2016年-2017年の年末年始ヨーロッパ周遊のミラノでの宿泊先として、管理人宅が選んだヒルトンミラノさんでの朝食は1階にあるメインレストラン、パシフィックミラノ（Pacific Milano Restaurant）で提供されています。
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ちなみに、管理人が訪れた年始の時期にはクリスマスバージョンの飾り付けがホテル内を彩っていて、レストランに向かうために通るエントランスホールにも、スケールの大きなものが設置済み。
お菓子の家をイメージさせる細部まで手の込んだ作品でとても可愛らしいですね。
レストランの入口ではスタッフの方による部屋番号のチェックが行なわれていて、チェックイン時に朝食用のクーポンやバウチャーが手渡されるタイプの朝食サービスではありません。
気になる朝食の提供時間は
月曜から金曜日
- 午前6時30分から午前10時30分まで
- 午前7時から午前11時まで
参考リンク：
Dining Concept45 ＆ Pacific Milano Restaurant
（ヒルトンミラノさんの公式サイトより）
席自体は特に眺望が良い席などが人気のある席が設定されているわけではないようで、スタッフの方に指定されることなく自由に好きな席が選べました。
このレストランも奥行きを感じるほど広く、席自体も意外に多く用意されているため、混雑はあまり感じないとは思うものの、料理からなかなか遠く感じる席もありますから、手軽に朝食を楽しみたい場合には、営業開始直後に近い少し早めの時間帯の利用がおすすめかもしれません。
ただし、営業開始直後から30分程度の時間が経過するまでは、注文に応じてシェフが目の前で温かい卵料理を作ってくれるエッグステーションのサービスは提供されないことだけは要注意。
それ以外の料理はホットミールも含め、準備万端でした。
ホットミールとしては、ベーコンやソーセージ、スクランブルエッグ、ポテト、焼きトマトなど、一般的な料理ラインナップ。
ミューズリーなどを含めたシリアル系の種類も豊富で、品質自体も想像以上に良好なものが並べられていたのは印象的でした。
フルーツは華やかさや派手さはないものの、イチゴやキウイ、ブドウなど、あったら嬉しいと感じるオーソドックスなものが揃えられています。
しかも、そのいずれも日本のおいしい高品質な果物レベルを越える・・・わけではないものの十分甘く、フルーツをメインにした朝食場合でも十分楽しめるはず。
さらに、サラダ用に自由に選べる野菜もまずまずの充実を見せるだけではなく、それに合わせるためのバルサミコ酢やオリーブオイル、岩塩などのドレッシング用素材も充実しています。
また、最近の中国の方々の観光による海外進出をターゲットにしているのか、おかゆや中華風スープなどの料理も用意済み。
さて、この朝食で管理人が特に気に入っている料理といえば、
- 焼き立てパン
- 搾りたてオレンジジュース
- イタリアンホットチョコレート
- 地元のサラミ
特に、焼き立てをできるだけ早くそのままディスプレイするらしい焼き立てパンはいずれも小麦の香りが高く、その香りと合わせて口の中に広がる上品なバターのコクは食べる度に幸せを感じるほど。
もちろん、最高級や最高品質とは言えるものではなく、すべての方の好みに合うとは限らないのですが、より上位の高級ホテルでもこのヒルトンミラノで提供されるパンよりも感動を与えてくれるものはあまり多くはありません。
ただし、ディスプレイされてから時間が経過すると、香りを中心としたおいしさの原動力はおとなしくなって普通のおいしいパンに近づいてしまいますから、営業開始直後などの運良くバックヤードから運ばれてディスプレイされたタイミングを狙うのがおすすめです。
また、搾りたてオレンジジュースも、目の前でオレンジまるごと1個から生搾りのジュースを絞り出す全自動の機械が用意され、自由に使えるようになっています。
同じような機械としては、ヒルトン東京さんのエグゼクティブラウンジなどで利用されているものが有名ですね。
やはり、加熱殺菌や濃縮還元をされることなく絞り出されたまま果汁の場合、すっと鼻を抜けるようなパワフルなオレンジの香りと深みのある味わいが感じられ、管理人の中では朝食で楽しむ一杯として最高の選択の１つとして気に入っています。
さらに、管理人のお気に入りの１つとして忘れてはいけないのがイタリアンホットチョコレートの存在。
これは冬のヨーロッパでは一般的な温かいミルクとチョコレートを合わせた飲み物なのですが、このホテルのホットチョコレートは、チョコレートの味わいと甘さのバランスがなかなか良好で甘ったるくはなく、子供よりも大人が楽しめる味わいになっていると感じる一品です。
管理人宅でも、食後の一杯というよりも手軽なデザートのような感覚で楽しんだのですが、満足度はかなり高いものになりました。
最後に、地元のサラミも、ディスプレイ自体はとても地味なものながら、ミラノが本場とされるミラノサラミを中心に、食べやすくおいしいサラミやハムがローカルサラミコーナーに並べられています。
そのあまりに注目を集めない普通すぎるディスプレイもあって、普通のサラミやハムの感覚で食べてみると、すべての種類ではないものの、良い意味で意外なまでに頑張りを感じる品質に「あれ？」と驚くかもしれません。
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とても詳しく、丁寧なご説明、ありがとうございます。大変、わかりやすく、参考になりました。
返信削除オレンジが大好きなので、とても楽しみです。
行くまで何度か読ませて頂いて、是非とも参考にさせていただきます。どうもありがとうございます。
こちらこそ、ありがとうございます。
削除特に、現地滞在の空気感やファーストクラスサービスについてのやり取りでは、知りたいと思っていることを分かりやすく説明してくださったコメントの全てが楽しく、嬉しい時間を過ごせました。