2013年11月16日土曜日

説明書熟読の成果?WristableGPS SF-710S・SF-510T・SF-310G/W購入のための24個のピンポイントQ&A

管理人が久しぶりの衝動買いを行うことになったエプソンさんのランナー向けのGPSウォッチ、SF-710Sですが、2013年11月15日の発売日になったことで、エプソンさんのホームページ上でも、詳細な取扱説明書が公開されました。

参考リンク:
WristableGPSシリーズ製品マニュアルダウンロードページ
エプソンさんより)


そのため、管理人自身が購入前から疑問に思いながら、製品特長ページからは読み取ることができなかった情報についても、ようやく手にすることができるようになったのも事実です。

そこで、今回の記事では、管理人がWristableGPS SF-710S、SF-510T、SF-310G/Wの取扱説明書となる、ユーザーガイドをじっくり読んだ際に特に気になった部分や製品特徴ページでは疑問に感じていたポイントを合計24個リストアップし、Q&A形式でまとめてみたいと思います。

ちなみに、マニュアルはWristableGPS SF-710S、SF-510T、SF-310G/Wの3種類それぞれに専用のダウンロードページが用意され、ダウンロードされるPDFファイルのファイル名も機種ごとに異なりますが、実際には内容は全て同じものになっています。


さて、管理人が気になったピンポイントQ&Aとは
Q1、水泳やスキューバダイビング向けに防水機能は対応している?
Q2、水泳などの水の上でのGPS利用は可能?
Q3、利用している電波規格は何?
Q4、心拍計測に利用するセンサー(HRモニター)の電波規格は?
Q5、ライトの点灯時間は?
Q6、タップ機能はどんな機能の割り振りが可能?
Q7、純正オプションの充電用ACアダプター以外は使用不可?
Q8、純正ACアダプターの出力はどんなもの?
Q9、充電完了までに必要な時間はどれくらい?
Q10、充電に必要なクレードルを追加購入することは可能?
Q11、製品本体のバッテリー寿命による交換の目安は?
Q12、純正HRモニターの電池寿命による交換目安は?
Q13、純正HRモニター利用時の電池消耗の影響はどの程度?
Q14、心拍計測時に純正HRモニターの電極を湿らせることは必須?
Q15、純正HRモニターに使用している電池の種類は何?
Q16、純正HRモニターのリセット方法は?
Q17純正HRモニターやHRベルトの洗浄に洗濯機は利用可能?
Q18、 購入後最初のGPS測位に必要な時間の目安は?
Q19、通常時のGPS測位に必要な時間の目安は?
Q20、GPSスキップの機能はどんなもの?
Q21、リアルタイムで補足中のGPS衛星個数を知ることは可能?
Q22、ストライドセンサーによる学習に必要な時間は?
Q23、ランニング以外の計測モードは存在しているの?
Q24、製品本体のシステムリセットの方法は?
の合計24個です。

それでは、実際に、ユーザーガイドの参照ページを併記する形で見ていくことにしましょう。

Q1、
水泳やスキューバダイビング向けに防水機能は対応している?

A1、
製品本体が5気圧防水仕様のため、水泳での利用は可能。ただし、水中や水滴がついた状態でのボタン操作は防水不良となる可能性があるため行うべきではない。
また、スキューバダイビングにも使用不可。
(p8、p107)


Q2、
水泳などの水面(水の上)でのGPS利用は可能?

A2、
GPS信号を受信しにくい可能性があり。
(p27)


Q3、
利用している電波規格は何?

A3、
製品本体のワイヤレス機能にはBluetooth Smartを採用。これによって、スマートフォンやHRモニターとの接続を行うため、Bluetooth Smart(Bluetooth 4.0)対応機器が必要になることに。
(p10)


Q4、
心拍計測に利用するセンサー(HRモニター)の電波規格は?

A4、
Bluetooth Smart(Bluetooth 4.0)を採用。このため、2012年発売の先代機種となるWristableGPS SSシリーズのANT+規格とは互換性が失われる結果に。
(p60)


Q5、
ライトの点灯時間は?

A5、
ライト点灯操作を行ってから約10秒点灯。
(p16)


Q6、
タップ機能はどんな機能の割り振りが可能?

