コツコツと毎日の生活の中でJALマイルを貯めることで、夏休みの期間を中心にヨーロッパへの国際線特典航空券を発券している管理人宅ですが、最近素直に驚くしかないことがあります。
それが、特典航空券を含め、国際線の航空券を発券する時に支払うことになる燃油サーチャージの金額の変化です。
というのも、近頃の原油価格の大幅な下落に伴う形で、航空機に利用するジェット燃料の価格が大幅に低下しているため、燃油サーチャージの金額もより安価なものに改定されているからです。
その変化はなかなか壮絶で、管理人宅に最も影響のあるヨーロッパ行きの燃油サーチャージは片道あたり、
2014年4月1日から9月30日まで25,000円
↓
2014年10月1日から2015年1月31日までは21,000円
↓
2015年2月1日から3月31日までは14,000円
と、半額に迫る勢いの値下げ幅です。
ちなみに、最も割引率の極端な韓国行きの燃油サーチャージについてみてみると、
2014年4月1日から9月30日まで2,500円
↓
2014年10月1日から2015年1月31日までは2,000円
↓
2015年2月1日から3月31日までは1,000円
と変化していて、2014年度の最初と最後を比べた場合、半額以下に値下げされてしまったということになります。
参考リンク:
2014年4月1日から9月30日発券分までの燃油サーチャージ金額
2014年10月1日から2015年1月31日発券分までの燃油サーチャージ金額
2015年2月1日から3月31日発券分までの燃油サーチャージ金額
(JALさんの国際運賃プレスリリースより)
管理人自身も、2014年10月1日からの燃油サーチャージの改定の時には、同じタイミングで国際線第一区間の予約を変更した結果、値下げされたの燃油サーチャージ差額分、約8,000円が返金されたのですが、その時よりも大幅な燃油サーチャージの値下げが行われている状況です。
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そのため、2015年2月1日以降にヨーロッパ行きの特典航空券発券を発券した場合、
2014年9月30日までに行った時に比べ往復で22,000円の減額
2014年1月31日までに行った時に比べ往復で14,000円の減額
という結果ですから、お得度はとても高いということになります。
となると、すでに発券した特典航空券の国際線第一区間の予約変更による返金手続きや燃油サーチャージ自体が安くなる2015年2月1日以降の発券を行いたいと考える方も多くいらっしゃるはず。
ただし、ここで注意しなくてはいけないのは、繁忙期の国際線特典航空券の予約の難しさ。
というのも、国際線特典航空券の繁忙期は
・ゴールデンウィーク:
前年の6月上旬に予約受付開始
・夏休み:
前年の8月下旬から9月上旬に予約受付開始
・年末年始を含む冬休み:
その年の1月下旬から2月上旬に予約受付開始
の大きく分けて3つがあるのですが、このうち、管理人が実際に国際線第一区間の予約変更を完了した2015年8月の夏休みに関してはすぐには発券ができない空席待ちが目立ちはじめ、予約可能なクラスや日程に制限が発生しているからです。
参考リンク:
JAL国際線特典航空券の予約お申し込み
国際線予約開始日のご案内
(JALさんより)
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やはり、12月になって、予約受付開始から3ヶ月から4ヶ月の時間が経過した結果、少なくとも気軽な予約変更が可能な選択肢があまり見られない状況へと空席状況は悪化していると感じています。
ここからさらに時間経過が必要な2015年2月1日には、状況はより悪化しているでしょうから、これまでにすでに予約が開始されてしまっている2015年のゴールデンウィークや夏休みは、今回の燃油サーチャージ値下げの大きな影響を受ける主戦場にはならないというのが管理人の予想です。
一方で、2015年の年末年始の特典航空券については、燃油サーチャージが大幅値下げされる2015年2月1日に330日後の2015年12月28日分の発券が可能ですから、通常の年末年始の国際線特典航空券の激しい争奪戦に、さらに燃油サーチャージの大幅値下げという大きなイベントも加わるのは避けられません。
そのため、管理人の予想では、これまで以上に2015年の年末年始の国際線特典航空券の予約難易度が跳ね上がってしまう可能性が高いと考えています。
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