2017年4月23日日曜日

JALビジネスクラスにディスカウントマイルやJALカード割引を利用したお得な特典航空券で搭乗する方法


コツコツとJALマイルを貯めている管理人がその使い道の第一希望として重視しているのは間違いなく国際線ファーストクラス特典航空券です。

やはり、予約の確保自体が高難易度であったり、事前座席指定の可能な席が限られているなど、特典航空券でファーストクラスを利用する難しさや制限はあるものの、1マイルあたりの価値を考えるとそのお得度は明らかに圧倒的。

実際、ヨーロッパや北米などの長距離線のファーストクラスを特典航空券で利用する場合には、1マイル=10円の大台をあっさり超えてしまう計算です。
 
そうした直接的なお得度はもちろん、ファーストクラスを利用した時に感じる快適度や満足度もあって、エコノミークラスだけではなく、ビジネスクラスでの利用も考えてしまうようになったほど。

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では、管理人宅で全くファーストクラス以外の特典航空券を発券していないのかというと、実はそうではありません。

というのも、一見お得度で不利なはずのエコノミークラスやプレミアムエコノミーでも、お得に使えるチャンスがあるからです。

それが、ディスカウントマイルJALカード割引と呼ばれる割引キャンペーン。

この2つのキャンペーンは、
  • エコノミークラスとプレミアムエコノミーが対象のキャンペーン
  • 目的地ごとに異なるキャンペーン期間が設定
  • 割引率も目的地ごとに異なる設定
  • 予約後は全旅程が変更不能
  • 基本的に閑散期や人気のない路線が対象
といった制限があるものの、割引後の必要マイル数はかなりインパクトを感じるものです。

参考リンク:
JALホームページ限定 ディスカウントマイル 国際線特典航空券
JALホームページ限定 JALカード割引 国際線特典航空券
JALさんより)


しかも、アジア2、ロシア、ヨーロッパ、北米などの各エリアでは、最大11,000マイルも割引になってしまいますから、うまく活用できた場合にはなかなかお得に国際線特典航空券が利用可能。

具体的に、アジア2のエリアに含まれるタイ・バンコクについてエコノミークラスでの往復を見てみたのが下の表。


必要マイル数 割引率
通常特典航空券 35,000 なし
ディスカウントマイル 25,000 約28.6%
JALカード割引 24,000 約31.4%

約3割にも及ぶ意外に大きな割引率に驚く方も多いはず。

参考リンク:
2017年度 JAL国際線 特典航空券 必要マイル早見表(往復)
JALさんより)


ただし、こうしたキャンペーンの割引対象になるのはエコノミークラスとプレミアムエコノミークラスということもあって、ファーストクラスやビジネスクラスなどの上位クラスの予約では、ディスカウントマイルとJALカード割引といったキャンペーンを活用できないのは唯一とても残念な部分と言えるかもしれません。


しかし、ビジネスクラスに限っては、間接的にディスカウントマイルやJALカード割引の必要マイル数割引の恩恵を受けて搭乗することも実は可能。

なぜなら、特典航空券の場合、出発当日の空港でのチェックイン手続き時に、あるサービスの利用対象になるからです。

それが、JAL国際線特典航空券 上位クラスへの変更 空港当日申し込みサービス

参考リンク:
JAL国際線特典航空券 上位クラスへの変更 空港当日申し込みサービス
JALさんより)


このサービスは、チェックインカウンターでの手続きを行っているタイミングで上位クラスに空席があった場合、予約済みの特典航空券の必要マイル数と上位クラスの予約に必要なマイル数の差額をその場で支払うことで、アップグレードが可能になるというもの。

しかも、ディスカウントマイルやJALカード割引で予約していた特典航空券をこのサービスを利用してアップグレードを行う場合は、通常必要マイルとの差額しか請求されないため、結果的に割引された状態での利用になります。

つまり、通常の必要マイル数でビジネスクラスを予約するより、ディスカウントマイルやJALカード割引の割引分として最大11,000マイルもお得ですね。


とは言え、注意点も存在していて、空港でのアップグレードを行う場合、当日の空席状況に左右され、空席がなくなってしまった場合にはアップグレードができないまま、当初のエコノミークラスやプレミアムエコノミーでの旅行になってしまうリスクがあります。

また、空席が残っていても、用意されている機内食の数の関係で、差額マイルを支払ってのアップグレード利用が断られる可能性も。
 
しかし、ディスカウントマイルやJALカード割引が活用できるキャンペーン期間は基本的に閑散期で、しかも他の空港に比べて人気が高くはない空港が選択されている以上、ビジネスクラスの空席が全く0ということは少なく、チェックインカウンターで念のため聞いてみると意外に活用できる機会も多いと管理人は感じています。




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