2013年11月13日水曜日

EPSON WristableGPS SF-710S、SF-510T、SF-310G/Wの新しいメリット 国産GPS補助衛星みちびき対応はランナーにどんな影響を与えるのか

管理人自身、運動習慣の一つとして、ランニングを楽しんでいるということもあって、発表後すぐにエプソンさんのWristableGPS SF-710Sの衝動買いを決定しました。

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そのWristableGPS SF-710Sですが、2013年モデルからの新しいメリットの1つに、国産のGPS補助衛星みちびきへの対応が存在しています。

この国産のGPS補助衛星みちびきについて簡単に説明すると、
・アメリカが運営するGPSシステムを補完する国産の人工衛星
・位置データ計測の高速化と高精度化が可能
・日本の上空をカバーする軌道構築(の予定)
・2013年現在衛星1機のみでの運用のため、常時利用は不可
・2019年までに3機追加で、常時利用可能になる予定
・計測等の利用にはみちびきに対応した新しいGPS機器が必要
といったところでしょうか

参考リンク:
準天頂衛星システム衛星 初号機 みちびき
Wikipediaさんより)

 準天頂衛星初号機「みちびき」
JAXAさんより)


管理人が特に気になるのは、みちびきに対応したSF-710Sを利用することで、位置データ計測の高速化と高精度化が可能になる一方で、本来4機での運用が必要にもかかわらず、今現在は1機のみでの運用ということで、いつでもそのメリットを得られるわけではない状況にあるという点です。

では、実際にどの程度の時間、みちびきのメリットを受けることができるのか?

その答えは、JAXAさんのサイト上で意外に分かりやすい形で提供されています。

参考リンク:
「みちびき」はいつ高仰角にいるか?
JAXAさんより)


リンク先のページを見ていただくと分かるのですが、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、鹿児島、那覇のそれぞれの都市について、みちびきが利用者の真上に近い位置に存在する時間のおおよその目安がグラフになっています。

具体的に、東京の2013年11月と12月の2ヶ月について見てみると、
2013年11月は午前8時過ぎから午後7時過ぎまで
2013年12月は午前6時過ぎから午後5時過ぎまで
みちびきの位置が利用者にとって電波を受信しやすい位置、つまり高仰角位置に存在するということがわかります。

ちなみに、東京の場合、北緯35.689度、札幌の場合、北緯43.064度といった、緯度の部分の数字が大きくなるに従って、みちびきが高仰角位置に存在する時間が短くなるという特性があります。

そのため、北緯26.212度と大幅に緯度が小さい那覇では、高仰角位置に存在する時間が他の都市よりも長いだけではなく、実質的に10度以下の位置に存在する時間自体がないという違いも生じる結果になっています。

また、より詳細なみちびきの位置や仰角を知りたい場合は、JAXAさんが提供する無料のソフトウェアを利用することで、簡単に調べることも可能ですから、一度試してみるのも面白いかもしれません。

参考リンク:
QZ-radar(Windows向け)
QZ-finder(iOS向け)
JAXAさんより)


では、ランナーにとって、みちびきによるGPS補助はどのようなものかというと、2013年現在は季節による変動が大きすぎる状態になっていると管理人自身は感じています。

実際、11月から2月頃までの冬の時期は、早朝から日中を中心にみちびきによるGPS補助のメリットを受けることが可能ですが、それ以外の時期では、夜の遅い時間帯やまだ日の出前の時間帯を中心にみちびきが高仰角位置になるため、マラソン大会などでの利用や日頃のトレーニングでの利用を含め、そういった時期にはメリットを感じる機会は大きく制限されると管理人は予想しているからです。

この部分からも、管理人としては4機での運用が可能なる予定の2019年と言わず、それよりも前に、常時利用可能な形でのGPS補助を実現してほしいというのが正直な部分です。

とはいえ、忘れてはいけないのは、みちびきの機能はあくまでGPSの補助であり、みちびきによる補助が利用できない時間帯だからといって、WristableGPS SF-710SやSF-510T、SF-310G/Wの計測機能が使用できないわけではないということです。

また、周囲に高い建物など、GPS衛星から送信される信号を遮るものが存在しない場所でランニングを行う場合などは、通常のGPS信号のみで十分な品質の計測が可能になるわけですから、普段のWristableGPS使用では、みちびきの利用可能時間について、特に意識する必要はないというのが管理人自身の考えと言えます。


管理人おすすめのWristableGPSシリーズ購入先リンク
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