2017年4月28日金曜日

JALファーストクラス特典航空券 JL34 バンコク・スワンナプーム発 東京・羽田着 (BKK-HND)搭乗記


2017年3月、管理人宅では管理人と管理人の家族、そして親類夫妻の合計4人でJAL国際線ファーストクラスを利用する機会がありました。

本来は東南アジア路線で唯一ファーストクラスが運航されていたジャカルタ線を大人4人で利用する予定が、急遽決定した機材変更によるダウングレードというトラブルに巻き込まれてしまいました。

最終的には、ジャカルタ線の機材変更の影響で1ヶ月間限定でファーストクラスが運航されるバンコク線のファーストクラスを同じメンバーの大人4人で予約を確保できてとても安心したのも今では良い思い出です。

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JALファーストクラス特典航空券 JL31 東京・羽田発 バンコク・スワンナプーム着 (HND-BKK)搭乗記



そんな復路のファーストクラスでの旅程は、バンコクのスワンナプーム国際空港のRカウンターから始まります。

チェックイン開始時刻は、管理人の利用するJL34も含め、19時からの予定。

参考リンク:
バンコク スワンナプーム国際空港/出入国手続き(空港情報)
JALさんより)



とは言え、スタッフ全員によるゆったりとしたブリーフィングが終了し、カウンター担当のスタッフの方が着席し、実際に利用者がカウンターに呼ばれ始めたのは、予定時刻から10分以上が経過した19時12分ごろ。


このあたりは、午前6時の営業開始時刻にはすぐさま手続きが開始される往路で利用した羽田空港のチェックインカウンターとは大きく異なる部分ですね。

保安検査と出国手続きも往路のタイ入国時と同様に、チェックインカウンターで手渡されるプライオリティレーンを利用できる関係でとても快適。

チェックインカウンターを離れてから10分後には、免税店やラウンジが点在する制限エリアに到着していました。

今回、管理人が利用したラウンジは、プライオリティパスで利用可能なオマーン航空ラウンジとファーストクラス利用者として利用可能なサクララウンジの2つ。

ただし、オマーン航空ラウンジの営業時間は午後8時30分までの制限があったため、サクララウンジの前にこちらを利用することにしました。

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スペース自体も十分ゆったりと余裕があるだけではなく、夜の営業終了が近づく直前の時間帯には利用者自体が少ないのか、ほぼ貸切状態でとても快適に利用できました。


ホットミールも中東を感じさせるメニューを中心に数種類を完備。

管理人の場合、パスタやチキンを利用した料理の味付けが優しく、食べやすさからも気に入りました。


また、用意されているスパークリングワインもオーストラリア製のドメーヌ・シャンドンながら、ロゼも加えたシャンドン製の2種類が用意されているのも実質的にビジネスクラスラウンジ相当のラウンジとしては珍しいですね。



こうして短いながらもオマーン航空ラウンジでの時間過ごした後は、2017年3月にリニューアルが完了したバンコクのサクララウンジに移動します。

ファーストクラスと記載された搭乗券を提示して入室。

ちなみに、1ヶ月限定のファーストクラス運航のためか、特にファーストクラス利用者用の席が確保されているわけではありませんでした。


このサクララウンジは、改装によるリニューアルが行われたとは言え、夜の時間帯のラウンジ内の混雑はかなりのもので、料理を取るために並ぶ行列がすごいことになっているのはもちろん、10人以上が予約済みのシャワー利用には1時間以上の時間が必要とのこと。


特に、19時のチェックイン手続き開始以降は、
  • JL34 午後10時台 羽田行き
  • JL728 午後11時台 関西行き JL738 
  • JL738 午前0時台 中部行き 
の3便が集中する時間帯ですから、この利用者がラウンジにだんだん集合するため、ラウンジの利用者数と混雑度合いが増えることはあっても、減るというあまり期待できないはずです。

そのため、少し早めにラウンジを外に出て、搭乗ゲートを訪れることにしました。

ちなみに、バンコクのサクララウンジでもカレーは提供されているのですが、日本のファーストクラスラウンジやサクララウンジで提供されているものとは全くの別物。


特に、スパイスの使い方がかなり荒々しく、管理人だけではなく、管理人の家族も少し苦手でとても残念な印象を感じる結果になってしまいました。



その搭乗ゲートは、ゲート直前の待合室さえ、いつでも自由に立ち入ることはできず、搭乗ゲートの入り口で空港係員や航空会社スタッフによる案内があるまで待つ必要があります。

管理人が利用した時には、ちょうど出発の1時間前にJALさんから地上サービスの委託を受けたタイ国際航空さんのスタッフの方が搭乗ゲートの入り口を開けてくれました。


その入り口から降りた下のフロアには待合室が用意済み。


ただし、バンコク・スワンナプーム発ではファーストクラス利用者を対象にした専用の優先席が用意されていて、往路の羽田空港発の時よりもはっきりとしたファーストクラス利用者への優遇が感じられました。

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さて、JL34は深夜便ということもあって、食事を中心としたサービスは最小限なものになっています。

具体的には、往路は和食と洋食からしっかりとしたこだわりのある細かな部分までメニューを選べるコース料理が楽しめたのですが、復路では到着前に簡単な朝食があるのみ。



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さらに、いつでも注文して利用できるアラカルトメニューも通常の深夜便以外の便に比べて大幅に制限されていますから、残念ながら機内で楽しむ食事に対してはあまり満足度は高いものにはならないはずです。

また、ファーストクラスでも深夜便では、和食と洋食の事前予約すら不可という状況。


とは言え、アラカルトメニューや朝食メニューでも一部往路便と同等の品質が提供されている一品も用意。

管理人としては、深夜便の利用ではその中から好みに応じて注文をして、自分自身でちょっとしたメニューを組み立てながらファーストクラスの食事を楽しむのが気に入っています。

ちなみに、管理人宅がファーストクラスやビジネスクラスを利用する時に楽しみにしている幻の焼酎、森伊蔵の機内販売は、 2017年3月1日以降バンコク線での販売も行なわれています。


タイの場合、日本出発の往路では1人1本までの税関上の制限があるものの、タイ出発で帰国時には、より多くの本数でも購入可能です。

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実際、2本以上の複数本の購入も在庫に余裕がある場合には問題なく受け付けてもらえるなど、これもまたファーストクラス利用者の隠れたメリットの1つとして管理人も気に入っています。




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