2014年9月6日土曜日

2014年版フィレンツェの高級アウトレット、ザ・モール(THE MALL)に公共バスを使って行ってきた


2014年夏に管理人宅で楽しんだヨーロッパ個人旅行では、イタリア国内も周遊し、その目的地の1つに、フィレンツェにある高級アウトレット、ザ・モール(THE MALL)も含まれていました。

さて、そのザ・モール(THE MALL)について簡単に説明すると、
・イタリアのフィレンツェ近郊にあるアウトレット
・各種有名ブランドを取り扱い
・開館時間は10時から19時まで
・祭日など特別に20時まで開館することもあり
・交通手段は公共バスや小型のバスにシャトルバスサービス
・公共バスはサンタ・マリア・ノヴェッラ駅近くのバスターミナルから
・通常の駅前にあるバス停を利用することは不可
・公共バスの乗車時間は片道50分前後
・公共バス料金は片道5ユーロ
・チケットはターミナルやザ・モール内のカフェなどで購入可能
・フィレンツェからは8時50分から18時まで運行
・ザ・モールからは9時45分から19時20分まで運行
・運行間隔は約30分から1時間程度
・免税手続きも可能
・荷物の多い方にはシャトルバスサービスがおすすめ
といったところでしょうか。

参考リンク:
ザ・モール取り扱いブランド
ザ・モールへのアクセス
ザ・モールさんより)

ザ・モール
Wikipediaさんより)


ザ・モールに向かう場合、
・公共バス
・シャトルバスサービス
・電車とタクシーの組み合わせ
など、様々な移動手段が選択可能なのですが、管理人宅ではそれほど大きな商品の購入は予定していなかったこともあって、公共バスを利用しました。


ただし、公共バスを利用した場合、大きな荷物はバスのトランクルームに入れる必要があるため、紛失リスクが高くなるのは避けられません。

そういった事情がある以上、バスの客室内に手荷物として持ち込めない量の商品を購入する予定があるという方は、公共バスではなく、シャトルバスサービスを利用するのがおすすめだと管理人は考えています。



さて、実際に公共バスでザ・モールに向かう時、必ず訪れる必要があるのが、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅近くにあるバスターミナルです。

ここで注意しなくてはいけないのは、このバスターミナルはサンタ・マリア・ノヴェッラ駅の近くに立地しているものの、隣接しているわけではなく、完全に別の建物だということです。

ただ、道路を挟んだ反対側にすぐ見つかりますから、地図や上の写真を参考に探してみても特に不安は感じないはずだと考えています。

さて、バスターミナルに到着した後に行わなくてはいけないことは2つあります。

それは、
1、ザ・モール行きバスの乗り場を探す
2、ザ・モール行きのバス乗車のためのチケットを購入する
というものです。

1つめの、乗り場は電光掲示板にザ・モール(THE MALL)と書かれている表示を探すだけですから、すぐに見つかるはずですが、2つめの、チケット購入は、やや注意しなくてはいけないかもしれません。


というのも、バスの出発時刻近くになると、多くの乗客がチケット購入窓口に並ぶため、購入までに10分近くの時間が必要になるケースもあるからです。

そのため、バス出発時間直前にバスターミナルに到着するのはおすすめできないと管理人自身は感じています。

また、このチケット購入時には、帰りの分のチケットの購入も可能です。
その際は特に割引もなく、合計10ユーロで片道乗車券が2枚渡されるだけですが、そのまま往復で利用できるため、問題はありません。



バスに乗車する時には、運転席近くにある刻印機にチケットの矢印から差し込むだけです。

ちなみに、うまく刻印できない場合は、ドライバーさんがすぐに手助けしてくれますから、特に心配する必要はないでしょう。


また、バスは4列シートタイプ、さらに自由席で先着順の乗車ですから、同行者と隣同士の席になりたい場合は、バス到着前から列に並んで待つなどの工夫は必要です。


バスが出発して50分ほどザ・モール到着まで時間が必要ですが、その際、通行するのは山の中の高速道路が大半ですから、いかにもトスカーナ地方と感じる風景に出会うことはないのは多少残念な部分といえるかもしれません。


ザ・モールに到着すると、大小の綺麗にメンテナンスされた建物が目の前に表れます。


芝生や遊歩道もゆったりと整備され、のんびりとお買い物を楽しむことができる環境になっていますね。


ちなみに、人気のブランドによっては入場制限が行われた結果、お店の前に行列が続いている状況が見られたり、店員さんの接客が追いつかず決済がすぐに行われないことも。

そのため、滞在時間は思っているよりも多く確保しておいた方が良いかもしれません。

さて、お買い物を楽しんだ後は、フィレンツェに戻ることになるのですが、管理人宅では帰りも公共バスを利用することにしました。

ちなみに、公共バス乗り場はそれほど目立つものではなく、さらにザ・モールに到着した時の場所とは異なるので少し注意が必要かもしれません。


しかし、到着時にバスを降りた場所の道路を挟んだ位置にバスの停車位置を示す表示があります。


さらに、その近くには公共バスの出発時間が記載された時刻表もあるため、この時刻表前から続く列に並んでバスを待つのがおすすめです。

ここで注意しなくてはいけないポイントとしては、公共バス乗り場の近くには免税手続きを行うオフィスの窓口があり、その窓口に並ぶ行列が長く続いていることがあるため、その列を公共バスと勘違いしてしまわないように気をつけるべきかもしれません。


ちなみに、公共バス自体は何種類かのカラーリングで運行しているようで、行きと帰りでバスのデザインが異なるケースがあるかもしれませんが、運行しているBUSITALIA社さんのロゴが描かれているバスで、さらに行き先がFIRENZEと表示されているバスに乗るのであれば問題はありません。

一方で、様々なツアーなどのバスも公共バス乗り場で乗車が行われますから、その際に間違って公共バス以外のバスに乗ってしまうことのないように気をつけるべきです。

もちろん公共バス以外のバスでは乗車時にチェックされるため、可能性としては少ないとは思うのですが、万が一、そうしたバスに乗ってしまうと、フィレンツェ以外の遠く離れた街に行ってしまうリスクもありますから。

また、公共バスの列では、乗車のタイミングで、割り込みを狙っている利用者も存在するため、自分自身の前に並んでいる利用者との間に隙間を作らず、割り込みが行われることがないように気をつけるべきでしょう。

というのも、バスの運行間隔が1時間に1本の時間帯には公共バス利用者が殺到し、すべての乗客がバスに乗車できないケースも存在するからです。

また、公共バスのトランクルームを利用して商品を持ち帰る場合、紛失のリスクが高くなるのは避けられませんから、高価で大きな商品を購入した場合は、公共バスではなくシャトルバスサービスを利用すべきだと、フィレンツェ行きの公共バスの乗車時と降車時の混雑具合を実際に見た管理人は強く感じています。




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