2012年に初めて初代iPadを購入し、電子書籍自炊を行ったPDFファイル閲覧だけではなく、ちょっとしたインターネット検索などにも活用してきた管理人ですが、つい最近、管理人宅3台目のiPadとして、第3世代iPad Wi-Fi+Cellularを追加購入しました。
管理人作成の関連記事:
初代iPad Wi-Fi+3Gを2台所有する管理人が第4世代ではなく第3世代iPad Wi-Fi+Cellularを購入した理由
さて、iPadの購入を考えた場合、2012年10月に第4世代iPadが販売されたことで、第3世代iPadは生産中止となり、その結果、2013年1月現在、購入時の選択肢としては、中古での購入を考える必要があります。
ちなみに、管理人の場合は、今まで何度かiOSデバイスを購入してきた経験のあるソフマップ・ドットコムさんの中古販売を今回も利用することにしました。
管理人作成の関連記事:
安さだけじゃない?管理人がソフマップさんで中古のiPhone 3Gを購入してみた理由
中古優良品は傷無しを期待してもいい?ソフマップで中古優良品iPhone 4を購入してみた
実際に届けられたのが商品がこれです。
残念ながら管理人が購入した第3世代iPad Wi-Fi+Cellularには元々のパッケージは付属せずに、同梱されていた他の付属品も同様に梱包材に包まれた状態での到着になりました。
この辺りは、ソフマップさんの中古商品販売では、パッケージが付属するのかどうか分からず、そのため運次第という事情があるため、仕方のない部分ですね。
ちなみに、管理人も今までに6台のiOSデバイスをソフマップ・ドットコムさんで購入してきましたが、6回の購入でパッケージが付属したのは2回のみです。
管理人作成の関連記事:
付属するかどうかは運次第?ソフマップ中古販売で製品パッケージはついてくるのか?
第3世代iPadということで、管理人が今まで利用してきた初代iPadと比較してみると、意外に多くの違いが見つかります。
まずは外観。
上の写真でも分かるように、わずかですが初代iPadと第3世代iPadでは、横幅が異なることが分かります。
そして、カメラの有無やふちの部分の処理が曲線を描くものに変わっているなど、確かに異なる世代のiPadだと実感するには十分です。
この辺りの傾向はドックコネクタやスピーカーが搭載されている部分にも表れていますね。
こういった変化は、サイズなどの数値が与える印象以上に大きいため、初代iPadと第3世代iPad間でのケースなどの互換性はないのも当然といえるかもしれません。
管理人作成の関連記事:
ケースの互換性の判断基準?技術仕様からiPhoneとiPadのサイズの変化を見てみる
そして、第3世代iPadからの大きな変化というと、やはり、それまでの液晶ディスプレイから大幅に解像度が増加したRetinaディスプレイが搭載されたことです。
ちなみに、管理人の場合、
・ScanSnap S1500のスーパーファイン設定でスキャン
・Adobe Acrobat X Proで傾き補正やOCR処理を実行
という条件で電子書籍自炊を行なっているのですが、そうして処理を終えた電子書籍をiPadに入れた状態で持ち運ぶことで、どこでも快適な電子書籍読書を行える環境を作ってきました。
ただ、その中で、初代iPadの画面解像度に大きな不満があったのかというとそうではありません。
そのため、管理人自身も、初代iPadと比べ、第3世代iPadのRetinaディスプレイはどれほどメリットがあるものなのか、とても気になっていたのも事実です。
さて、第3世代iPadが手元に届いてから、様々な状況で利用してみた結果は、よく利用するコンテンツのiPad上での文字の大きさがRetinaディスプレイが搭載されたiPadの必要性を決めるというものでした。
というのも、管理人が最もRetinaディスプレイの恩恵を感じたのは、管理人が小さな数字が多く記載された資料を閲覧している時だったからです。
その数字のiPad上での大きさは単一ページ表示(iPadを縦位置にした表示)時で約0.8mm、見開き表示(iPadを横位置にした表示)状態では約0.5mmほどになります。
こうした文字の大きさの場合、初代iPadの見開き表示時では、数字が潰れてしまうことが避けられません。
