2012年6月19日火曜日

管理人がiPad用の無線LANアクセスポイントとしてLAN-WH450N/GRを選んだ理由


昨日の記事でも書いたように、5GHzのIEEE802.11n対応の無線LAN機器を導入することで、初代iPadのインターネット接続を高速化しようと考えた管理人ですが、選んだ機種はというと、ロジテックさんのLAN-WH450N/GRという機種に。


簡単にLAN-WH450N/GRについて説明すると、
・ IEEE802.11規格のn a g bの主要規格に対応
・ 2.4GHzと5GHzの同時利用可能
・角度、向き、長さの変えられる3本のアンテナ搭載
・2011年4月発売
・後継機のLAN-WH450N/GPが2012年5月に発売済み
・仕様変更はスマートフォン対応の向上
・型落ちに伴い7,000円台での購入が可能
といったところでしょうか。

参考リンク:
Logitec 450Mbps 無線ブロードバンドルータ スリムタイプ Giga対応 LAN-WH450N/GR
Logitec 450Mbps 無線ブロードバンドルータ スリムタイプ Giga対応 LAN-WH450N/GR
Amazonさんより)

LAN-WH450N/GPの詳細情報
ロジテックさんより)


ただし、管理人がLAN-WH450N/GRと最後の最後まで迷った機種が1つありました。

それが、NECさんのAtermWR9500N(HPモデル)。

NEC Aterm WR9500N[HPモデル] PA-WR9500N-HP

簡単にAtermWR9500N(HPモデル)について説明すると、
・ IEEE802.11規格のn a g bの主要規格に対応
・ 2.4GHzと5GHzの同時利用可能
・本体内部に格納型アンテナ搭載
・USB機器の共有機能など簡易NASとしても利用可
・2011年10月発売
・後継機は2012年6月時点では未発売
・10,000円台での購入が可能
といったところでしょうか。

参考リンク:
AtermWR9500N(HPモデル)詳細情報
NECさんより)

一方で、LAN-WH450N/GRとAtermWR9500N(HPモデル)以外の製品の場合、管理人が求める 5GHzのIEEE802.11nへの対応が不十分だったりと、ロジテックさんとNECさんに対して一年遅れを感じさせる状況だったため、今回の選択からは除外する結果になりました。

では、なぜAtermWR9500N(HPモデル)を選択しなかったのか?

というのも、AtermWR9500N(HPモデル)の評判は大変素晴らしく、高品質な無線LAN環境を望むユーザーにとっては業界標準といっても良いような製品と言えます。

それに比べ、 LAN-WH450N/GRは機能面でも、目立ったメリットはなく、AtermWR9500N(HPモデル)に比べると、質素といえる機種ですから、ユーザーによっては物足りないと感じるのも理解できます。 

そんな中、LAN-WH450N/GRを選んだ理由としては、やはり
管理人宅で無線LANを利用するのがiPad中心だということ
メインのネット接続はPLCによる有線接続だということ
価格的なメリットが型落ち品のLAN-WH450N/GR存在したこと
ただし新製品はマイナーチェンジと言える変化しかなかったこと
実際に管理人の友人宅でiPad用途としても快適に利用できたこと
が挙げられます。

特にあくまで無線LANは補助的なネット接続手段だということと、重要性が高くないということに伴って、それほど大きな予算を必要としたくはなかったということも事実です。

逆に、メインの接続方法が無線LANなど、無線LANの品質がインターネット接続の満足度に大きな影響を与えるような利用環境をお持ちの方は、長く利用していくことのコストパフォーマンスから考えても、AtermWR9500N(HPモデル) を選択したほうが良い場合が多いはずです。

ただ、管理人の場合は、友人宅で利用していた無線LANアクセスポイントが AtermWR9500N(HPモデル)ではなく、 LAN-WH450N/GRだったのですが、それでも、十分満足なネット環境が得られることはすでに体験済みだったため、 LAN-WH450N/GRに決定しました。

また、故障時の対応や安定した動作を求める上では、より機能が少なくシンプルなLAN-WH450N/GRが好みだったということも正直な気持ちと言えます。

さて、結果はというと、やはりウェブサイトの表示が体感的にも早くなり、かなりの満足度。
これなら、ちょっとした調べ物の大半はiPadだけで処理できてしまうというのも納得できるくらいです。

しかし、初代iPadだけあって、メモリの管理が気になるようになりました。
具体的には、マルチタスクで多くのメモリを占有するアプリを起動しながら、safariを利用していると、タブ切り替え機能利用時に再読み込みが頻繁に生じるため、使い勝手が悪くなるというもの。

