2013年10月20日日曜日

楽天市場送料無料化へのユーザー参加のテスト?送料分ポイント還元キャンペーンについて考えてみる

管理人が時折利用しているオンラインモールの1つ、楽天市場さんがあります。

ただ、この楽天市場さんは、様々なオンラインショップさんが出品しているオンラインモールということもあって、
・支払い方法
・送料
・在庫表記やお届けまでの日数
といった条件がお店によって異なるなど、不便と感じる部分が存在しているのも正直な部分です。

特に、送料に関しては、それによって最終的な支払金額が大きく変化するなど、どのお店で購入するべきなのかという判断にも大きな影響を与えると言っても言い過ぎではないでしょう。

そんな楽天市場さんが送料に関して面白いキャンペーンを開催しました。

それがこれ、送料分ポイント還元キャンペーンです。

簡単に今回のキャンペーンについて説明すると、
・送料支払額相当分を期間限定ポイントで還元する有料キャンペーン
・先着3,000人までの参加可能
・参加料は975円
・クレジットカードの他、楽天ポイントでの支払いも可能
・対象サービスは楽天市場通常注文と楽天ブックス
・送料を除く商品代金2,000円以上の注文が対象
・還元ポイントの上限は1注文600ポイントまで
・還元される期間限定ポイントは2ヶ月後に付与
・ポイントの期限は付与から1ヶ月後
・送料込みの注文に関しては基本ポイントの2倍のポイントが別途付与
・キャンペーン実施期間は2013年11月1日から2014年1月31日まで
・送料込み、送料別に関わらず期間中50回までキャンペーン対象
といったところでしょうか。

 参考リンク:
送料分ポイント還元キャンペーン
楽天市場さんより)


管理人として特に気になるのは、先着3,000人限定で、さらに有料ながら、送料負担をかなりの部分で軽減するためのキャンペーンだということです。

確かに、商品金額が2,000円以上の注文のみが対象で、還元される送料も600円までと制限を感じるのも確かでしょう。

しかし、主に食品などを中心に送料負担が生じがちなお買い物を楽天市場さんで行っている方にとっては、より一層気軽に利用するきっかけとなるキャンペーンだと管理人自身感じているのも事実です。

また、50回という回数制限も3ヶ月間のキャンペーン対象枠と考えると、1ヶ月に16回以上、つまり2日に1回は楽天市場さんを利用するかなりの利用頻度を誇る方向けのキャンペーンとして計画されたことを表していると言っても言い過ぎではないはずです。

そう考えると、送料の還元方法として、1ヶ月間の期限が設定された期間限定ポイントでも、そうした利用頻度の高い方にとっては問題なく活用できるはずですから、デメリットと感じることはないのかもしれません。

ちなみに、送料無料の商品を購入して、基本ポイントの2倍のポイントを別途付与される特典を活用する場合、送料込みで商品代金が2,000円以上の商品を48,750円以上購入することでようやく参加費の975円分が回収可能ですから、お得度に注目した場合、やはり純粋に送料別の商品を頻繁に購入する方向けのキャンペーンだと管理人は感じています。

実際、キャンペーン参加者は、送料別の商品を2回注文することで多くの場合、参加料の975円分のポイントが還元されるはずですから。


実はこのキャンペーンは、2013年6月にも似たようなキャンペーンが開催されたことがあります。

その時には
・現在の3,000人までの参加数に対して1,500人まで
・現在の2,000円以上の注文金額制限に対して金額の制限なし
・現在の還元ポイント上限600ポイントに対して制限なし
・現在の50回までの制限に対して20回まで
といった変更はあるものの、それ以外は同一の条件で行われました。
 参考リンク:
送料分ポイント還元キャンペーン(2013年6月1日~8月31日)
楽天市場さんより)


この2つのキャンペーンを比べると、今回のキャンペーンの方が、楽天市場さんの負担も少なく、また制度上の完成度も高いものになっているという印象を管理人自身感じているのも正直な部分です。

やはり、送料負担よりも安価な商品の気軽な購入ばかりが行われるリスクも2013年6月からのキャンペーンでは存在していたでしょうから。

また、こうした参加人数数の増加も含めたキャンペーン内容の変化を見ていると、今後、楽天市場さんの送料に関する方向性としては、ほぼすべての利用者を対象とする形へキャンペーンのアップグレードを段階的に行い、楽天市場さんに出店しているお店の送料をすべて無料にするなど、利用者にとって使いやすさを追求する方向を目指しているのではないかと管理人自身は考えています。

そのコストを負担するのが、楽天市場さんで販売しているお店側なのか、それとも、今回の有料キャンペーンのように参加料として利用者側なのかは、現時点でははっきりとはわかりません。

しかし、それでも、数年後には、多くの場合送料負担が必要となっている食品などの商品も含めて、送料負担計算と他店との比較の手間なく楽天市場さんでの簡単なお買い物が可能になっているのではないかと管理人自身は予想しています。


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楽天プレミアムカード
楽天市場さんより)


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