2013年4月6日土曜日

完全な防水よりも終了後の着替えもおすすめ?屋久島の縄文杉を目指すための装備を考える



弱雨の中での屋久島での縄文杉トレッキングを楽しんできた管理人ですが、その際に感じたのは、どの程度の装備で備えるべきかということの難しさでした。

というのも、標高約600mの荒川登山口から標高約1300mの縄文杉までの片道約11kmを天気と気温が変わりやすい屋久島の環境下で歩くことになるからです。

そういうこともあって、気軽なトレッキング向けの装備では不安になる一方で、どんな状況にも完全に対応できる装備を持って行くとなると明らかに過剰だと管理人自身は感じます。

そこで、今回の記事では弱雨の中で縄文杉を目指した管理人が、確実に必要だと感じた装備をリストアップすると
・汗対策が行われた動きやすい服装
・トレッキングシューズ
・帽子
・手袋
・ザック(リュックサック)
・レインウェア(ポンチョ型・カッパ型)
・折りたたみ傘
・着替え
・懐中電灯
・ティッシュペーパー
・使い捨てカイロ
・朝食と昼食用お弁当
・糖分補給用のおやつ(アメやチョコ、キャラメル)
・1リットルから2リットル程度の飲み物
・ビニール袋
といったところでしょうか。

また、この中で気になるものについては、簡単にコメントをつけてみたいと思います。

服装やトレッキングシューズについては、6時間から10時間程度、歩き続けることを考えた上で、その時間の間、ある程度快適に過ごせるものを準備すべきです。

特に、シャツなどの肌に触れる下着は重要で、管理人はキュプラを含む、速乾性と保温性重視のものを選択しましたが、快適に全行程を過ごせたので満足でした。


また、帽子や手袋も怪我を心配することなく、トレッキングを続けるためには重要な装備で、3月にトレッキングを行った管理人としては体温維持という目的よりも、頭部保護や足場が不安定な時にしっかりグリップするための装備品として活躍したといっても言い過ぎではありません。


ザックやレインウェアについては、それほど高価で大きなものでなくても構わないので、トレッキング中に容易にペットボトルの水が取り出しやすいなど、こまめな水分補給が可能な仕組みのものを選択すると、疲労蓄積の防止の面で役立ちます。


折りたたみ傘は、レインウェアを持っていくのであれば不要と感じるかもしれませんが、トレッキングを開始する荒川登山口まではバスを乗り継いで移動する関係上、最初からレインウェアを利用して雨をしのいだ場合、バスの車内やバスで隣に座った他の乗客への迷惑になる場合があります。

そのため、本格的にトレッキングを開始するまでは、折りたたみ傘等で雨をやり過ごすのも管理人としてはおすすめです。


着替えについては、不要と考える方も多いかもしれませんが、管理人としては、完全な防水や汗対策を考えるよりも、ある程度トレッキング後は濡れて身体が冷え始めてしまっていることを前提に着替えを準備することがおすすめだと考えています。

実際、管理人も下着やズボン、長袖シャツ程度を荒川登山口に準備された更衣室で着替えたのですが、それでもかなり快適になったのを今でもはっきり覚えています。


懐中電灯は、トレッキングを開始する時間帯や季節によっても異なるのですが、日の出前の時間帯から縄文杉を目指す場合、必要な装備品となります。


お弁当やおやつは意外にそれほど重要なものではないと考えられてしまうかもしれませんが、長時間継続して歩き続けることを考えた時、とても大切な準備の一つです。

というのも、運動を長時間継続した時、ある程度糖分が補給されないことには、身体の脂肪を燃やし続けることが困難になるハンガーノック状態になりかねません。

それを防ぐ意味でも、朝食と昼食用のお弁当と、歩きながらの糖分補給のためのおやつは疲労を感じることなく、快適なトレッキングを継続するためには忘れることができない装備です。


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縄文杉へのトレッキングを考えた時に、意外に頭を悩ませることになるのが、どの程度飲み物を持っていくかということかもしれません。

