PX-5Vのフォトブラックで普通紙印刷は可能なのか？

今現在、詰替えインクの利用を前提にしたインクジェット複合機の購入を考えている管理人ですが、これまでのちょっとした普通紙への文章印刷用途には、エプソンさんの写真用プリンターPX-5Vを利用してきました。

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さて、このPX-5Vは写真用高画質プリンターということもあり、インク搭載数は9本。
特にブラックインクは光沢紙に強いフォトブラックインクとマット紙や普通紙に強いマットブラックの2色を搭載する力の入れようです。

ただし、この２つのブラックインクは同時に利用することは不可能なばかりか、フォトブラックを利用していた後にマットブラックを利用したい場合はインククリーニングを伴うインクの切り替えが必要というなかなか困った仕様を持っています。

この辺りの仕様は、PX-5Vの後に発売されたPX-7Vでも改善が見られないだけに、今後の製品に関してはエプソンさんにどうにかして欲しいと考えているユーザーも多いのではないかと管理人自身、考える部分です。

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では、管理人がPX-5Vを使って普通紙に文章を印刷したいと考えた場合はどうしていたのか。

ちなみに、管理人は絹目調の用紙や光沢紙への写真印刷のためにPX-5Vを利用している関係上、通常はフォトブラックインクを選択しています。

ただし、文章を印刷するからといって、フォトブラックからマットブラックへの切り替えを行うことはありません。

というのも、PX-5Vでは、フォトブラックインクを選択していながらも、普通紙印刷は可能だからです。
エプソンさんの製品仕様ページでも、マットブラックインクの光沢紙への使用は不可能とされている一方で、フォトブラックインクのマット紙や普通紙への使用を不可としているわけではありません。

参考リンク：
PX-5V印刷対応表
（エプソンさんより）


もちろん、マットブラックの黒とは濃さが異なると感じる黒ですが、文章印刷用途には十文だと管理人自身は感じています。
それにフォトブラックインクも顔料インクを使用しているわけですから、それほど品質面で悪いということはないのではないかと考えています。

ただし、実際に利用する上では注意点があります。

それはモノクロの文書印刷用途にのみ利用するということ。
具体的には、印刷時の設定でグレースケール印刷を適応するようにします。

この状態で利用している限りでは、家庭内で利用する用途や、簡単な草案程度の利用であれば、十分な品質だと管理人は感じています。

その一方で、WEBページの印刷など、カラーを含んだ普通紙への印刷はなかなかおすすめしにくいものがあります。

なぜなら、カラーバランスは大きく崩れ、普段のPX-5Vからは考えもしないような惨状が普通紙上に表れることになるため、管理人が積極的に使用することはありません。

やはり、フォトブラック単体で利用する場合とは異なり、他のカラーインクとのバランスも重要になるカラー印刷では、普通紙印刷に難のあるフォトブラックインクの弱点のようなものがはっきり目立ちやすいのでしょう。

この辺りの用途には、インクの切り替えを行い。フォトブラックからマットブラックを切り替えを行った上で、カラー印刷を楽しむべきだと管理人自身考えています。

意外に忘れられがちなフォトブラックの普通紙印刷ですが、使い方次第ではそれほど悪いものではない、実施に使える機能だと思いますよ。

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