管理人の好きな美術館のひとつに、フランスのパリにあるオルセー美術館があります。
というのも、セーヌ川をはさんで、ルーブル美術館やオランジュリー美術館の対岸に立地していて、さらに、パリの美術館めぐりに欠かせないミュージアムパスの対象美術館になっていることもあって、パリに滞在するときは必ず何度か足を運ぶ大切な目的地のひとつになっています
そのオルセー美術館の収蔵品を集めた美術館展が日本国内で行われているということもあって、管理人と管理人の家族で昨日2014年10月19日に訪れてきました。
この2014年オルセー美術館展について簡単に説明すると、
・84点の絵画を集めた美術展
・作品としては
マネ、モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、コロー
など日本でも人気の高い作者のものが多数
・入場料は
大人1,600円
大学生1,200円
高校生800円
中学生以下と障害者手帳持参の方は無料
・2014年4月16日から7月8日まで販売の前売り券は200円引き
・開館時間は10時から18時まで
・金曜日は夜間開館として20時まで
・8月16日以降の毎週土曜日と10月12日以降も20時まで
・会場は国立新美術館
・会期は2014年7月9日から10月20日まで
といったところでしょうか。
参考リンク:
オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―
(国立新美術館さんより)
つまり、管理人宅では、週末に開館が行われる最終日にオルセー美術館展を訪れたことになります。
もちろん、通常は今回のように、明らかに混雑が予想される日程で美術館展を楽しむことはないのですが、管理人と管理人の家族のスケジュールの都合と、1つの絵画を見ることができる重要な機会と考え、オルセー美術館展に行くことにしました。
その絵画とは、今回のオルセー美術館展の目玉の一つ、マネ作の笛を吹く少年です。
ただ、この絵画は、今回日本にも貸し出されているように、これまでに何度も管理人宅でオルセー美術館を訪れても、中国やスペイン、そして今年は日本へとフランス国外に貸し出されていることが多く、実は今回初めて実物を見る機会になりました。
さて、人気の高いオルセー美術館展のそれも、展覧会終了間近の日曜日となると、混雑が予想されるため、事前にチケットは購入することにしました。
ちなみに、購入したのはファミリーマートさんの店頭端末で、発券されたレシートを持ってレジで決済を行い、入場券と引き換える形式です。
この時、管理人が驚いたのは、クレジットカードも決済方法として問題なく利用可能だったことです。
通常、こうしたチケットサービスでは、現金のみでのお支払いになっていると予想していたため、クレジットカードでコツコツとマイルを貯めている管理人としては嬉しい誤算でした。
さて、天気の良い日曜日ということで、公共交通機関で国立新美術館に向かうことにしました。
JR線からは乗り換えなしでは到着できないのですが、それでも、最寄り駅は乃木坂や六本木ですから、ストレスに感じるほどアクセス自体は悪いものではなく、休日のお出かけにはちょうど良かったと言えます。
参考リンク:
国立新美術館のアクセス
(国立新美術館さんより)
実際に開場直前の10時頃に国立新美術館に到着したのですが、チケット売り場には行列はなく、これならば、事前購入しなくても大丈夫だったと感じるものでした。
ただし、ファミリーマートさんでの購入でも、クレジットーカードが利用できた上、販売価格も1,600円のまま、手数料などの加算はなかったので、特に損失はありません。
また、この時間帯は館内の手荷物預かり用のロッカーやトイレにも混雑は見られず、スムーズに開場入り口に向かうエスカレーターやエレベーターを利用する事ができました。
では、肝心の会場内の混雑はどのようなものだったのか?
やはり、作品の人気度やサイズによって、快適に鑑賞できるのかどうかが分かれている状況でした。
というのも、一番人気になることが予想されるマネの笛を吹く少年は、会場に入ってすぐの位置に配置されているのですが、そこには常時5列から7列ほどの人だかりができているため、縦に描かれた笛を吹く少年の全体像をしっかりと最前列で鑑賞するためには5分から10分程度待たなくてはいけない状況です。
また、2番人気だと感じたミレーの晩鐘も、配置場所が壁の隅の近くという影響もあってか、4列から6列ほどの人だかりが生まれ、絵画の前ではなかなか動きにくい状況でした。
ただし、どの混雑している絵画の前でも、鑑賞時間の制限はなく、なるべく立ち止まらずスムーズに進むことが強制されるほどではないため、どうしても作品が楽しめない状況ではないかもしれません。
一方で、それほど極端に人気の高い作品が集中していないエリアも存在していたので、管理人が個人的に好きな主に静物画などで知られるラトゥール作の作品などは、じっくり楽しめたという印象を感じています。
ただし、出口近くに設置されたミュージアムショップはすさまじい混雑度で、お買い物を楽しむつもりはない場合でも、出口にたどり着くのが大変と感じるほどでした。
これが今回のオルセー美術館展で最大のストレスを感じる場面といえるかもしれません。
ちなみに、管理人宅では、1時間ほど展覧会を楽しんだのですが、出口から出た際には、会場へ向かうエスカレーター前には50mほどの行列ができていて、混雑状況は時間が経過するごとに悪化しているようでした。
そのため、こうした会期終了直前に人気のある展覧会を訪れる際には、比較的混雑の程度が抑えられた開会直後の時間帯を狙って訪れるべきだと管理人自身感じたのも事実です。
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