それは、管理人宅で愛用している年賀状作成用の印刷ソフトウェア、カラリオ年賀が提供終了になってしまったことです。
参考リンク：
「カラリオ年賀」の提供終了について
（エプソンさんより）
今回、提供が終了されるカラリオ年賀は機能的にはシンプルな年賀状作成ソフトウェアでした。
しかし、ソフトウェア自体が使いやすいことやイラスト素材の好みが管理人宅に合っていたこと、さらに、それなりに長い期間愛用してきたこともあり、過去の年賀状用のアイディアのストックが多少のアレンジで活用できる状態で多く残されているということもあり、年賀状のシーズンには大活躍していたソフトウェアです。
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シンプルなことは間違いないのですが、それでも、イラスト素材を拡大・縮小機能でうまく活用しながら、配置していくことで、なかなか満足度の高い賀状面のデザインができたいただけに大変残念というのが管理人の素直な感想です。
もちろん、提供が終了したとしても、新たにインストールすることが困難になるだけで、すでにインストールしているカラリオ年賀については、利用すること自体は可能です。
しかし、2013年用の年賀状作成には大きすぎる問題が存在しています。
それは、肝心の年賀状作成用の素材が、ソフトウェアを起動するごとにエプソンさんのサーバーからダウンロードしてきたものを利用している関係で、ソフトウェア自体には素材データは存在しないということ。
そのため、サーバーからの素材データが提供されなくなる今後は、実質的に新たな年賀状のデザインを行うことが不可能ということになります。
もちろん、今回の決定を前に、エプソンさん自身も、２つの代替案を提示しています。
それは
・PRINTOWN 「年賀状特集2013」でのウェブ上からの提供素材の利用
・日本郵便株式会社「はがきデザインキット」の利用
の２つ。
基本的に、エプソンさん自身のウェブ上の印刷補助サービスのPRINTOWNサービスを利用するという選択肢か、 他社である日本郵便株式会社さんの提供する 「はがきデザインキット」への乗り換えをおすすめするというもの。
PRINTOWNへの移行はともかく、 日本郵便株式会社さんの提供する 「はがきデザインキット」もPRINTOWN同様におすすめしているとなると、今後はエプソンさん自身が主体的に年賀状作成のためのサービス提供は行わず、他社のサービスにお任せするようになるのではないかと管理人自身は危機感を覚えました。
やはり、年賀状作成ソフトウェアとプリンターを一括で作成していることは、印刷領域の設定など、印刷ミスによるやり直しを防ぐ意味ではなかなか重要ですから。
逆に、これが失われてしまうとなると、管理人宅の年賀状作成はよりストレスを感じるものになることは避けられません。
ただ、乗り換え先の候補2つも、あまり気乗りするものではないことも事実。
というのも、PRINTOWN自体、ブラウザの機能を利用して動作するソフトウェアですから、安定性という意味では、単独のソフトウェアとして独立していたカラリオ年賀ほど信頼することはできません。
特に、推奨のブラウザがインターネットエクスプローラーということも、管理人が不安を感じる理由の一つです。
また、 はがきデザインキットも、機能の一部に、バックグラウンドのソフトウェア動作を中心に好ましくないと感じる製品をリリースしているAdobeさんのソフトウェア技術を利用しているため、管理人としては積極的にインストールしたいものではないというのも正直な感想です。
とはいえ、もうすでに愛用していたカラリオ年賀は今後利用できないことが決定済みということを考えると、別のソフトウェアへの乗り換えは必須。
そういったことから、有料の年賀状ソフトウェアを購入するのか、それとも、多少のデメリットは我慢しつつも、無償提供の年賀状ソフトウェアを利用するのかも含め、今後数年の年賀状についてもう少し考えてみたいと思います。
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