スタンプカードが好きなんですっ！: PontaポイントからJALマイルへの交換全面解放で特典航空券予約はますます難しくなるのか

2014年11月11日火曜日

PontaポイントからJALマイルへの交換全面解放で特典航空券予約はますます難しくなるのか

コツコツと毎日の生活でJALマイルを貯めている管理人にとって、昨日、少し気になるニュースがありました。

それがこれ、PontaポイントからJALマイルへの交換制限がなくなり、全ユーザーがPontaポイントからJALマイル、そしてJALマイルからPontaポイントへの交換が解放されることになるというものです。

参考リンク：
JALとロイヤリティマーケティングが提携　PontaポイントとJALマイレージバンクがより便利に
（JALさんより）

というのも、これまでもPontaポイントとJALマイル間の交換自体は可能だったのですが、すべてのユーザーが無制限に利用できたわけではなく、JMBローソンPonta VISAカードというクレジットカードを発行したユーザーのみに限られたサービスとして提供されてきました。

実際、管理人宅でも、Pontaポイントが多く貯まっていたため、2013年にJMBローソンPonta VISAカードを申し込み、PontaポイントをJALマイルへの交換しています。

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そうした事情が変化し、クレジットカードのJMBローソンPonta VISAカードを持たない方でもJALマイルへの交換が可能になるということで、嬉しいニュースと感じる方も多いはず。

ただ、管理人として気になるのは、Pontaポイントから交換されたJALマイルが増加することで、今後、JALマイルを利用した特典航空券の予約難易度がどのように変化するのかということです。

というのも、JALマイルが多く出まわるのであれば、元々数の限られている特典航空券の予約の難易度は高くなるのが自然だと考えているからです。

ただ、管理人個人としては、今回のPontaポイントからJALマイルへの交換制限解放の影響はそれほど大きなものではないと予想しています。

なぜなら大量のPontaポイントをJALマイルに交換する必要があった方はもうすでにJMBローソンPonta VISAカードの発行を完了し、これまでもPontaポイントをJALマイルへ交換してきたケースが多いと考えられるからです。

そのため、今後、PontaポイントからJALマイルへの交換はほぼ確実に増え、全体的に特典航空券の予約難易度は上昇するでしょうが、ヘビーユーザーのマイルへの交換は限られ、それほど明確な悪化は発生しないはずです。

ただ、これまでよりも気軽にJALマイルへの交換が可能になるということで、必要マイル数の少ない国内線や近距離路線を中心とした国際線では、他の路線やより多くのマイルの必要な上級クラスに比べ、少しずつじわりじわりと状況に変化は生じるリスクは十分警戒する必要はあります。

それ以上に管理人が危機感を感じているのは、近年のANAさんでのマイル大盤振る舞いによる特典航空券予約の難易度の大幅な上昇の結果、JALさんのマイルを利用する特典航空券ユーザーの増加です。

それに加えて、2010年の破綻前後に、マイル消失リスクを回避するため、JALマイルを消費し尽くしたユーザーや、JALさん以外の航空会社さんに切り替えていたユーザーが想像以上に多く存在していたためか、2010年以降、JALさんの特典航空券は他の航空会社さんに比べ予約が簡単という印象を感じていたのですが、逆に2014年以降の予約では、2013年までとは明らかに違うと感じるようになりました。

参考リンク：
日本航空
（Wikipediaさんより）

やはり、JALマイルユーザーにとっては先が見えない大変動の時期となった2010年から3年以上の時間が経過し、マイルの有効期限の3年間をフルに使って十分なマイルを貯めている方が少しずつ増え、そうしたマイルが特典航空券獲得に活用され始めたのかもしれないと管理人は考えています。

どの航空会社さんでも、貯めることよりも実際に有効活用することが難しいと言われるマイルだからこそ、今回のニュースのようなマイル獲得難易度の動向や変化は今後も注視していく必要がありますね。

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