一念発起して蔵書のPDF化を推し進めてます。
1、大型裁断機で裁断して
2、Scansnapでスキャンして
3、Acrobat Pro 9 でデータサイズ調整
この手順でお気軽なのですが、試行錯誤が必要なのが3の Acrobat Pro 9 でサイズ調整。
単純にPDFのサイズを小さくしたいなら、サイズの縮小でもいいのですが、 Acrobatシリーズには、文字認識機能によるサイズ縮小、さらに9 シリーズにはClear Scanによるサイズの縮小があります。
Clear Scanも画像を含んだPDFを文字認識して、その中から「重複した文字フォントを統合?」したりなんかすることで、サイズ削減してるみたいですから、文字認識系サイズ縮小というこということに間違いはなさそう。
もちろん、PDFに対する文字検索も機能します。
さらに素晴らしいことにClear Scanは、今までの文字認識系サイズ縮小より多くサイズ削減でき、さらに対象デバイスではサクサク動きます。
ただ・・・、いいことずくめように思えるClear Scanにも欠点が。
それは変換処理が重いということ。それはもう時間がかかります。
考えて見れば、かなり高度な処理をPDFの1ページごとに行っているわけですから、重いのも理解はできます。
それでも、文字中心のモノクロ2色刷り、平均ページ数250~300ページの専門書96冊、データ量6GBをAcrobat Pro 9で一括処理で・・・
44時間 !!
時間がかかるだろうからと、普段使っていない(かなり古い!)PenD搭載のデスクトップで作業させてはいたのですが、これは驚き。
(それでも、変換後は6GB→2GBちょうどですから報われてる感じはします。)
そうういったわけで、気軽に実行するにはちょっと重いですね(汗)
ちなみに、文字中心の書籍PDFファイルには「ファイルサイズの縮小」はいまいち効果はないです。
逆に写真やイラスト等、グラデーションを多用した雑誌等では効果は抜群でした。
ここいらの話は次の機会にでも。
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