もちろん、不要なアプリをこまめに終了することで、問題なく利用が可能になるのですが、 LAN-WH450N/GRを導入し、より高速な無線LAN接続が手に入ったことで、今までは気にならなかった新たな欠点が気になるようになったと言えます。
この辺りは、iPad2や新しいiPadの導入によって解決していくべきことなのかもしれませんね。

それにしても、iPadと5GHzのIEEE802.11n対応の無線LAN機器との組み合わせは想像以上に快適で、かなり強力な機器更新といっても言い過ぎではないと管理人自身感じています。


管理人も実際に検討の5GHz IEEE802.11n対応の高性能無線LAN機器:
NEC Aterm WR9500N[HPモデル] PA-WR9500N-HPNEC Aterm WR9500N[HPモデル] PA-WR9500N-HP


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4 件のコメント:

  1. 初めまして。有線から無線LANへの変更を検討しています。どのメーカーも、性能の高さを宣伝していますが、いささか広い我が家では、どの部屋でも快適に使えるのか心配です。特に1階から2階では、部屋によってはかなり遠いのです。迷っていた所、貴記事を見つけ、コンセントLANの使いやすさを知りました。ほぼコンセントタイプに決めました。その後、無線LANを追加したそうですが、その場合、接続順序はどうなりますか?モデム→無線LAN→コンセントLAN それとも、モデム→コンセントLAN→無線LAN ,あるいは、どちらでも構わないのか、教えていただければ幸いです。PC知識に疎いものですから、よろしくお願いいたします。

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    返信
    1. コメントをいただきありがとうございます。

      ご質問をいただいた、コンセントLAN(PLC)と無線LANの接続順序ですが、管理人宅のモデム(光回線の終端機器)にはルーター機能が搭載されているため、

      モデム→無線LANアクセスポイント
       ↓
      コンセントLAN

      という2つの機器をモデムに直結して利用することも、
      そのほかにも、

      モデム
       ↓
      コンセントLAN親機→コンセントLAN子機→PC
       ↓
      コンセントLAN子機→無線LANアクセスポイント

      というような利用も可能です。

      この結果、無線LANのアクセスポイントの設置自由度自体もコンセントLANによって大幅に向上し、管理人宅で無線LANの電波に関して悩むことは無くなったのも事実です。 

      大事なことはモデムにルータ機能が搭載されているかということと、ご自宅の配電盤の仕様によって、物理的に通信が行いにくいコンセント同士を利用することにならないかどうかということです。
      後者の場合、コンセントの組み合わせを変えるなど、解決には多少の試行錯誤が必要になるかもしれません。

      以上、簡単ですが、回答とさせていただきたいと思います。
      今回のコメント、本当にありがとうございました。
      毎日の更新継続の大きな励みになります。

      管理人@スタ好き

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  2. 早速のご回答、有難うございます。
    私の使用環境はCATVモデムです。ルーター機能は搭載されておりませんので、有線LANルーターを接続して、2台のPCで利用しております。

    ということは、モデム→有線LAN→PC(親機)

                 コンセントLAN    

    となりましょうか?

    近い将来、ネットワーク・オーディオ環境にしたく、NAS(HDD)に音源をため込んでいる状況です。これを無線で飛ばして再生するのが最終目標です。NAS利用も問題ありませんか?Boo!

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    返信
    1. 再度のコメントをいただき、ありがとうございます。

      ご質問いただいた、具体的な接続順序についてですが、
      モデム
       ↓
      有線LAN→PC(親機)
       ↓ 
      コンセントLAN
      という構成は以前に管理人宅でも実際に運用していた経験があるため、余程のことがない限り、問題なく利用可能だと考えています。

      また、コンセントLANはコンセントLANの親機と子機のペアリングを完了してしまった後は、パスワード入力等も不要で利用可能で、実際の運用面は、家中に張り巡らせた有線LANケーブルとほぼ同様の扱いができます。

      そのため、最終目標としてご記載いただいた使用用途はもちろん、NASでの利用も機器間の相性に悩まされることなく、十分実用になるはずです。

      特に、音源と書かれていることから、利用されるファイルの種類が音楽ファイルであれば、フルハイビジョンの高ビットレート動画ファイルなどとは異なり、転送速度がネックになる可能性も少ないと予想しています。

      以上、簡単ですが管理人の回答とさせていただきます。
      何かありましたら再度コメントをいただけると嬉しく思います。
      今回のコメントもありがとうございました。

      管理人@スタ好き

      削除