2014年9月15日月曜日

仕事帰りでもそのままパリへ?管理人がパリ行きの特典航空券では羽田発のエールフランス深夜便ばかり選ぶ理由

毎日の生活の中でコツコツとJALマイルを貯めて、特典航空券に交換することで、主にヨーロッパへの海外個人旅行を楽しんでいる管理人宅ですが、ここ数年好んで利用しているフライトが存在しています。

それが、エールフランスさんがJALさんとコードシェア便として運航するAF293便(JL5057便)です。

このAF293便(JL5057便)について簡単に説明すると、
・羽田空港とパリのシャルル・ド・ゴール空港を結ぶフライト
・運行はエールフランスの乗員と機材で行う
・JALのコードシェア便として利用可能
・JALマイルを利用してJAL便としての特典航空券も発券可能
・3月の終わりから10月の終わりまでの夏ダイヤは
 22時15分頃羽田空港発
 翌日4時頃パリ シャルル・ド・ゴール空港着
・10月の終わりからの冬ダイヤは
 0時30分頃羽田空港発
 翌日5時30分頃パリ シャルル・ド・ゴール空港着
といったところでしょうか。

参考リンク:
国際線時刻表一覧
JALさんより)


管理人が特に気に入っているのが、このAF293便(JL5057便)の場合、都内からのアクセスの良い羽田空港から深夜に出発するということで、お休みが取りにくい場合でも、お仕事が終わった後、そのまま出発することすらできる時間設定になっていることです。

もちろん、管理人宅でも、さすがにお仕事帰りにそのままパリに行くということは選択しないのですが、それでも、夜の眠っているべき時間帯に飛行機で移動し、起床後はそのまま、朝を迎えたパリの街に出発することができるフライトですから、貴重なお休み中の時間を最大限活用するためには、とても良い選択肢だと管理人自身感じています。


ただし、このAF293便(JL5057便)ですが、すべてのパリを旅行する方におすすめできるのかというと、残念ながらそうではないのも事実です。

管理人がそう考える理由とは、
1、1日目の旅程が過酷になりやすい
2、早朝到着のため、公共交通機関での移動が制限される 
という2つです。

まず、1つめの理由の、1日目の旅程が過酷になりやすいというのは、一見、パリに到着するのが翌日の4時頃ということで、それほど大きな影響はないと感じる方も多いかもしれません。

しかし、実際、飛行機の中では、到着の前に朝食が始まるため、到着の2~3時間前にはライトが点灯し明るくなります。

その結果、特に配慮を行わない場合、現地時間の午前2時から3時頃の早朝時間帯から夜の時間帯までの十数時間もの間、しっかり活動を行うことになってしまうのは避けられません。

ちなみに、管理人宅の場合、朝6時頃から動き始める高速鉄道の始発を利用するなどして、パリからフランスの周囲にある国々の都市へ観光に向かうのですが、フルに1日目の観光を終えた後は、管理人もしっかりと疲れを自覚してしまうほど。

そのため、1日目は意識して早い時間帯にホテルに戻ることができるように、やや控えめな日程作りがおすすめです。

もちろん、昼や夕方、そして夜間のライトアップと様々な表情を見せるヨーロッパの街並みを存分に楽しみたいという強い気持ちも理解できるのですが、深夜便に乗り、さらに休むことなくそのまま十数時間活動した身体は想像以上に疲れていますから、旅行の後半にかけて体調を崩さないためにも、初日の無理は禁物だと管理人自身も考えています。


次に、2つめの、公共交通機関での移動の制限も意外に重要なポイントです。

というのも、AF293便(JL5057便)は夜の遅い時間帯に羽田空港を出発する深夜便ですから、パリのシャルル・ド・ゴール空港には早朝の時間帯に到着するフライトになっています。

特に、朝4時頃の到着を予定している夏ダイヤの場合、実際には3時30分頃には到着していることも多く、その時間帯の公共交通機関は制限されているのも事実。

管理人が好んで利用している公共交通機関の場合、
・エールフランスバス :5時45分始発
・鉄道RER B線: 4時56分始発
となっているため、タクシーなどを利用しない限り、到着直後すぐの移動はできず、1時間から2時間ほど空港で待つ必要があります。

この他にも、公共交通機関としては、パリの東駅に向かう深夜運行のバスもあるのですが、深夜から早朝の時間帯のバス利用ということもあって、管理人宅としては積極的に選択肢には加えていないという事情があります。

参考リンク:
パリ到着時のシャルル・ド・ゴール空港情報
エールフランスさんより)


ちなみに、パリ郊外からパリ中心部へと通勤される方が多く利用する、鉄道RER B線の始発ですが、管理人宅で利用してきた限りでは、最低限の注意を行う限り、特に治安に不安を感じることはなく、利用が可能です。

ただし、通常の電車ですから、大きなスーツケースを置くための設備やスペースはない一方、パリ中心部に近づくにつれて、電車の中は混み合ってきますから、サイズの小さい荷物だけを持っている時の利用に留め、大きな荷物を持ち運ぶ必要がある時にはエールフランスバスを待つか、タクシーを利用した方が快適な旅行のスタートになるかもしれませんね。


とはいえ、パリはもちろん、ヨーロッパでの旅行を最大限楽しむためにはとても良いフライトなのは間違いありませんから、注意点をきちんと確認した上で、AF293便(JL5057便)でのパリ行きを選んでみるというのも、なかなか面白いと思いますよ。

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