2017年1月21日土曜日

海外旅行でのデジタルカメラ落下故障をクレジットカード付帯の携行品損害補償で修理するための手続き&スケジュールまとめ



管理人宅で楽しんだ2016年-2017年年末年始のヨーロッパ旅行で最大のほろ苦い失敗といえば、愛用していたデジタルカメラを地面に落としてしまい、故障させてしまったというものです。

特に、外観には大きなキズなどは見られないにも関わらず、電源がオンにできないというデジタルカメラとしては致命的な状態になり、とても衝撃的な出来事になりました。

そんな管理人が帰国後に開始したのが、クレジットカード付帯の海外旅行保険の携行品損害補償を利用したデジタルカメラの修理手続きです。

もちろん、はじめて進めることになる手続きばかりなだけではなく、調べたり理解したりしなくてはいけないキーワードや知識も多くなかなか苦戦したものの、無事にすべての手順をやり遂げることができました。

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そこで、今回の記事では、管理人の遭遇した海外旅行でのデジタルカメラ落下故障の修理をクレジットカード付帯の携行品損害補償で行う全体の手続きとスケジュールをまとめてみたいと思います。

その全体のスケジュールは、
1、保険会社の事故報告窓口に連絡
2、デジタルカメラのメーカーのサポート窓口に連絡
3、損害品の写真を撮影
4、メーカーに損害品を送付し、見積もりや修理を依頼
5、見積もり完了後、修理を行うのか、行わないのか判断
6、メーカーから修理領収書や見積書を受け取り
7、必要書類を揃えて保険会社に保険金請求
8、指定の銀行口座に保険金が振込で入金
と言った流れになります。

それぞれについて少し詳しく見てみると、
1、保険会社の事故報告窓口に連絡
  • クレジットカード発行時に同梱されていた冊子の裏表紙やクレジットカードの詳細情報などから調べた電話番号に電話
  • 電話窓口の営業時間がJAL CLUB-Aカードの場合で平日の午前9時から午後5時までのみなど制限が厳しいことも多いので要注意
  • 修理や見積もりをメーカーに依頼する前に必要な準備なども確認しておくことが重要

2、デジタルカメラのメーカーのサポート窓口に連絡
  • 実店舗で購入時は購入店舗のサービスカウンターなどへの持ち込みも可能
  • オンライン通販で購入時などは基本的にメーカーのサポート窓口に連絡後の修理センターへの直送が基本
  • 保険での修理を考えていることをあらかじめ伝えると見積もりだけの利用時の金額などの案内を行ってくれることも

3、損害品の写真を撮影
  • 損害品全体の写真と故障や破損している箇所の数枚程度が必要スマートフォンやタブレットで撮影した写真でも状況が確認できる品質で印刷できるなら利用可能

4、メーカーに損害品を送付し、見積もりや修理を依頼
  • 落下故障の場合は発送時の送料はもちろん返送時の送料も修理依頼者側の負担損害品の写真が必要な場合、実際の発送前の撮影が必要なので要注意

5、見積もり完了後、修理を行うのか、行わないのか判断
  • 携行品損害補償を利用する場合には修理は必須ではなく、修理を行うのか、修理を行わずに補償金額を受け取るのか、判断が必要

6、メーカーから修理領収書や見積書を受け取り
  • 修理を行う場合は修理費と送料を支払い、修理領収書を受け取る
  • 修理を行わない場合は見積作成費と送料を支払い、見積書を受け取る
  • 費用の支払いは基本的に代金引換を利用
  • 保険金が振り込まれるまでそれら費用の一時的な立て替えが必要

7、必要書類を揃えて保険会社に保険金請求
  • 必要書類としては、保険金請求書、パスポートのコピー(写真のページと日本出国スタンプのページ)、損害品の購入金額の分かる書類(領収書やクレジットカード利用明細など)、損害品の写真(全体と破損箇所)など
  • 必要書類一式を揃えて保険会社に郵送で保険金請求手続きは完了

8、指定の銀行口座に保険金が振込で入金
  • 保険会社への書類到着から1週間程度で保険金請求書で指定した銀行口座に保険金額が振込で入金
といったものです。

手続きを行ってみた管理人としては、意外にルール自体が複雑で手間も感じたというのが正直な印象です。

特に、幸い管理人のケースでは2万円を越える保険金支払いの対象になったため、最後まで手続きを行うことにしましたが、3,000円の免責負担や1年ごとに目減りする時価額の関係で、実際に支払われる保険金額が数千円といった場合、全くおすすめできない手間と労力が必要な手続きを手探り状態で進めることになってしまいます。

その場合は正直なところ、割に合いません。


こういった思いもしない落とし穴があるのがクレジットカード付帯の携行品損害補償ですから、最初の保険会社への事故報告時に実際の保険金の目安を確認しておくなどの対策が重要かもしれません。

実際、製品の購入日時と購入時の金額が分かる領収書などを用意した上で保険会社へ電話を行えたのならば、その時点でいくらまで保険金が支払われる可能性があるのか、教えてもらえるはず。

それだけで、実際の労力を考えると徒労感しか感じない保険金額しか振り込まれなかったというような事態は少なくなると管理人自身も感じています。

それ以上に、もっとシンプルで簡単な手続きにしてほしいと思うのですが、お金を扱う以上、厳格さ正確性を求める保険会社のニーズとスムーズで分かりやすい手続きを求めるニーズのバランスの調整がなかなか難しいのかもしれませんね。



追記:続きの記事を書きました
海外旅行保険の保険金は郵送での手続き完了から何日くらいの時間で銀行振り込みされるのか

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