2015年1月3日土曜日

国内線込みでも実質35,000マイルでパリ往復?成田空港利用のパリ行JAL国際線特典航空券利用は本当に損なのか

コツコツと毎日の生活でJALマイルを貯めている管理人宅ですが、その主な利用目的は夏休みの時期にヨーロッパへと向かう国際線特典航空券の予約なので、かなり満足しながら活用しているというのが正直な部分です。

そんな管理人宅にとって、JALさんの特典航空券予約で面白いと感じることが1つありました。

それが、「国際線特典航空券ディスカウントマイルキャンペーン」と「東京(成田)-パリ線 特典航空券 マイルバックキャンペーン」を併用してのお得な特典航空券の発券です。

まず、この2つのキャンペーンの併用について簡単に説明すると、
・成田空港発着のパリ便利用のエコノミークラス限定のキャンペーン
・日本国内とパリの往復特典航空券が実質35,000マイル発券可能
・予約時にディスカウントマイル分の45,000マイルが必要
・10,000マイルが搭乗翌月下旬にマイル口座にマイルバック
・1,000マイルのJALカード割引との併用は不可
・成田空港までの乗り継ぎ用に国内線の追加も無料で可能
・10,000マイルのマイルバックには専用ページでの登録が必要
・2015年2月28日までに搭乗の特典航空券限定のキャンペーン
といったところでしょうか。

参考リンク:
国際線特典航空券 ディスカウントマイル
東京(成田)-パリ線特典航空券マイルバックキャンペーン
JAL国際線特典航空券 マイル早見表
JALカード割引 国際線特典航空券
JALさんより)


管理人が特に面白いと面白いと感じるのは、予約時に45,000マイル必要で、後になって10,000マイルがマイルバックされる制限があるとはいえ、 通常55,000マイルが必要なJALさんのパリ行きエコノミークラス往復特典航空券が実質35,000マイルで発券可能ということです。

つまり、割引率で考えると約37%オフですから、圧倒的なレベルの割引と言っても言い過ぎではありません。

ただし、注意しなくてはいけないこととしては、
・アクセスの便利な羽田空港ではなく成田空港の利用が必須なこと
・羽田空港国内線乗り継ぎ利用時、成田空港までの交通費が増えること
・一般的にヨーロッパ観光オフシーズンの冬季限定ということ
・冬なので明るい昼の時間帯が短いということ
・寒い時期の旅行なので衣類などの荷物負担が夏に比べて増えること
・ヨーロッパ域内移動で夏より本数や路線が減少するケースがあること
といった冬の時期の旅行独自のマイナスポイントが存在するのも事実です。

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とはいえ、必要マイル数が大幅に少なくなること以外にも、快適性に定評のある最新鋭機ボーイング787を利用したフライトというメリットや、最近は成田空港への都内からのアクセスも格安の高速バスサービスの充実で改善されてきましたから、意外にお得だと感じる方も多くいらっしゃるかもしれませんね。

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ちなみに、成田空港発着のパリ便利用のビジネスクラスを発券した場合も、マイルバックは受けられ、そのマイル数は往復ビジネスクラス利用で、16,000マイルにも及ぶのですが、ディスカウントマイルキャンペーンはビジネスクラスを対象としていないため、割引率は約18%止まり。

つまり、ビジネスクラス利用では、約37%割引にもなるエコノミークラス利用時のような爆発的なお得度は望めません

また、ディスカウントマイルキャンペーンの適応を考えた時、ディスカウントマイルの対象になるプレミアムエコノミーの利用を考える方もいらっしゃると思うのですが、成田発着のパリ便にはプレミアムエコノミーの設定が無いため、マイルバックキャンペーンとの併用が可能になるのは、エコノミークラスのみということになります。

参考リンク:
国際線時刻表一覧
JALさんより)


確かに、パリ観光のオフシーズンと言える冬の時期にのみ活用可能で、さらにアクセス面でのデメリットのためか、羽田発着便に比べ割安になりがちな成田発着便のみ利用可能という大きな制限の存在するキャンペーンというのは間違いありません。

しかし、これほどまで少ないマイルの実質負担で快適な最新鋭機、ボーイング787でパリと日本を往復できるのであれば十分お得なチャンスと考えて良いはずです。

実際、管理人自身も時間的余裕があるのであれば、活用したいと感じるキャンペーンでしたから。

そこまで考えると、お得な特典航空券の利用で、夏とは違ったパリの魅力を気軽に楽しむという選択肢を一度じっくり考えてみる価値はあると思いますよ。




追記:続きの記事を書きました
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