もちろん、航空会社さんが自社の上級会員向けに提供するラウンジに比べると、サービス的に優れているわけではないのですが、利用する航空会社に関わらず利用可能なことと、混雑具合がそれほど極端ではないという意味では、利用しやすいというのもメリットの一つとして感じていることです。
さて、そんなカードラウンジの利用ですが、少し考えなくてはいけないケースも存在しています。
それは、同伴者と一緒にカードラウンジを利用する場合です。
というのも、少し前までは、同伴者も1人までは無料でカードラウンジサービスを提供してきたクレジットカードも、最近はそのサービスを縮小させる傾向があるため、多くのカードで同伴者と共に利用する場合は、1,050円から1,575円程度の追加費用が必要となりました。
一方で、同伴者も含め無料でカードラウンジが利用可能なカードは少数派になりつつあります。
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そういった少数派の一つとして、アメリカン・エキスプレス(アメックス)さんの発行するカードが存在しています。
実際、アメリカン・エキスプレスさんのホームページ上でもカード会員本人だけでなく、同伴者も1名まで無料で利用可能なことが記載されています。
参考リンク:
空港ラウンジ
( アメリカン・エキスプレスさんより)
では、アメリカン・エキスプレスブランドのクレジットカードであれば、すべてのカードが 同伴者も1名まで無料でカードラウンジが利用可能なのかというと、そんなことはありません。
なぜならアメリカン・エキスプレスブランドの提携クレジットカードの1つ、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードでは、カード会員本人は無料でサービスを利用可能なものの、同伴者の利用には別途料金が必要な旨がホームページ上に記載されているからです。
参考リンク:
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード ラベルサービス
(クレディセゾンさんより)
そういったことから、アメリカン・エキスプレスさんが直接発行するカードでは同伴者が無料で利用可能、他の提携カードでは同伴者が有料で利用可能というルールが存在するのかと考えると、そういうわけでもありません。
というのも、同じ提携カードでも、JALさんとの提携によって企画され、三菱UFJニコスさんが発行するJALアメリカン・エキスプレス・カードでは、すべての種類のカードで同伴者無料サービスが提供されているからです。
参考リンク:
JALアメリカン・エキスプレス・カード ラウンジサービス
(三菱UFJニコスさんより)
こうした複雑にも感じるサービス提供の状況を見ると、提携カード会社との提携条件やカード年会費、カードの種類などによって、細かくサービス設計がされていることがわかります。
実際、アメリカン・エキスプレスさんの他に、カードラウンジでの同伴者無料サービスを提供するクレジットカードとして有名なオリコさんのゴールドカードでも、すべての空港ラウンジで同伴者含め無料というわけではなく、羽田空港や中部国際空港、そして韓国やハワイの海外に存在する空港のラウンジでは、同伴者は有料での利用となっています。
参考リンク:
羽田空港のラウンジサービス
中部国際空港のラウンジサービス
仁川国際空港のラウンジサービス
ホノルル国際空港のラウンジサービス
(オリコさんの空港ラウンジサービスより)
このようなラウンジによってサービス内容が大きく異なる部分を見てみると、カード会社さんが支払うラウンジ利用料金や契約内容も意外に空港のラウンジによって細かく設定されているのかもしれないですね。
そういったことを考えると、空港ラウンジサービスを同伴者と利用する時は、カードブランドやカードの種類によって大丈夫だと過信することなく、一度カード会員向けのデスクに、問い合わせてみると安心かもしれません。
やはり、せっかく同伴者も含めて利用可能なカードを所有しているにも関わらず、それを活用しなかったとなると、それは少しもったいないことだと思いますから。
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