2013年2月12日火曜日

6年で4台の空間マウスBOMU-W24A/BLを故障させてきた管理人が出会った故障とその原因


管理人が今現在愛用しているマウス BOMU-W24A/BLは空間マウスと呼ばれる高性能ジャイロセンサーを搭載することで、空間操作を可能にしたマウスです。

しかも、空間操作による自由に設定可能な物理ボタンと共に、各種空間操作ジェスチャーを活用することで、マウスから手を離すことなく最大16種類のキーボードショートカット含めたPC操作が可能と高性能。

その結果、管理人は自宅だけではなく職場でもこのマウスを利用し続けるほどのユーザーになってしまいました。

参考リンク:
BOMU-W24A/BL製品情報
バッファローさんより)


さて、そんなお気に入りの空間マウスBOMU-W24A/BLにも大きな弱点が存在しています。

それは、発売自体が2006年と、もうすでに発売から7年の年月が経過し、当然のように販売終了になっていること。

管理人自身も、販売終了になる前から、少しずつストックは増やしていたのですが、それでも、その時点で6台の稼動状態の空間マウスを手にするのが精一杯でした。

というのも、この空間マウスの価格自体が意外に高価で、店頭価格でさえ1万円を簡単に超えていたこともあって、初期不良や保管中の故障のリスクなどを考えると6台までという選択に落ち着いたからです。


さて、そういった事情のある空間マウスですから、管理人自身大切に使ってきました。

しかし、管理人が利用を開始してから6年も月日が経過すると、故障するマウスも出てくるようになります。
その結果、2013年1月現在、6年で4台の空間マウスを使用不能と判断し、次のストックと交換してきました。

今回の記事では、管理人愛用の空間マウスはどのように壊れ、その原因はどういったものだったのかをまとめてみたいと思います。


1台目
症状:左クリックボタンが反応せず
原因:度重なるPCデスクからの落下
使用期間約2年

管理人が初めて空間マウスとして利用した個体です。
管理人自身、空間マウスは常に手に持った状態で利用することもあって、PCデスク程度の高さからの落下は何度も起こってしまいました。

仮に空間マウスが無線接続ではなく、有線接続のマウスなら、落下回数は大きく減ったとは思うのですが、それでは、空間マウスの魅力が無くなってしまうので仕方のない部分です。

何度も落下の衝撃を与えてしまったことで、左右のクリック用ボタンにダメージが蓄積し、最終的には左クリックが反応しない状態になったため、交換を決定。

ちなみに、交換前の状態は左クリック用のボタン以外もかなり劣化してしまっていたため、今の管理人ならば、その状態に我慢できず、かなり早い時期に交換を決定していたと思います。


2台目
症状:ジェスチャーボタンの陥没
原因:1mほどの高さからの落下
使用期間約1年弱

2台目の空間マウスはというと、交換してからしばらくは2回ほど落下させてしまった以外は特に問題なく利用していたのですが、ある時、手に持って移動中に誤って1mほどの高さから落下させてしまいました。

今まで何度か経験してきたPCデスクの高さよりは多少高い位置からの落下とはいえ、当たりどころが悪かったようで、空間操作ジェスチャー起動用のジェスチャーボタンが陥没してしまう結果に。
修理を試みましたが、利用頻度が非常に高い部分だけに、快適な利用が維持できる処置は不可能と判断し、次のマウスに交換することに決定しました。


3台目
症状:ジャイロセンサー異常
原因:数回のPCデスクからの落下
使用期間約1年

3台目の空間マウスも、管理人の中では比較的短命な印象を持っているマウスです。

実際、今までの2台の空間マウスの故障を受けて大切に利用していたのですが、ある時、思いもしないタイミングでの落下事故を経てから、ジャイロセンサーの調子が悪くなったのか、マウスカーソルが操作していない方向に引っ張られてしまうような動作が見られるようになりました。

説明書に書かれてあるセンサーリセットなどの対策を行ない、なんとか利用してみたのですが、異常頻度は快適な利用が困難と感じるほどで、結果的に、落下事故のすぐ後、1年次のマウスに交換することに。
利用期間は1年と少しと管理人の想定していた利用期間に比べると、とても短いものでした。


4台目
症状:トリガーボタンの劣化
原因:経年劣化
使用期間約2年

4台目の空間マウスは特に落下などの問題はなく、マウスとしての寿命を終えた個体といえるかもしれません。

その寿命の終え方も、空間マウスで空間動作を行う時に押し続けるトリガーボタンが劣化してし、押しても反応しないことが増えてしまったというもの。

確かにトリガーボタンはマウスカーソルを動かす時は必ず利用するボタンですから、左右のクリック用ボタンなどよりも利用頻度は高く、また丁度管理人自身も自宅でのPC利用時間が多かったことも影響したのか、消耗も大きかったようです。そのため、2年と少しで引退を決定。

それが、2012年12月31日でしたから、2013年は最後のストックの空間マウスを利用開始しながらの年明けとなりました。


以上4台が管理人が空間マウスを利用してきて出会った故障と原因です。

結果的には、4台中3台が落下によるダメージが原因で故障していることが分かりますね。

空間マウス自体が手に持っての動作が基本となっているデバイスであることと、材質がプラスチックでそれほど強固ではないこと、さらに、空間マウスの形自体が平面ではなく曲面を多く採用していることも、落下しやすく、落下の際も大きなダメージをマウス本体に残してしまう原因だと管理人は感じています。

この辺り、ジャイロセンサー搭載デバイスを使って操作を行うという、同じようなコンセプトを持ちながら、落下することを前提にオプションのリモコンジャケットを提供している他のメーカーさんのような考え方が、この空間マウスにあっても面白かったかもしれないと管理人自身も考えてしまう理由かもしれません。

参考リンク:
「Wiiリモコンジャケット」についてのお知らせ(無償提供)
任天堂さんより)


とはいえ、こういった落下による故障というのも、空間マウスほどではないものの、他の有線マウスや無線マウスでもまれに起こってしまう可能性はゼロではありません。

特に、高性能なマウスほど、大型化に伴い、重量自体も大きくなっているでしょうから、落下によるダメージも大きく、1回の落下で機能に支障が生じる故障はしなくとも、ホイール動作がスムーズでなくなったり、クリックに対する反応が鈍くなったりということは十分起こりうることです。

そういったことを考えると、落下のリスクは常に存在することを意識しながら、お気に入りのマウスを大事に使う場合、可能であれば、購入自体が容易なうちに、ある程度のストックを入手しておくのも、管理人としてはおすすめしたいマウスに対するリスク管理のひとつです。


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