2013年2月15日金曜日

2012年発券の特典航空券を2013年にアレンジした場合、どれだけの差額が必要なのか計算してみた


この夏にヨーロッパへの特典航空券を利用した旅行を計画している管理人ですが、最近、職場の同僚もゴールデンウィークに特典航空券での旅行を行うということもあって、少し
その話題について話す機会がありました。

その中で、特に管理人が気になったのは、急激な円安が進行中の2013年に、2012年中に取得の特典航空券を変更手続きをした場合、どの程度の差額が発生するのかということ。

そこで今回の記事では2012年2月から12月までの発券分を、燃油サーチャージ額が発表されている2013年5月31日までに変更した場合について目的地ごとに調べてみたいと思います。

それぞれの目的地までの片道あたりの燃油サーチャージ額は
・韓国
2012年
2月から3月:2,500円
4月から5月:2,200円
6月から7月:2,500円
8月から9月:2,200円
10月から11月:2,000円
12月:2,500円

2013年
1月:2,500円
2月から3月:2,200円
4月から5月:2,200円


・中国
2012年
2月から3月:4,500円
4月から5月:6,000円
6月から7月:6,000円
8月から9月:6,000円
10月から11月:5,500円
12月:6,500円

2013年
1月:6,500円
2月から3月:6,000円 
4月から5月:6,000円


台湾香港
2012年
2月から3月:7,000円
4月から5月:6,000円
6月から7月:6,500円
8月から9月:6,000円
10月から11月:5,500円
12月:6,500円

2013年
1月:6,500円
2月から3月:6,000円 
4月から5月:6,000円


・グアム、フィリピン、パラオ、ベトナム
2012年
2月から3月:8,000円
4月から5月:7,000円
6月から7月:8,000円
8月から9月:7,000円
10月から11月:6,500円
12月:8,000円

2013年
1月:8,000円
2月から3月:7,000円 
4月から5月:7,000円


・タイシンガポールマレーシア
2012年
2月から3月:13,000円
4月から5月:11,500円
6月から7月:13,000円
8月から9月:11,500円
10月から11月:10,500円
12月:13,000円

2013年
1月:13,000円
2月から3月:11,500円 
4月から5月:11,500円


・インドネシアインドハワイ
2012年
2月から3月:16,000円
4月から5月:15,000円
6月から7月:16,500円
8月から9月:15,000円
10月から11月:13,500円
12月:16,500円

2013年
1月:16,500円
2月から3月:15,000円 
4月から5月:15,000円


・北米、欧州、中東、オセアニア
2012年
2月から3月:25,000円
4月から5月:23,500円
6月から7月:26,000円
8月から9月:23,500円
10月から11月:21,000円
12月:26,000円

2013年
1月:26,000円
2月から3月:23,500円 
4月から5月:23,500円
となっています。

参考リンク:
国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内
JALグループ プレスリリース 国際運賃
JALさんより)


この結果から、2013年のこれからの時期に特典航空券の変更を考える場合、いずれの目的地の燃油サーチャージでも、2012年10月・11月に特典航空券を発券し、2013年5月までに変更を行ったケースが、最も多くの差額をさらに支払うことになることがわかります。

具体的には
韓国片道200円
中国片道500円
台湾、香港片道500円
グアム、フィリピン、パラオ、ベトナム片道500円
タイ、シンガポール、マレーシア片道1,000円
インドネシア、インド、ハワイ片道1,500円
北米、欧州、中東、オセアニア:片道2,500円
となっていて、最も差額の大きな北米、欧州、中東、オセアニア地域では、往復で5,000円の出費になることに。

また、国際線第一区間を変更するといった航空券の内容の一部変更ではなく、特典航空券自体を一度払い戻してから再度発券を行うような場合は、払い戻し手数料として、3,000円または3,000マイルの負担が必要になります。

さらに、国際線航空券発券時には、国内外の空港利用に伴う空港税などの支払いも必要になるのですが、これについても、海外の空港分の空港税については、数字自体は公表されていないものの、海外の通貨での計算が行われた上で請求されます。

そのため、すでに航空会社内での改定が行われていた場合、円高だった2012年とは異なり、2013年現在はより多くの負担が求められることにもなりかねません。


実際、北米、欧州、中東、オセアニアなどへの特典航空券を一度払い戻し後、再度2013年2月以降の燃油サーチャージ額で特典航空券の発券を行った場合の必要になる差額を管理人がJALさんのホームページ上で試算してみた場合、10,000円弱の差額の負担が生じる結果になりました。

もちろん、これらの負担は、人数が増えるごとに増加するだけではなく、利用するユーザーが子供なのか大人なのかに関わらず、必要になる差額ですから、仮に払い戻しを行うことで、2013年度版のJALカード割引分のマイナス1,000マイルが適応になったとしても、そのために払い戻しを行うのは意外に影響が大きいというのが管理人の正直な感想です。

こうしてみると、貯めることだけではなく、様々な制限やルールのために、実際に活用することも難しいマイルサービスですが、どの程度の金額を負担することで、予約の変更等が可能になるのか、また払い戻しが可能になるのかを知ることは、日程や予定の都合による変更だけではなく、 エコノミーからビジネス、ビジネスからファーストといった搭乗クラスの変更も含めたマイル利用戦略にも活用できる部分もあるため、簡単にでも計算しておくことは大切だと管理人自身も感じています。


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