もちろん、周囲の文字列や意味からの判断は可能ですが、正確な判断を行うためには、単一ページ表示への切り替えを行いたくなります。
とはいえ、単一ページ表示ですら、文字の潰れが皆無というわけではないため、あまりに小さな文字が多く登場する書籍は、初代iPadで読んでいてあまり楽しい電子書籍ではないことは確かです。
その点、Retinaディスプレイを搭載した第3世代iPadでは、単一ページ表示の時はもちろん、見開き表示時でさえも、こうした不便は全く無く、文字の表示にはまだまだ余裕すら感じるほど。
また、0.5mmや0.8mmといった極端に小さなサイズの文字ではなくとも、iPad上での大きさが2mm以下の文字であれば、文字自体が非常にすっきり表示されるため、やや小さな文字をiPad上に表示して閲覧することが多い方はRetinaディスプレイが搭載されたiPadを購入すべきというのが管理人の素直な実感になりました。
一方で、2mmよりも大きなサイズの文字の場合、確かに第3世代iPadのRetinaディスプレイに表示された文字のほうがすっきりしていて綺麗だとは感じるものの、初代iPadの文字でも特に不満はありません。
そのため、利用する文字が十分に大きいのであれば、悲しいくらい安く販売され始めている初代iPad購入もなかなか良い選択肢だと感じたのも事実です。
そういったことから、管理人個人の考えとしては、
・電子書籍読書を見開き表示で行うことが多い
・iPad上で2mm以下の文字を扱うことが多い
といったユーザーはRetinaディスプレイ搭載の第3世代iPadや第4世代iPad購入がおすすめという結果になります。
また、一方で、
・電子書籍読書は見開き表示ではなく、単一ページ表示での閲覧が多い
・iPad上で2mm以上の文字を扱うことが多い
といったユーザーは急激に安価になりつつある初代iPadやiPad 2を購入の選択肢にしてみるというのも面白いと管理人自身は感じています。
ちなみに、iPad自体は世代が新しくなる度にCPUなどの改良によって、より早い動作が可能になっています。
ただ、電子書籍読書をiPad利用の主な目的と考えた場合、iPadの処理速度はそれほど重要な要素ではないため、まず重視するべきなのはディスプレイ解像度と価格だと、管理人は考えています。
結果的に、管理人の利用する電子書籍では、Retinaディスプレイを搭載した第3世代iPadのメリットを感じることになったのですが、その一方で、初代iPadもなかなか頑張っていると感じたのも事実です。
iPadシリーズも第4世代まで発売されたことで、ユーザーごとの使用目的によって選びやすい製品群になったと言えるのかもしれないですね。
管理人が今回も利用のアップル製品おすすめ購入リンク:
ソフマップさんのiPhone中古販売リスト
ソフマップさんのiPad中古販売リスト
(ソフマップさんより)
追記1:続きの記事を書きました
2013年Retinaディスプレイ時代のiPad選び?どのiPadを購入するべきなのか、気になる仕様を世代ごとに比較してみる
追記2:さらに続きの記事を書きました
3台のiPadを愛用する管理人が携帯電話回線対応のWi-Fi+3GやWi-Fi+Cellularのみを購入する理由
管理人作成のおすすめ記事:
2012年になって管理人が初代iPad Wi-Fi+3Gを購入した理由
中古で初代iPad Wi-Fi+3Gを購入するときのQ&A
中古優良品は傷無しを期待してもいい?ソフマップで中古優良品iPhone 4を購入してみた
付属するかどうかは運次第?ソフマップ中古販売で製品パッケージはついてくるのか?
安さだけじゃない?管理人がソフマップさんで中古のiPhone 3Gを購入してみた理由
ソフマップさんでiPhone 3G中古購入にSIMは必要?初期設定やアクティベーションが可能か試してみた
満足度勝率を10割に?管理人が実行しているソフマップさんでのアップル製品中古購入の秘訣
ソフマップの中古難有り品は中古優良品と比べ、どんな状態で届くのか?iPhone 3Gで試してみた
付属品の欠品も外観の小さな違いも価格への影響はなし?ソフマップでのアップル製品中古購入は何を基準に考えるべきなのか?
GPS付きiPadやiPhone購入にはおすすめ?アップル製品の中古購入のメリットとデメリットを比べてみる
0 件のコメント:
コメントを投稿