2017年1月26日木曜日

元旦でも開館&第一日曜で無料開放中のパリ オランジュリー美術館とオルセー美術館に行ってきた


2016年-2017年の年末年始のヨーロッパ個人旅行で、パリでの大晦日と元旦を楽しんできた管理人宅にとって楽しみにしていた目的地の1つが、オランジュリー美術館とオルセー美術館でした。

というのも、大晦日と元旦は休館日になっている美術館や博物館が大半にも関わらず、これら2つの美術館は元旦でも元気に営業予定。

しかも、2017年1月1日の元旦は同時に月に1回の第一日曜日として、無料開放される予定の日になっていますから、入場チケットを用意することなく無料で数々の名作と呼ばれる作品を楽しめるのはとても嬉しいですね。

さて、そんなオランジュリー美術館とオルセー美術館はセーヌ川を挟んだ対岸にあるなど、立地的にも近く、開館予定時間も
オランジュリー美術館:午前9時から
オルセー美術館:午前9時30分から
というようにちょうど30分の時間差もあります。

そのため、これまでに何度もこれら2つの美術館を訪れ、最近では2016年の夏にもじっくりと楽しんだ管理人宅では、それぞれの美術館の開館直後のタイミングで無料入場し、好きな絵だけを厳選して鑑賞するというかなり贅沢な美術館はしごを決定



そんな管理人宅がまず最初に到着したのは午前9時から開館予定のオランジュリー美術館です。


管理人宅が午前8時50分頃に到着した時には、10名近くの列に並ぶ人の姿はあるものの、混雑しているという印象は感じませんでした。


ちなみに、上の写真で列が2つに分かれているのは、ミュージアムパスなどの事前購入型のチケットを持っている人とそうではない無料入場の人を分けるためです。

もちろん、チケットを購入していない場合でも問題なく無料で入場できるのですが、事前購入型のチケットを持っている方が最優先で入場を案内されるため、無料開放が行われている時でもミュージアムパスなどのチケットに全くメリットがないというわけではありません。


そんなあまり多くの方が待っていない入場待ちの列でしたから、開館した直後のオランジュリー美術館の中もそれほど混雑は見られず、ゆったりとモネの睡蓮を中心とした作品を楽しむことができました。


また、管理人がオランジュリー美術館を出る時には、入り口に入場待ちの列はありませんでしたから、ここは元旦&無料開放でも混雑のない、ある意味穴場の美術館と言えるのかもしれませんね。



そうして快適にオランジュリー美術館の目当ての作品を楽しんだ管理人宅はセーヌ川を渡って次の目的地、オルセー美術館を目指します。


途中、木材を効果的に活かした独特のデザインが美しいレオポール・セダール・サンゴール橋を通って対岸に。


そうして到着したオルセー美術館で管理人宅が見たのはオランジュリー美術館とは比べ物にならないほどの長さの入場待ちの列でした。


管理人宅がオルセー美術館に到着した午前9時30分の時点で事前購入型のチケットなしの方向けの列は幾重にも折りたたまれ、その合計人数は100人はあっさり超えているほど。


もちろん、事前購入型のチケットありの列も別に用意されているのですが、この写真では分かりにくいものの、すでに数十人は並んでいます。


結局、元旦ということもあってか、通常のオルセー美術館開館の9時30分ではなく、午前10時からの入場になったのですが、その時には行列がオルセー美術館前の広場からセーヌ川沿いの歩道に溢れ始めるほどの混雑具合。
 
少なくとも、オルセー美術館が開館する午前9時30分から午前10時前の間には並び始めないと、寒さの厳しいパリの屋外でかなりの時間を待たされる覚悟は必要かもしれません。


実際、管理人宅の入場から約1時間が経過し、管理人が美術館の外に出てきたタイミングでの入場待ちの行列は入場時よりも改善するどころかさらに長くなり、その様子にはかなりの衝撃を受けました。

いくら無料で入場できるといっても、待ち時間とその間の寒さを我慢して待ち続ける労力を考えると、あまりお得ではないと感じてしまった方も少なくないはずです。

逆に通常の料金を払うから、早く入場させてほしいと考えた方も多いかもしれません。


ちなみに、オルセー美術館の館内は、混雑対策として人気のある有名な作品を効果的に分散しているためか、鑑賞が難しくなるほどではありませんでした。


少なくとも好きな作品とじっくり向き合うには十分な空間的な余裕はあったと感じています。


今回の管理人宅の経験から、元旦&無料開放のタイミングで美術館を訪れる時には、しっかりとした寒さ対策を忘れずに、オランジュリー美術館はゆったりでもかまわない一方で、オルセー美術館はできるだけ早くに到着し、列に並びながら開館を待つくらいがちょうどよいなど、それぞれの美術館ごとに大きな違いがあると考えるべきなのかもしれませんね。




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