2014年6月8日日曜日

ベルトで胸部へ装着するタイプの心拍計で計測エラーが発生する時のためのチェックリスト


管理人がランニングなどの運動を行う際に利用しているBluetooth Smart(Bluetooth 4.0)対応の心拍計の一つに、HRM-10という、ベルトで胸部に装着するタイプの製品があります。

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管理人自身、満足しながら、このHRM-10を利用していたのですが、最近、運動中に、この心拍計とBluetooth接続しているエプソンさんのWristableGPS SF-710Sとの間で、接続が途切れるというトラブルが発生するようになりました。

より具体的な症状としては、運動開始時には、自動でのペアリングが成功するものの、ランニングを継続している間に、いつの間にかペアリングが解除されてしまい、WristableGPS SF-710Sの画面上では、心拍計をサーチしていることを示す、ハートマークの点滅が表示されるというものです。

また、その症状も、数秒で改善されることもある一方で、数分間心拍計からのデータが取得できないことが続き、突如接続が回復することもあるため、原因や規則性が分からないと管理人自身も感じていました。

そこで、試してみたことが、
1、Bluetoothでの再接続
2、装着ベルトの断線チェック
3、電池交換
4、徹底的なセンサーの接点清掃
の3つでした。

まず、1つめの、Bluetooth再接続とは、一度、心拍計と接続する機器とのペアリングを解除し、その後、再接続を行うというものです。

今回の場合は、WristableGPS SF-710Sの設定画面上で、Bluetooth心拍計を利用しない設定に設定した後で、再度、HRM-10とのペアリングを行なってみました。

しかし、結果はというと、その後も、症状は変わらず、今回のトラブルはBluetooth接続が原因ではないことが分かりました。


次に、2つめの、装着用ベルトの断線チェックですが、管理人宅にある他のBluetooth対応心拍計やANT+対応心拍計を装着して、装着用ベルトに断線などのトラブルが発生していないかどうかチェックしてみました。

その結果はというと、特に問題はなく、心拍データが取得可能でした。

このため、今回のトラブルは、接続対象となるWristableGPS SF-710Sや装着用ベルトが原因ではなく、センサーであるHRM-10自体に何らかの原因が存在していることが分かります。


そこで行なったのが、3つめの、HRM-10の電池交換です。
   
ちなみに、HRM-10では、CR2032という市販されている電池が採用されていて、ユーザー自身での交換も可能になっています。

このCR2032は、最寄りの家電量販店さんやホームセンターさんなどはもちろん、100円ショップさんなどでも2個セットで108円程度で購入可能ですから、あらかじめ予備のストックとして購入しておくのもおすすめです。



さて、その電池交換の結果はというと、特に症状に変化はなく、電池の寿命が原因ではないことが分かりました。

そもそも、HRM-10の商品詳細ページでは、電池寿命は、1日1時間の利用で3年間利用可能となっているため、仮に製品購入時に付属していた電池が動作確認用の電池として、容量が少なかったり、消耗していたりするなどの事情があったとしても、購入から半年程度の期間が経過しただけの管理人のHRM-10の電池が消耗してしまったとは考えにくいのも事実です。

参考リンク:
HRM-10の製品仕様
i-gotUさんより)


そのため、最後に管理人が試してみたのが、4つめの、センサーの接点部分の清掃でした。

具体的には、HRM-10とベルトを接続する金属製の接点を、乾いた布などで強く磨くように清掃するというものです。


結果的には、この接点清掃を行うことで、今回の接続が途切れるというトラブルは改善されることになりました。

もちろん、管理人自身、ランニングなどの運動終了後に、HRM-10を装着するためのベルトを手洗いで洗濯する時に、センサーのHRM-10自体も、水洗いとその後のふき取りでの清掃は行なってきたのですが、それだけでは接点部分の清掃は不十分で接点不良の状態になってしまったのかもしれません。

確かに、今回のトラブルは、原因が不明だったこともあり、管理人自身、少し困ったのも事実ですが、今後は、意識して定期的に接点を磨くように清掃することで回避できることがわかったため、その点は大きな収穫だったと言えます。



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