コツコツと毎日の生活の中でJALマイルを貯め、特典航空券として毎年の個人旅行などに活用している管理人宅ですが、これから先、数年以内に実現したいと考えていることがあります。
それが、JALマイルを利用して、ヨーロッパ行き国際線のファーストクラスの特典航空券を予約することです。
ではなぜ管理人がファーストクラスの特典航空券の予約を目標の1つに考えるようになったのか？
その理由は、今後、特典航空券でのファーストクラスの予約が次第に難しくなると予想しているからです。
というのも、最近は、ビジネスクラスのシートやサービスの向上がそれぞれの航空会社さんで積極的に行われ、その結果、ビジネスクラスとファーストクラスの差が明確なものでなくなるに従って、ある程度の長距離路線でも、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスのいずれかのシートしか設定されていないというケースが見られるようになってきました。
参考リンク：
JAL SUITE導入路線
（JALさんより）
今後、そうした傾向が継続すると、ファーストクラスが設定されている路線数自体が減少するだけではなく、マイルを利用した特典航空券での利用も競争率が高くなることが予想できます。
そのため、管理人の予想では、マイルを利用した特典航空券でファーストクラスに搭乗するのであれば、今後数年、長くても10年間が貴重なチャンスと言えるのではないかと考えています。
ただし、マイルを利用した特典航空券でファーストクラスを利用することを考えた場合、２つの難点をなんとか解決しなくてはいけません。
その難点とは、
１、ヨーロッパ線の場合、大人１人120,000マイルが必要
２、予約可能な座席数が少なく、競争率が高い
という２つです。
まず、１つめの、必要マイル数ですが、ヨーロッパ線でのファーストクラスの特典航空券利用を考えた場合、大人１人120,000マイルが必要になります。
管理人宅の場合は、海外個人旅行では、管理人と管理人の家族の２人分の特典航空券が必要になりますから、合計240,000マイルをJALマイルの有効期限となる最長３年間で貯める必要があるということです。
参考リンク：
JAL国際線特典航空券 マイル早見表
JALマイルの有効期限は36カ月間！
（JALさんより）
その場合、240,000マイルを3年間の36ヶ月で割ると、1ヶ月あたり約7,000マイルずつ貯めるという計算になります。
とはいえ、今現在、管理人宅でメインのカードとして利用しているMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの場合、利用毎にカードポイントが貯まるのですが、そのポイントの有効期限が3年で、それをJALマイルに交換した場合、マイルの有効期限自体は交換完了後からさらに3年になります。
そのため、最大で6年近い期間が与えられますから、それほど厳しい条件ではないと考えているのも事実です。
管理人作成の関連記事：
実質年会費10,500円のプラチナカード？海外旅行用にMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを申し込んでみた
参考リンク：
マイレージプログラム
（三菱UFJニコスさんより）
次に、２つめの、座席数が少ないことによる高い競争率についてですが、予約の確保が難しいとはいえ、全く空席が存在しないと言うわけではありません。
確かに、繁忙期と呼ばれるゴールデンウィークや夏休み、年末年始を含んだ冬休みの時期はファーストクラスを含め、特典航空券の空席を確保することは難しい状況です。
しかし、そうした繁忙期以外の期間で、さらに予約開始受付直後の便であれば、大人2人分のファーストクラスの空席も意外に多く予約可能になっています。
また、万が一、往復でのファーストクラス予約が難しい場合でも、行きはファーストクラス、帰りはビジネスクラスというように、片道ずつ異なるクラスを組み合わせるなどの工夫を行うという選択肢も、最終手段としてはなかなか面白いと管理人自身感じています。
管理人作成の関連記事：
マイルを利用した特典航空券予約のために管理人が活用している４つの考え方
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どのような戦略を選択するにしても、ある程度、長期的な視野が必要になることが間違いない、マイルを利用したファーストクラス特典航空券の予約ですが、今後数年の楽しみとして、これまでと変わらずに、コツコツとJALマイルを貯めていきたいと考えています。
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