2016年8月23日火曜日

JAL上級会員以外でも足元が広くて快適な非常口席を座席指定する方法


JALさんをメインの航空会社として利用している管理人が国際線エコノミークラスを利用する時にこだわるようにしているのが、非常口席の座席指定です。

この非常口席席とは、エコノミークラスの最前列に数席だけ用意された非常口用ドア近くの席のことなのですが、緊急時にスムーズな避難を行うために、エコノミークラスとは思えない足元のスペースが確保されています。


その結果、足元のスペースのゆとりは、プレミアムエコノミーやビジネスクラスをあっさり上回るほど。


また、目の前の視界を遮るものがないことで感じる開放感だけに注目すると、片道100万以上の料金が当たり前のように必要なファーストクラス以上というのが管理人の実感です。

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ただし、そうした快適性が確保された非常口席は、簡単に利用できるようにはなっていません。

なぜなら、一般会員を含む通常の利用者の場合、予約時などの事前座席指定や72時間前からオンラインチェックインでは、非常口席が空席でも選択できない席として設定されている一方で、上級会員はそうした制限もなく座席指定可能なルールになっているからです。

では、上級会員以外の利用者が非常口席を座席指定できないのかというと、実はそうではありません。

実際、管理人宅では、管理人も管理人の家族も、今現在、JALさんの上級会員資格を保有していないものの、ちょっとしたテクニックを活用して、これまでに何度も非常口席を利用してきているからです。 

そのテクニックとは、
1、早めにチェックインカウンターでチェックイン手続きを行う
2、非常口席の注意事項をあらかじめ理解していることを伝える
という2つです。




まず、1つめの、早めにチェックインカウンターでチェックイン手続きを行うというのは、最も重要なテクニックです。

というのも、予約時やオンラインチェックインなどの事前座席指定では、上級会員以外選択すらできなかった非常口席も、出発当日の空港のチェックインカウンターでは指定することができるからです。

ただし、非常口席自体の数が1つの飛行機に数席と限られていることに加えて、事前に座席指定を行っていなかったエコノミークラスを利用する上級会員を優先して非常口席が提供されるため、チェックインのタイミングによってはすでに非常口席が埋まってしまっている可能性もあります。

そんな中で一般会員が非常口席を確保するためには、できるだけ早いタイミングでの手続きがおすすめなのは間違いありません。

また、空港によっては混雑緩和目的で、チェックインカウンター周辺で案内している係の方に自動チェックイン機の利用をお願いされることも多いのですが、機械でのチェックインで管理人宅が希望する足元の広い非常口席を選択できたことはありません。

そのため、並ぶための時間や手間が多少必要だとしても、係の方のいる通常のチェックインカウンターでの手続きがおすすめと言えるはずです。

この辺りは、非常口席特有の搭乗条件確認などの理由があるのかもしれません。

それと合わせて、チェックインカウンターでのチェックインが可能な時間は空港によって大きく異なることにも要注意ですね。


また、2つめの、非常口席の注意事項をあらかじめ理解していることを伝えるというのも、より確実に非常口席を確保するためには役立つテクニックです。

なぜなら、例え残っている非常口席の数自体に余裕があったとしても、
  • チェックイン手続きを行った時間
  • 非常口席の残席数
  • まだチェックインしていない上級会員の割合
  • チェックイン手続きを行っている係の方の権限
などの条件によっては、非常口席を希望してもスムーズに座席指定を行ってもらえないこともあるからです。


こうした場合には、管理人宅では、
  • 緊急時に客室乗務員の方をサポートする必要があること
  • 緊急時の脱出のサポートに必要な英語力に問題はないこと
  • 離着陸時には足元に手荷物を置けないこと
などの非常口席を利用する上での注意点をすでに了承していることを伝えるようにしているのですが、その結果、係の方がカウンターから電話で上役の方に相談した上で、非常口席を用意してくれるようになるなど、良い方向に結びつくことも想像以上に多く、試してみる価値は十分にあります。

また、過去に非常口席を問題なく利用した経験がある場合など、それを係の方に伝えてみると、安心して非常口席の指定を行ってくれるとこれまでの経験から感じていますから、そうした情報をしっかり提供するのもおすすめかもしれませんね。




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