A6、
ラップ区切り、ライト点灯、画面切り替えの3種類の機能割り当てが可能
(p20)


Q7、
純正オプションの充電用ACアダプター以外は使用不可?

A7、
使用自体は禁止されていないものの、正常に充電や動作が行われなくなる可能性があることが明記。
(p22)


Q8、
純正ACアダプターの出力はどんなもの?

A8、
DC5V/1.0Aの出力
(p115)


Q9、
充電完了までに必要な時間はどれくらい?

A9、
状況によって変化するものの、目安としては2.5時間から3.5時間ほど。
(p23)


Q10、
充電に必要なクレードルを追加購入することは可能?

A10、
販売店やエプソンさんのインフォメーションセンターに連絡することで追加購入も可能。
(p107)

WristableGPS問い合わせ用インフォメーションセンター電話番号:
050-3155-8280
042-585-8590
(祝日休日を除く、月曜日から金曜日の9:00から20:00まで)

参考リンク:
WristableGPSサポート情報
エプソンさんより)


Q11、
製品本体のバッテリー寿命による交換の目安は?

A11、
使用条件によって差が生じるものの、5年間が電池交換の目安。
(p101)


Q12、
純正HRモニターの電池寿命による交換目安は?

A12、
1日1時間程度の利用で1年半が電池交換の目安。
(p102)


Q13、
純正HRモニター利用時の電池消耗の影響はどの程度?

A13、
最大で4時間ほどの利用時間減少が発生することに。
(p26)


Q14、
心拍計測時に純正HRモニターの電極を湿らせることは必須?

A14、
必須ではなく、安定した計測目的におすすめされている程度。
(p60)


Q15、
純正HRモニターに使用している電池の種類は何?

A15、
市販のリチウム電池のCR2032を利用。
(p65)


Q16、
純正HRモニターのリセット方法は?

A16、
正しい向きで装着されていた電池を一度取り出し、その後、電池の-極を上にした状態で装着。
その状態で3秒以上経過した後、電池を取り出すことで純正HRモニターのリセット操作が可能。
(p65)


Q17、
純正HRモニターやHRベルトの洗浄に洗濯機は利用可能?

A17、
HRベルトのみ洗濯用ネットを利用しての洗濯機利用が可能。HRモニター本体は水で軽く洗う程度に留めるべき。
(p101)


Q18、
購入後最初のGPS測位に必要な時間の目安は?

A18、
GPS測位完了後の計測画面で15分以上屋外に置くことが高い精度での計測のためにはおすすめ。
(p30)


Q19、
通常時のGPS測位に必要な時間の目安は?

A19、
通常は2分以内でGPS測位が完了。
(p28)


Q20、
GPSスキップ機能はどんな機能?

A20、
GPS測位の完了を待たずに計測を開始する機能。計測中にもGPS測位が行われるが、GPS測位が完了するまでは移動ルートの記録は行われないことに。
(p28)


Q21、
リアルタイムで補足中のGPS衛星個数を知ることは可能?

A21、
計測設定画面からGPS衛星の補足数の表示が可能。
(p81)


Q22、
ストライドセンサーによる学習に必要な時間は?

A22、
屋外の頭上が開けた場所の場合で約10分間、ビル街の場合で約30分間の走行または歩行が必要。
(p31)


Q23、
ランニング以外の計測モードは存在しているの?

A23、
ランニング時用のランモードに加え、ウォーキング時用のウォークモード、自転車走行時用のバイクモードの合計3つのモードが存在。
(p58、p81)


Q24、
製品本体のシステムリセットの方法は?

A24、
動作が不安定な時など、4つのボタン全てを同時に押すことでリセット操作が可能。
その際は、計測中の計測データは記録されずに失われるが、 各種設定や履歴、ストライド学習の結果、HRモニターとスマートフォンの登録情報などはリセット前の状態で保持されることに。
(p109)


以上、24個が管理人の気になるポイントをQ&A形式でまとめたものです。

こうして様々な観点からみてみると、2013年発売の最新モデルは2012年モデルのWristableGPS  SSシリーズをしっかり改善し機能向上を実現した製品ということがわかりますね。

さて、いよいよ次回以降の記事では、管理人宅に届けられたWristableGPS SF-710Sの実際に利用してみてのレビューなどをまとめていきたいと思います。


管理人おすすめのWristableGPSシリーズ購入先リンク
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