2015年3月26日木曜日

デルタ航空博物館(Delta Flight Museum)のハンガー2のB767 The Spirit of Deltaに管理人が魅了されてしまった理由


2015年3月に管理人がアトランタを訪れた際に楽しんだデルタ航空さんのデルタ航空博物館ですが、管理人にとってアトランタ観光で最も満足度の高い経験になったのも事実です。

それはなぜかというと、やはり飛行機という構造物の本物の大きさとディティールを思う存分実感することができたことが最大の理由だったように思います。


というのも、第二ハンガーには、実際に運行されていたデルタ航空さんの記念機、B767 The Spirit of Deltaがそのまま展示されているからです。

 飛行機の展示としては、スペースの関係もあって、コックピットやエンジンなど人気のある部分のみをカットし、それをディスプレイするということは比較的多く見られるのですが、現役で飛行していた機体をそのままの形で屋内保存している状態を見学するというのは管理人にとって初めての経験でした。


上の写真は、あくまでお仕事でのアメリカ出張中に確保した自由時間での訪問ということもあって、広角に強いカメラ機材を持ち込めない中、翼を入れた状態で撮影しようと頑張ってみた結果なのですが、飛行機はとても大きいという当たり前の結論を思い知るのみでした。


また、上の写真はランディングギアと呼ばれる着陸装置に装着された滑走路を照らすためのライトです。

こうした部分にも特に制限なく近づけるため、飛行機を構成する部品の精密度や力強さをしっかり確認することができます。


さらに、飛行中にはランディングギアを格納する部分の裏側なども確認できますから、上の写真のように、本来は整備を担当する方以外の目には触れない部分も。


この写真はランディングギアの方向転換の際に駆動する部分ですが、飛行機の重さを支えながらスムーズな動作を実現するためなのか、重厚さを持ち合わせながらも精密さが光る仕上がりでした。


もちろん、エンジンもそのまま装着されていますから、その様子もじっくり観察可能。

写真ではその質感はうまく表現できていないことが残念ですが、とてもしっかりした存在感を感じる部分で、男女問わず多くの方がじっくり楽しんでいたのが印象的でした。


さて、このB767 The Spirit of Deltaは外から外観を楽しむだけではありません。 


第二ハンガーの2階からボーディングブリッジを通って、実際に乗り込むことが可能な展示になってます。


このB767 The Spirit of Deltaに続くボーディングブリッジも本格仕様。


操作パネルもしっかり完備です。


B767 The Spirit of Deltaの中はというと、機内の設備を活用した展示室になっています。


第一ハンガーのように、制服や備品の展示だけではなく、人形による機内サービスの説明が行われているなど、広い飛行機のスペースをしっかり活用した充実の内容です。

さて、展示面でも素晴らしいと感じるデルタ航空博物館ですが、管理人が最も感心したのは、基本的に制限が少ない展示になっていることでした。



というのも、博物館内で注意事項としてお願いしているのは、「展示物内で飲食物を食べたり飲んだりしないで」ということのみ。

一方で、ガラスパネルなどで保護されている部分以外は、常識的な範囲内で丁寧に触れたり、動かしたりといったことに制限はないようで、多くの方が実際に触れ、質感を確認していました。

この辺りは、デルタ航空さんの本社内に立地している博物館ですから、訪れる見学者の多くがデルタ航空さんの社員の方という事情もあるかもしれません。

というのも、この博物館にお子さんを連れてきた時など、普段のお仕事をよりわかりやすく伝えるためには、展示物に自由に触れられた方が良いからです。


また、B767 The Spirit of Deltaには、展示室の他に、飛行していた当時、実際に利用されていたビジネスクラスのシートと、エコノミークラスのシートが設置されていて、多くの方が、2種類のシートの座り心地の違いを確認している様子が見られました。


ビジネスクラスのシートはエコノミークラスのシートに比べ、シート自体がしっかりしたものになっているだけではなく、シート幅やアームレスト幅も大きく設定されているなど、現在の飛行機とも国内線仕様のものとはそれほど違いは見られないと感じたのも事実。


エコノミークラスのシートも、ややデザインの古さは感じるものの、それほど違和感を感じるものではありません。


さて、意外に人気があったのが、このフライトアテンダントさんが離着陸時に利用する専用シートです。

案内用の電話機自体はしっかり固定されていたのですが、それ以外のスイッチ、さらにはシート自体も自由に動かせるような状態で展示されているようで、普段の飛行機利用では触れることのできない部分だけに、シートを省スペースに収納する仕組みなどを確認している方が多く見られました。



また、普段は見ることのできないものとしては、機内のインテリアを取り除いた機体の素の状態を確認できるようにもなっていて、管理人としては面白いと感じた部分の1つです。

もちろん、B767 The Spirit of Deltaを含む、B767は1980年台の初めに初飛行が行われるなど、最新機種のB787などとは異なる部分が存在するのも間違いないはず。

しかし、飛行機としての基本的な構造や原理は大きく変化するものではなく、実際に飛行していた飛行機を利用した展示には、模型や写真、ビデオなどにはない確かな存在感としてのリアリティーが存在していました。

また、 B767 The Spirit of Deltaの機内を歩き回りながら展示をじっくり確認する中で、飛行機という建造物の大きさを自分の足でしっかり確認できたことも、意外に大きな収穫だったように思います。

やはり、飛行機を利用する時には、今回のようにあちらこちらを自由に歩き回るというのは現実的ではありませんから。

そのため、飛行機好きの方にはなかなか忘れられない見学体験を提供してくれる博物館だと思いますよ。

実際、管理人はそれほど飛行機に詳しいというわけではなく、さらに飛行機好きを名乗るほどでもないのですが、それでも、1時間程度の見学時間では全く足りないと感じるほどの充実度とワクワク感がこの博物館には間違いなくありましたから。


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