異常といえば異常でした。太陽誘電製、国産の高品質記録メディアが格安と言える価格で購入できるという環境が当たり前なんてことは。
例えばスピンドルパックとは言え、国産のDVD-Rメディアが一枚25円以下。
それとは対照的な、光ディスク読み取り機器メーカーが基準としているとまで、まことしやかに語られる高品質。
太陽誘電製 That's DVD-Rデータ用 16倍速4.7GBスピンドルケース100枚入
それが今回の太陽誘電社の光ディスク事業の大幅縮小。その削減幅は4割以上。
参考リンク:
記録製品事業の構造改革に伴う特別損失の発生並びに業績予想の修正に関するお知らせ[PDF/483KB](PDFファイル注意)
太陽誘電株式会社プレスリリースより
管理人自身、Amazonさんだけではなく、他の家電量販店でも、太陽誘電製の国産DVD-R50枚入りが1500円を下回るようになってから、そのアンバランスさにどこか首をかしげていました。普通ならこの値段では出せる製品じゃないと思いましたから。
そういった過剰な価格の低下を是正するという意味で、適正な生産規模に強制的に移行するというのが、今回の発表の意図かもしれません。
ただ、国産の、それも太陽誘電さんのディスク品質を信じて、「太陽誘電製を使ってダメだったら諦める」という考えを持っているユーザーは意外と多いと思いますし、管理人自身、管理人の周囲にも存在しています。
という意味でも今回の発表の衝撃は大きいもので危機感をいだきました。
今後は
・生産規模縮小による品不足(本来の適正在庫規模)
・在庫量の圧縮(棚卸資産の圧縮)
によって中長期的に太陽誘電製ディスクメディアは高くなると思われます。
スピンドルを何個かはストックに入れることは決定しているのですが、どの程度購入しようか迷っています。
100枚単位のスピンドルを買っても、きちんと太陽光の当たらないような場所に置いて、無理な荷重をかけないようにしておけば、意外と持ちます。
とは言え・・・今後は管理人宅でもDVD使用量は減りそうです。
基本的に歓迎しているハードディスクの価格低下は意外と功罪両方現れてきているようですね。
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