管理人がコツコツ貯めたマイルの国際線特典航空券での活用を考えている時、リスクとして考えていることが2つ存在しています。
そのリスクとは、
「国際線特典航空券予約開始の330日前までに必要マイル数が貯まるのか」
ということ、そして、
「330日前までに貯まらなかった場合、必要マイル数が確保されるまで空席は残っているのか」
ということです。
特に、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始を含んだ繁忙期と呼ばれる時期は、マイルを利用した国際線特典特典航空券の競争率はとても高く、希望の旅程を確実なものにしたい場合、できるだけ早い時期の予約が必要なのは間違いありません。
参考リンク:
JAL国際線特典航空券の予約お申し込み
国際線予約開始日のご案内
(JALさんより)
では、330日前までに予約に必要なマイルが確保できず、マイルが貯まる前に特典航空券の空席が無くなってしまった場合、どのような対策が取れるのかということですが、マイルを活用したものとしては基本的に2つ存在しています。
その2つとは、
1、必要マイルが貯まり次第、空席待ちを依頼する
2、マイルをe JALポイントに交換して有償の航空券を購入する
というものです。
まず、1つめの空席待ちですが、確かに直前期には有償で販売されている座席から特典航空券へ割り当てられるため、空席待ちから座席が確保されるケースが意外に多いのも事実です。
しかし、夏休みでもお盆の期間や冬休みでも大晦日やお正月の三が日前後は通常の航空券も満席になる可能性も高く、その期間の空席待ちを申し込む場合、確実性が高いとは言えません。
そうなると、現実的な選択肢になるのがマイルをe JALポイントに交換して有償の航空券を購入するというものです。
このe JALポイントについて簡単に説明すると、
・10,000マイル=15,000ポイントで交換可能なポイント
・JALホームページでの航空券などの支払いが可能
・特典航空券の燃油サーチャージや税金の支払いも対象
・航空券購入に利用した場合、マイルも通常通り加算
・有効期限は1年後の月末まで
・会員本人と二親等以内の親族が利用可能
・利用後にキャンセルを行った場合の払い戻しは一切不可
というものです。
参考リンク:
e JALポイント特典
(JALさんより)
では、このe JALポイントを利用して、ヨーロッパ行きの航空券を予約した場合、どのような形になるのか?
実際に、2015年8月の時期の今現在予約可能な東京とパリ間の往復の航空券を購入する場合を考えてみると、
2015年8月1日(土曜日)出発、8月9日(日曜日)のダイナミックセイバー7 タイプFでは、
運賃が136,000円
燃油サーチャージと税金などが60,730円
合計196,730円
となります。
ちなみに、このダイナミックセイバー7 タイプFという料金は、JALさんの販売する国際線航空券では最も安価な料金設定になっていて、同じ日程の航空券をJALさんから購入する場合、これより安価な価格設定は行われないものです。
参考リンク:
ダイナミックセイバー
(JALさんより)
また、マイルの積算は、往復分で
通常のJMB会員:6,194マイル
JALカード会員:6,814マイル
JALカードツアープレミアム利用時:13,008マイル
となっています。
参考リンク:
マイル数をしらべよう
区間マイル一覧
JALカードツアープレミアム
(JALさんより)
さて、e JALポイントを利用してダイナミックセイバー7 タイプFを購入した場合、様々なお得度の考え方が存在するのですが、仮にヨーロッパまでの特典航空券交換に必要な55,000マイルが手元にあり、それをe JALポイントに交換したケースを考えてみることにしましょう。
50,000マイルをe JALポイントに交換すると、75,000円分になり、残りの支払額は121,730円。
そのうち、 燃油サーチャージと税金などの60,730円は特典航空券を利用する場合でも、支払う必要がありますから、61,000円の負担額の増加ということになります。
ただし、手元には、e JALポイントに交換できなかった5,000マイルに加えて、6,000マイルから13,000マイル程度新たに加算された形で残るわけですから、 実質的な負担額の増加は61,000円よりもずっと少ないと考えても良いはずです。
そのため、管理人としては、希望する日程の特典航空券が満席で、ダイナミックセイバー7 タイプFなど安価な有償航空券が予約可能なのであれば、航空券の値上がりが行われてしまう前に購入しても、それほど損失は大きくないと考えているのも事実です。
やはり、空席待ちを行った後、ドキドキした状態で予約の確定を待つことだけは避けたいですから。
また、今回のケースではエコノミークラスについてのみ考えてみたのですが、これはプレミアムエコノミーやビジネスクラス、さらにはファーストクラスをe JALポイントを利用し、有償で購入した場合、負担マイル数に比べて、支払い金額が大きくなり、とても割に合うものではないからです。
そういった意味では、エコノミークラス限定の特典航空券が予約できなかった時の最終手段と考えるべきかもしれません。
ちなみに、e JALポイントを利用して、航空券の購入を行った場合、キャンセル時には一切、e JALポイントの払い戻しが行われないので、その部分は特に注意し、日程を確定する必要があるのは忘れるべきではないでしょう。
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