2014年11月13日木曜日

変化するマイルサービスの中からこれから貯めるマイルを選ぶ時に重視している4つのポイント

コツコツと毎日の生活でJALマイルを貯めている管理人ですが、時々考えることが1つあります。

それは、どの航空会社さんのマイルサービスをメインとするべきなのかということです。

というのも、マイルサービスは、航空会社さんが自由にルール変更可能なサービスという事情もあって、必要マイル数の変化など改悪が行われることもあり、その際は、他の航空会社さんのマイルサービスへの乗り換えを実行した方がお得なケースもあります。

では、そのお得度をチェックする時に管理人が考えていることはどんなポイントなのかというと、
1、マイルの貯めやすさ
2、特典航空券獲得の難易度
3、日本からの直行便の有無
4、燃油サーチャージの有無
の4つです。

それぞれ見ていくことにしましょう。

まず1つめの、マイルの貯めやすさは、マイルサービスを利用する中で最も重要なポイントだと管理人は考えています。

なぜなら、どのマイルサービスを利用する場合でも、お得なマイルの活用を実現したい場合、数万マイル以上のマイルを貯めることが必要になるからです。

それを踏まえると、飛行機を利用してマイルを貯める場合でも、クレジットカードの利用でマイルを貯める場合でも、なるべく毎日の生活の中でマイル獲得の機会が多い航空会社さんのマイルサービスを利用することが重要になります。

また、一部海外の航空会社さんのマイルサービスには有効期限が設定されていないものあるので、のんびり貯める目的でそうした航空会社さんを選択するのも面白いかもしれません。


次に2つめの、特典航空券の獲得難易度も、どの航空会社さんのマイルサービスを選択するかを考えた時、重視するポイントの一つです。

確かに、マイルが獲得しやすいマイルサービスは、マイル残高がどんどん増えるため、貯めていて楽しいのですが、実際にお得な活用をしたい時に難しいということも少なくありません。

やはり、マイルが貯めやすいということは、他のユーザーも貯めやすく、一方で、マイル利用時の還元率が最も高くなる特典航空券は数の限られている以上、特典航空券の争奪戦は激しい物になってしまうからです。

最近は、そうした事情に影響されているのか、クレジットカードポイントからJALマイルへの移行サービスが廃止になるなどの変化も現実に起こっています。

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一方、特典航空券の必要マイル数が空席状況に比例する形で変化するマイルサービスも存在し、この場合、特典航空券の利用自体ができないケースは少なくなるというメリットがあるのですが、繁忙期など混みあう時期の特典航空券利用では実際に必要なマイル数が多くなってしまい、結果的にお得度やマイル還元率が大きく低下してしまうのは避けられません。


また3つめの、日本からの直行便の有無も、お休みを利用して国際線特典航空券での海外旅行を楽しむ場合、重要になるポイントです。

なぜなら、直行便以外の選択肢として、乗り継ぎ便や経由便と呼ばれる、目的地以外の空港での飛行機の乗り換えが必要になる旅程も存在するのですが、この場合、乗り継ぎ時の遅延リスクや、飛行距離の増加による必要マイル数の増加などのデメリットが存在するのも事実です。

特に、帰国便で遅延が発生すると、翌日以降の日本国内での予定に影響がありますから、管理人としてはあまり積極的に乗継便を選択したくはないというのが正直な部分です。

また、お金を支払って購入する有償の航空券の場合、乗り継ぎ便を利用する旅程は直行便を利用する旅程に比べ安価に設定されるため、お得度を考えた場合も直行便が有利と言えます。

ただ、ファーストクラスやビジネスクラスでの旅程の場合、飛行機で移動している間のサービスを楽しむという考え方もありますから、乗継便利用でそのサービスを楽しめる回数が増えるというメリットもあるのは忘れるべきではないかもしれませんね。


最後に4つめの、燃油サーチャージの有無もマイルのお得度を考えた時、大切になります。

というのも、JALさんやANAさんなど国内の航空会社さんでは、国際線特典航空券利用時に燃油サーチャージの支払いが必要になっている一方、一部海外の航空会社さんでは、燃油サーチャージの支払いが不要になっているため、特典航空券利用時の支払金額に差が生まれるからです。

特に日本からヨーロッパや北アメリカなど、長距離路線の利用になると、往復で4万円から5万円程度の燃油サーチャージの支払いになるため、その有無の影響は大きいと感じています。

とはいえ、燃油サーチャージの支払いが不要な航空会社さんのマイルサービスの場合、必要マイル数が多く設定されていることもあり、実際の1マイルあたりの価値を比較した場合、燃油サーチャージの支払いが必要な航空会社さんのマイルサービスとのお得度にそれほど大きな差は存在するわけではないというのが管理人の実感です。


そういったポイントをチェックした上で、管理人宅では今現在、メインのマイルサービスとしてJALさん、サブのマイルサービスとしてデルタ航空さんを選択しています。

JALさんの場合、飛行機の利用はもちろん、JALカードの利用やJALカードからのWAONチャージ、Pontaポイントやドコモポイントなどポイントサービスからの移行で、マイルを貯めやすいことがJALマイルを選択している一番の理由になっています。

また、デルタ航空さんの場合、マイルの有効期限がなく、さらに、他の航空会社さんの日本国内線利用でもれなく500マイルが付与されるキャンペーンの継続や海外での提携サービスの多さもあって、のんびり気長に貯めるマイルサービスとして選択しています。


確かに、マイルを貯めるとなると、どの航空会社さんを選択するのかといったことから始まり、マイルを貯めるための戦略作り、そして実際に貯まったマイルの活用など、複雑に感じる部分も数多くあるのですが、それでも、活用できた時の恩恵はとても大きく、管理人自身楽しみながら継続しているのも事実です。


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