実際、気温もそれほど高くはない3月下旬の弱雨下でトレッキングを行った管理人は500mlのペットボトルに入ったいろはすというミネラルウォーターを3本、合計1.5リットル準備しましたが、多すぎず少なすぎず丁度良い印象でした。

ただ、縄文杉までのルートでは湧き水を汲むことができる水汲み場も複数あるため、それを利用する場合、500ml程度の準備で十分と感じる方も多いかもしれません。


以上が、管理人にとって重要と感じた、屋久島での縄文杉トレッキングのための装備品でした。

もちろん、トレッキングされる方の技量や体力によっては不要と感じるものも含まれるかもしれません。

実際、管理人よりも登山などに慣れ、技量や体力も優れた管理人の家族の装備品と、管理人自身の準備が全く同じだったかというとそうではありませんでしたから。

ただ、管理人が強く感じるのは、準備不足は避けるべきなものの、それと同じくらいに、避けたいのが様々な状況に対応できるようにと様々なものを持ち込み過ぎたため、トレッキングの道中荷物が重すぎて辛いという事態です。

やはり、せっかく訪れた屋久島での辛いと感じるようなトレッキングは、本末転倒だと思います。
そういった意味でも、自分自身の技量や体力、そして、天候や気温なども考慮した上で、十分な装備品の準備を行うことが、縄文杉へのトレッキングをとても楽しい有意義なものだったと感じるために重要だと管理人自身も感じています。


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追記:続きの記事を書きました
体力と天候次第?縄文杉を目的としたトレッキングは何時に出発するべきなのか

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2 件のコメント:

  1. はじめまして。スタ好きさま。

    blogの内容が具体的でとても参考になるので、ときどき拝見させていただいています。

    差し支えなかったら、お時間のある時にご回答いただけると嬉しいです。。。

    今回のご旅行で
    ザックはどれくらいの容量・重さのものでしたでしょうか?

    服装やザック等に関して
    メーカーとかシリーズの名称とか、オススメのものがありましたらお教えいただけると幸いです。

    また、トレッキングポールは必要ではなかったでしょうか?

                   rabi

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    返信
    1. rabi 様

      コメントをいただき、ありがとうございます。
      ご質問頂きました事柄について、管理人なりに回答させていただきたいと思います。

      まず、ザックについては、登山に長けている管理人の家族のアドバイスもあって、20リットル前後の容量、重さ1kg弱のザックから選び、持って行きました。
      おすすめのメーカー等については、ユーザーの好みにも大きく左右されるとは思いますが、管理人の周囲で最近、軽登山向けにオスプレーさんというメーカーさんのザックが注目を集めていることも有り、そのオスプレーさんの販売しているシリーズの中からタロン22という製品を管理人と管理人の家族でそれぞれ1つずつ利用しました。
      気になる使用感としては満足のいく結果で、縄文杉のトレッキングのためにはなかなかおすすめのザックです。

      服装については、動きやすさとトレッキング中の保温性能、さらにある程度の雨天時耐性に気をつけるのであれば、日帰りでの縄文杉トレッキングは大丈夫だと考え、着替えは持ち込んだものの、それほど特にブランドやメーカーにはこだわらない形での軽装だったので参考になるような情報は提供できないかもしれません。

      トレッキングポールについては、管理人も管理人の家族も必要を感じませんでした。
      ただ、長く長く続く平坦な前半のトロッコ道と、時には足だけではなく、手の力も使い、手足で岩場に張り付くようにして登る必要さえある、後半の登山道の両方を登り切ることを考えた時、脚力や体力、技量、年齢、予定所要時間等によって、トレッキングポールを利用するかどうかを決めるべきだと考えています。

      ちなみに、管理人が見かけた限りという条件ではありますが、ゆったり時間をかけて登ることを前提とされていると見受けられる、ある程度年齢を重ねた方以外はそれほどトレッキングポールを利用されていなかったように思います。

      以上、簡単ですが、今回頂きましたご質問への回答とさせていただきたいと思います。

      今回のコメント、ありがとうございました。
      更新継続の大きな励みになります。

      スタ好き@管理人

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