2014年12月19日金曜日

JAL国際線特典航空券の空席状況が大きく変化すると管理人が感じている4つの時期

毎日の生活の中でコツコツをJALマイルを貯めている管理人ですが、貯めたマイルは夏休みなど、繁忙期の国際線特典航空券に利用することにしています。

ただ、確かに貯めたマイルを国際線特典航空券に交換するということは、1マイルあたりの価値から考えてもお得なのは間違いないのですが、一方で、マイルを使った特典航空券は予約が難しいと言われているのも事実です。

そのため、管理人自身、夏休みにヨーロッパまでの国際線特典航空券を確保するためには、基本的にJALさんで国際線特典航空券の予約受付が開始される330日前の予約を前提にしています。

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では、すべての国際線特典航空券予約で330日前の予約が必要になるのかというとそうではありません。

というのも、国際線特典航空券予約には空席状況が変化する時期に規則性があるため、それに元に予約戦略を変化させることが可能だからです。

その空席状況に影響を与える時期とは、
1、330日前の予約受付開始直後
2、JALカード引き落とし日から2日後
3、出発直前の1週間から10日前後
4、繁忙期の直前の時期
の4つです。

それぞれ見ていくことにしましょう。

まず、1つめの、330日前は予約受付開始直後ということもあって、最もダイナミックに予約状況が変化する時期です。

実際、繁忙期などは、ファーストクラスやビジネスクラスを中心とした上位クラスはもちろん、エコノミークラスも埋まっていく状況です。

そのため、確実に繁忙期の予約を確保したい場合、この330日前の時期に頑張る必要があります。


次に、2つめの、JALカード引き落とし日の2日後も意外に空席状況が変化する時期の1つです。

というのも、JALカード引き落とし日の2日後というのはJALカード利用で得られるマイルが実際に付与される時期なのですが、JALマイルをJALカードの利用で貯めている方も多いためか、マイルが付与された直後の時期には、空席状況が悪化する傾向があります。

もちろん、330日前の予約開始直後よりはゆるやかな変化ですが、あらかじめ必要マイルが貯まっている場合、JALカード引き落とし日の2日後のマイル付与前の予約完了が確実性を高めるためにはおすすめです。

参考リンク:
フライトやショッピングなどマイルの積算タイミングはいつですか?
JALさんより)


さらに、3つめの、 出発直前の1週間から10日前後の時期にも大きく空席状況は変化して、特に繁忙期でも予約可能な空席が増えたり、これまで長い間空席待ちしていた旅程でも発券が可能になるなど、特典航空券利用者には嬉しい時期の一つと言えます。

これは、JALさん側で有償での航空券販売の空席状況に基づいて特典航空券用の席を新たに増やすことが大きな理由の1つでしょう。

また、マイルによる特典航空券予約の場合、出発直前の時期でも、出発前日まで3,100マイルか3,100円の払い戻し手数料の支払いのみでキャンセルできたり、出発の4日前まで日時などの変更が可能など、自由度が高い航空券になっているため、多くのマイルを保有している方は、とりあえず繁忙期に予約を入れておくという利用が多いことも理由の1つだと管理人は考えています。

ただし、注意しなくてはいけないのは、出発直前の時期に国際線特典航空券が発券できたとしても、渡航先で宿泊するホテルの予約では、希望するホテルに空室がなかったり、空室があっても高い料金での予約のみ可能といった困った状況になりかねません。

そう考えると、航空券代金や宿泊費までを合算してお得な旅行にするためには、少しハードルが高い予約時期だと管理人は感じています。


最後に4つめの、繁忙期の直前の時期も予約状況が大きく変化する時期です。

ただし、ここで注意が必要なのは、空席状況が変化するのは、直前の繁忙期の空席状況のことではなく、あくまで次の繁忙期の空席状況ということです。

具体的には、ゴールデンウィークの出発直前の時期に、次の繁忙期となる夏休みの空席状況が変化したり、夏休みの出発直前の時期に、年末年始を含んだ冬休みの空席状況が変化するというもの。

これは、ゴールデンウィークや夏休み、冬休みなどに、とりあえず繁忙期の国際線特典航空券の予約を完了したものの、都合が悪くなるなどしてその特典航空券をキャンセルし、返却されたマイルで次の繁忙期の特典航空券の予約をしておくという方が意外に多く存在していることが理由かもしれないと管理人は考えています。

逆に考えると、繁忙期の直前期からさらに前の時期には、こうした影響は少ない状態で国際線特典航空券の予約が可能と言えますから、少し早めの予約を心がけてみるというのもおすすめかもしれませんね。


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