2013年3月20日水曜日

驚愕のシティリワードカードのサービス改悪?それでも今すぐに楽天プレミアムカードへの影響はないと考える理由


用途ごとに日頃から様々なクレジットカードを利用している管理人ですが、明らかに年会費と比較して破格のサービスが提供されていると感じるカードが2枚存在しています。

それは、シティカードさんが発行する、シティ リワードカードと楽天さんが発行する、楽天プレミアムカードの2枚です。

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改悪を警戒しなくてはいけない程のお得度?とりあえずの旅行用カードとしての楽天プレミアムカードとシティ リワードカード


簡単にシティ リワードカードについて説明すると、シティ リワードカードは3,150円の年会費ながら、旅行やグルメ関連の特典で、一部のプラチナカードに含まれるようなサービスが提供されているため、一部のシティカードさんが発行する上位カードとの逆転現象が生じる原因となっていました。

また、楽天プレミアムカードも、10,500円と一般的なゴールドカードほどの年会費ながら、プラチナカードで提供されることが多い、プライオリティパスの無料での利用可能など、年会費を大きく超えるメリットを享受できるカードとして、とてもユニークな存在と言えます。

今回、そんな2枚のカードのうちの1枚、 シティ リワードカードのサービスに大きな変更が加えられることになりました。

それは、シティ リワードカードによる国際線手荷物無料宅配サービスが利用不可となったというもの。

簡単にこのサービス変更について説明すると、
・対象がMasterCard内カードグレード「ワールド」「プラチナ」に変更
・シティ リワードカードのカードグレードはチタンなので対象外へ
・代替サービスとしては国際線手荷物宅配優待サービスを提供に
・帰国時に、空港からの荷物1個まで500円で発送可能
・出国時にはサービス自体が利用不可に
といったところでしょうか。

参考リンク:
TASTE OF PREMIUM 国際線手荷物無料宅配
ゴールドトラベルサービス国際線手荷物宅配優待サービス
MasterCardさんより)


結果的に、シティ リワードカードの手厚い旅行関連の特典から魅力的なサービスが失われたことを意味します。

とはいえ、現時点では、他の国内高級ホテル優待や国内高級旅館優待、国内ホテル優待などでも、シティ リワードカードが属するチタングレードも対象となっていて、サービス自体も変更が記載されていないため、ほっとしたと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

参考リンク:
TASTE OF PREMIUM 国内ラグジュアリーホテル 
TASTE OF PREMIUM 高級旅館
TASTE OF PREMIUM 国内ホテル
MasterCardさんより)


では、 シティ リワードカード同様、年会費に対してお得過ぎる楽天プレミアムカードにもサービス改悪が起こるのかと、管理人としては余程のことがない限りサービス改悪の恐れはないのではないかと考えています。

というのも、シティカードさんが発行するシティ リワードカードと、楽天さんが発行する楽天プレミアムカードでは、それぞれのカードを巡る状況が全く違うからです。

具体的には、シティ リワードカードにはより上位のカードとして、
シティ リワード ワールド カード (年会費12,600円)
シティ ゴールドカード(年会費12,600円)
ダイナースカード(年会費15,750円)
ダイナースクラブ プレミアムカード(年会費100,000円)
など、年会費と特典との取捨選択が可能な幅広いラインナップが提供されているため、今回のサービス改悪に対して不満が生じても、「より上位の別のカードに切り替えてください」という案内を行うことも可能になっています。

参考リンク:
 ダイナースクラブ プレミアムカード
ダイナースクラブカード
シティ リワード ワールド カード
シティ ゴールドカード
シティカードジャパンさんより)


一方の楽天プレミアムカードの場合、学生向けやビジネス向け、銀行との提携などのカードは存在するものの、実質的には、
楽天カード(年会費無料)
楽天プレミアムカード (年会費10,500円) 
の2種類のみ、ラインナップに存在していると言えます。

そのため、最上位の楽天プレミアムカードの目玉となっているプライオリティパスの無料での利用を改悪するなどすると、カードブランド自体へのダメージが大きく、それをあえて行うことはなかなか考えにくいというのが正直な部分です。

参考リンク:
楽天カード
楽天プレミアムカード
楽天市場さんより)


そういった意味では、プライオリティパスのサービスの廃止や改悪というサービス変更ではなく、年会費の増額や、 楽天プレミアムカードより上位のカードを新設し、そのカードにのみプライオリティパス特典を付与するといった変更が考えられるというのが管理人としての予想です。

とはいえ、楽天プレミアムカードを利用して、プライオリティパスを発行する場合、プライオリティパスの発行から楽天プレミアムカードのサービス自体に変更があったとしても、1年間の有効期限内は利用可能となるはず。
そのため、プライオリティパスの有効期間終了後、あらためて、どのような対策を採用するのか考えるといった形になると管理人自身は考えています。

そうして考えていくと、ここしばらくは楽天プレミアムカードがお得なカードとしての地位を維持するのも可能性としてかなり高いのかもしれないですね。


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