管理人がヨーロッパ域内を移動する時に好んで利用する交通手段にeasyJetさんという格安航空会社(LCC)があります。
やはり、航空券の価格が安価なだけではなく、使用している空港の利便性もなかなか良好なこともあって、管理人自身、各国の高速鉄道の次に利用機会が多い交通手段です。
さて、つい最近のことですが、そのeasyJetさんから少し衝撃的な改悪に関するニュースが発表されました。
それが、これ、サイズによる機内持ち込み荷物保証制度の導入です。
簡単に今回の改悪について説明すると、
・サイズによる機内持ち込み手荷物保証の有無が発生
・50x40x20cm以内の荷物は機内持ち込み手荷物としての持ち込み保証
・50x40x20cmより大きい荷物は預け入れ荷物として扱う可能性あり
・預け入れ荷物として扱うかどうかは搭乗便の混雑状況による
・機内持ち込み可能サイズは最大56 x 45 x 25cmで変わらず
・重さに関する制限もなしで変更なし
・ルールの実施は2013年7月2日から
といったところでしょうか。
参考リンク:
easyJet introduces cabin bag guarantee(英語)
Cabin Baggage Answer detail(英語)
Guaranteed size cabin bag Answer detail(英語)
(easyJetさんより)
管理人として特に気になるのは、万が一、50x40x20cmより大きく、56 x 45 x 25cm以内の大きさの荷物を利用していて、機内持ち込み手荷物としての持ち込めず、結果的に預け入れ荷物になった際の料金負担はどのようになるのかということです。
実際、easyJetさんは、預け入れ荷物に関して、意外に割高と感じる手数料を路線ごとに徴収していて、数多くの預け入れ荷物を前提に予約した場合、通常の航空会社を利用した場合とそれほど金額的に変わらなくなるといったケースもありえてしまいます。
そのため、搭乗時に預け入れ荷物になってしまうことが発覚し、さらにその預け入れ荷物料金を請求されるとなると、それは無視のできない金額負担になってしまうことは避けられません。
参考リンク:
Fees and charges(英語)
(easyJetさんより)
とはいえ、現状での管理人の予想としては、仮に搭乗便の混雑によって、機内持ち込み手荷物として持ち込んだ荷物が、収納スペース不足によって預け入れ荷物になってしまったとしても、追加での料金負担は求められないと考えています。
というのも、easyJetさんのホームページやニュースリリースでも、追加での料金負担については明記されず、また、海外の旅行関連サイトAol Travelの独自取材に対して語ったEasyJetさんの広報担当者の話によると、
In summary, there has been no change to our cabin baggage policy and hand luggage can still be taken onboard free of charge to a maximum size of 56x45x25cm.
簡単に言うと、機内持ち込み手荷物に関する方針が変わったわけではなく、手荷物は最大56 x 45 x 25cmまで無料で持ち込むことが可能(管理人訳)
という回答がされているので、easyJetさん側の事情で、預け入れ荷物になってしまった場合でも、無料で預け入れ荷物対応がされると考えられるからです。
参考リンク:
Easyjet reduces size of cabin baggage 'guaranteed space on board'(英語)
(AOL Travel UKさんより)
しかし、無料とはいえ、預け入れ荷物として扱われることになった場合、機内持ち込み手荷物とは異なり、実際に荷物を受け取るまでの時間や手間が必要になり、さらに、預け入れ荷物は手荒に扱われることも多いので、スーツケースやスーツケース内部にしまった収納品の破損リスクが増加します。
そのため、このルール変更があまり嬉しいものではないことに間違いありません。
特に、管理人宅でも機内持ち込み可能サイズスーツケースとして活躍中のリモワさんの35リットルスーツケースでも、 機内持ち込み手荷物として保証対象外となるのは意外に衝撃的だったというのが正直な部分です。
そういった意味では、今後は、easyJetさんを利用する際の事前の座席予約など有料サービスのメリットが増加することが考えられるのですが、その必要性も含め、2013年7月2日以降に利用する機会に管理人自身確かめてみたいと考えています。
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