2010年11月3日水曜日

ヒトは無意識に準備する生き物であるらしい ~買うしか無いと思わせる新型MacBook Airの衝撃~

管理人の周りのガジェット好きの間でもある意味、異様なほどの盛り上がりを見せる新型MacBook Airですが、実際に触らせてもらうと、確かにこれはすごいと思わせるものがあります。

というよりも、今モバイルを購入するならこれしか選択肢がないと思うくらい。

以前の記事で書いたように、管理人も3年ぶりにモバイルPCの買い替えを企んでいるのですが、Macでもいいかなと思わせる性能とコストパフォーマンスの良さを持っているものが新型MacBook Airだと思いました。

Macへは今まで購入したWindowsのソフト資産が引き継げないと言っても、今急速に進むアプリケーション自体のクラウド化と各種ユニバーサル版のソフトウェアが解決してくれるように思います。それに最悪の場合、仮想的にMac上でWindowsを動かせばいいだけ。

管理人の行う作業の中で負荷の多いものと言っても、動画ファイルのエンコード、あるいはPDFファイルの文字認識くらい。それだったら、早いことに越したことはありませんが、自宅のデスクトップで一晩中でも実行してもらえればいいだけで、わざわざモバイルにその性能を求めるつもりはゼロです。テキスト関連やウェブに関するタスクなら問題になることは皆無でしょう。

ただ、今後に向けての、のびしろがはっきり見えるのは気になるんですよね。のびしろというか言い換えると出し惜しみといってもいいかもしれません。

ディスプレイサイズやSSD容量によるCPU性能の選択自体の差別化などは、やはりある種の抱合せ感を感じます。こういう部分は次回のマイナーアップデートで改善され、自由にCTOできるんだろうなとぼんやり思い描く部分です。iPadでも同様に感じて素直に飛びつけない部分でした。
(とはいっても、88,000円からの価格を実現しているわけで、製造の効率化がこの最初からの低価格を提示する要因になっているとなると出し惜しみというのは的外れかも)

ただ、現状で新型MacBook Air意外でこれくらいのストレスフリーの操作感を実現できるモバイルは思いつかないので、世の中は「新型MacBook Airとそれ以外」に強制的に区分けされてしまったように思います。
となると、アップル以外のメーカーは相当厳しいことになりますね。さらに数万円出せば新型MacBook Airが買えるという条件下で勝負するわけですから。

管理人さえ、新型MacBook Airを知って、見て、触れて、「これでいいや」と思わざる得ませんでしたから。
実際、iPod→iPhone・iPod touch→iPadときてアップル製品が一般的になるに従って、各種サイトが提供するアップル製品に関する情報もまた一般的に思えるようになりました。

そういった情報で、期間限定でMacアプリの無料ダウンロードがあると告知されると「手間がかかるわけではないのでとりあえずダウンロードしておくか」という風に思っていたりも。管理人自身はMacを所有していないのにも関わらずです。無意識であっても、いつか所有することになるMacのために準備していたんですね。必要ないならダウンロードすら必要ありませんから。

そんなことを思い起こしてみるとiPod→iPhone・iPod touch→iPad→Macの流れは無意識化でユーザーにMacデビューをさせる緩やかであっても壮大で強力な試みだったと言えると思います。

まぁ・・・、ながながと書きましたが、「新型MacBook Air買う、決めた!」ってことなんですけどね、要約すると。

追記:
続きの記事を書きました

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