドでは、プラチナ会員さえも、ポイント付与率の増加以外、目立った特典の提供は受けられないことになります。
実際、この制限が存在するため、2013年現在、国内にノボテル、メルキュール、イビスのいずれかのブランドしか展開されていない日本では、実質的に、アコーホテルズさんのLe Club Accorhotelsの会員ステータスを十分に活用できる状況ではないといっても言い過ぎではないはずです。
参考リンク:
アコーホテルズについて
(Wikipediaさんより)
この辺りが、ヒルトンさんやシェラトンさんを始めとした海外はもちろん国内でも活躍可能なホテル会員サービスに比べると大きく見劣りする部分となっているため、日本国内のユーザーがメインの会員サービスとして利用を考えにくい理由の1つかもしれませんね。
参考リンク:
ヒルトンHオナーズについて
(ヒルトンさんより)
スターウッド プリファード ゲストプログラムの詳細
(シェラトンさんより)
そうはいっても、ヨーロッパ域内での宿泊を考える場合、強力な会員ステータスと言えるのは間違いありません。
というのも、日本人を含めた外国人が訪れるような都市や地域に関して、かなり網羅的に数多くのホテルが配置されているため、管理人が実際に夏のヨーロッパ旅行の予約を行った際にも、ホテル選びの選択肢が多く、目的や立地、ブランドによって細かに選択できたことを嬉しく感じたのも事実でしたから。
実際、フランスのパリ中心だけでも、24軒ものアコーホテルズさんが運営するホテルが存在しているような状況です。
参考リンク:
ホテル検索
(アコーホテルズさんより)
というわけで、少なくとも2013年度のヨーロッパ宿泊は、アコーホテルズさんのソフィテル、プルマン、Mギャラリーのいずれかのホテルブランドを利用し、Le Club Accorhotelsプラチナ会員のメリットをじっくり体験してみたいと管理人自身は考えています。
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