2010年11月2日火曜日

自炊と買取と区分けと

ScanSnapを購入してから3ヶ月と少しが経ちました。

今のところスキャンしたページ数は50000枚弱。書籍数は400冊ちょっと
内訳はカラーページを含む雑誌などが中心です。

裁断してからコツコツ、スキャンしたつもりなのですが、400冊という数字にしてみると意外と少なく感じます。雑誌ほど1冊当りの体積は大きくないのですが、所有数の多い小説・活字関係がまだ手付かずなので先は長いようです(汗)

さて、電子書籍を自炊するようになって意識するようになったのは、書籍の区分けについてです。

その書籍が管理人自身にとってどれだけ重要かを考えるようになりました。
それも本に接するときは常に。

大きく分けると3つの区分けです。

重要度別に

1、スキャンせずに手元に置くもの

・写真集や画集などの印刷の美しさが重要なもの。
・雑誌等でも再度の入手が困難で、知人に貸出したりしうるもの。

2、スキャンして電子書籍化するもの

・何度も繰り返し見直す必要のあるもの。
・持ち運ぶには重さや体積が大きく現実的ではないもの。
・辞書やレファレンスとしてすべてを持ち運ぶことに意味があるもの。
・今は読まないが、捨てると二度と手に入らない雑誌。

3、スキャンせずに処分するもの

・ジャケット買いや、評判を参考に買ってみたが合わなかったもの。



新たに接する書籍もこの分類のどこに当てはまるか考えると買う買わないの区別がついて面白いですね。

個人的に一番難しいのが、2と3の区別。今までに4回ほど、ブックオフオンラインなどの古本買取サービスを利用していますが、一回30冊以上なので、120冊以上は処分している計算になります。



その時、結構迷いますよね。今後絶対に必要じゃなくなるのかどうか。友人に地元の図書館に寄贈するという処分の方法を選択している人もいますが、自治体によっては著者以外からの寄贈を受け付けていない場合もありますから。

ただ、そうやって迷いながらも区分けしてスキャンであったり、処分してきた経験から、基本的に管理人は専門書やデザイン関係、あとは芸術関連以外の書籍購入はやや少なくなりそうです。

数年に一度こういう自分の読書傾向、あるいは書籍購入予定の診断・リバランスはなかなかいいものかもしれません。

さらに、副次的な効果として、部屋が広くなって居住性が上がることは間違いなしですから、書籍自炊は今後も止められそうにありません。




FUJITSU ScanSnap S1500

注意:書籍自炊をするなら間違いなくScanSnap S1500の一択。一番怖いスキャン時に2枚以上の紙を一度に取り込む、重送による失敗がゼロになるのが最大の魅力です。作業効率から言っても、10冊以上書籍をスキャンする人はこれ以外を購入しても、結局ScanSnap S1500を購入することになりがち(汗)

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