2014年夏のヨーロッパ個人旅行では、管理人宅で初めて体験する旅程が1つ存在していました。
それが、アイルランドを本拠地とし、ヨーロッパ各地を結ぶ格安航空会社(LCC)として有名なライアンエアー(Ryanair)さんの利用です。
ちなみに、管理人宅では今回、イタリアのミラノにあるベルガモ空港からドイツのフランクフルトにあるフランクフルト・ハーン空港への移動で利用することに。
では、なぜ管理人がこれまでライアンエアーさんを利用しなかったのかというと、管理人がヨーロッパ域内でメインの格安航空会社さんとして利用しているeasyJetさんに比べ、料金的に安価なものの、主要都市からかなり離れた空港を利用しているため、都市と空港間の移動にコストと時間が必要になるため、貴重なお休みを利用している海外個人旅行中の利用は避けたいと考えていました。
ただ、今回は旅程の関係で、ミラノからフランクフルトまでの移動でどうしてもライアンエアーさんのフライトを利用しなくてはいけない事情があったため、選択したというのが正直な部分です。
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では、実際、初めてのライアンエアーさんの利用はどのようなものだったのか?
まず、管理人は朝8時25分発のフライトを選択したのですが、イタリアとドイツ間のEU圏内の国内線扱いとは言え、遅くとも出発の1時間前には空港に到着している必要があります。
また、今回利用するベルガモ空港は、これまでにも利用したことのあるマルペンサ空港やリテーナ空港とは異なり、一度も利用をしたことがない初めての空港です。
そのため、バスでの移動時間約50分を加え、朝の6時前には出発することにしました。
さて、鉄道駅との接続のないベルガモ空港へはミラノからはバスを利用して移動が一般的です。
実際、早朝にも関わらず、ミラノ駅前のバスターミナルからは様々バス会社さんによってバスが運行されているため、早朝の出発でも全く問題はありませんでした。
ちなみに、管理人宅で今回利用したバス会社さんは約30分間隔でベルガモ空港行きのバスを運行していて、その料金は大人1人5ユーロとリーズナブル。
リーズナブルだからといって古いバスを利用するといったデメリットはなく、特に不満を感じることはありませんでした。
バスに乗車して50分ほどが経過し、到着したベルガモ空港はシンプルながらも綺麗なターミナルを持つ空港です。
また、ターミナル自体もそれほど広いものではないため、チェックインカウンターやセキュリティエリアへの入り口なども見つけやすいと感じました。
さて、ライアンエアーさんのフライトを利用する場合、空港に到着した際に忘れてはいけないことがあります。
それがVISA CHECKと呼ばれる手続きです。
具体的には、オンラインチェックインと印刷を完了した搭乗券(Boarding Pass)とパスポートを提示し、搭乗券にスタンプを押してもらうのですが、これを忘れた場合、搭乗を拒否されるとしっかり記載されているため、ライアンエアーさんを利用する方は絶対に忘れるべきではありません。
ちなみに、ベルガモ空港では、預け入れ荷物を預けるためのカウンターの近くにVISA CHECKというボードを掲示したカウンターが用意され、そこで手続きが行われています。
そのカウンターの前には行列があったのですが、他の預け入れ荷物用のカウンターとは異なり、VISA CHECKの手続自体は短時間で完了するためか、スムーズに列は進み、すぐにVISA CHECK済みを示すスタンプを押してもらえました。
上の写真は、機内持ち込み手荷物に関する条件を掲示した看板を撮影したものですが、機内持ち込みサイズのスーツケースとハンドバッグなどの小さなバッグの合計2つ持ち込めることが記載されています。
実際、こうしたルールがあるためか、機内持ち込み手荷物のサイズチェックはeasyJetさんに比べるとかなり緩やかで、それが嬉しいと感じる方も多いかもしれません。
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VISA CHECKや荷物の預入が完了すると、セキュリティチェックを通過するのですが、国内線扱いということもあるのか、厳しいと感じるものではありません。
さて、セキュリティチェックを完了し、指定されたゲートを通り過ぎると、飛行機に乗り込むためのボーディングブリッジは無く、階段を降り、徒歩で飛行機に向かうことになります。
駐機場にはライアンエアーさんの飛行機ばかりが並んでいるのですが、その様子から見ても、ミラノのベルガモ空港がどれほどライアンエアーさんによって活用されている空港なのか理解できるように思いました。
機内へは機体前方と機体後方の2つの入口から入ることになります。
ちなみに、飛行機自体は古さを感じたりするものではなく、前の席との間隔も狭いと感じるものではありません。
ただし、リクライニングはまったくできないように設計されている座席のようで、長時間のフライトの場合、こうした部分に不満や制限を感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
フライト自体は予定よりも10分ほど早くにフランクフルト・ハーン空港に到着しました。
その際には、機内のスピーカーから、定時到着できたことと、それを誇っているライアンエアーさんの自動メッセージが放送され、乗客からは自然に笑い声が聞こえるシーンも。
もちろん、到着後、飛行機を降りて空港ターミナルに向かう時も徒歩です。
フランクフルト・ハーン空港のターミナルは、ミラノのベルガモ空港よりもシンプルで、必要最低限という印象を感じるものでした。
ただし、清掃や修理などメンテナンスには一生懸命なようで、空港の利用で特に不便を感じるものではありません。
こうして無事、ドイツのフランクフルト・ハーンに到着した管理人ですが、次にフランクフルト市内行きのバスに乗る必要がありました。
次回の記事では、実際にフランクフルト・ハーン空港からフランクフルト市内へのバスを使った利用をまとめてみたいと思います。
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追記:続きの記事を書きました
フランクフルト・ハーン空港からフランクフルト国際空港やフランクフルト中央駅までバスを使って移動してみた
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