2016年4月16日土曜日

2016年熊本地震発生後、JALとANAの無料の予約変更や払い戻し、臨時便運航ではどんな対応が行われたのか

2016年4月14日からの前震や余震も含めた大地震で、4月16日現在も熊本を中心とした九州地方で大きな被害が発生し、懸命の救助と復旧が急がれています。

被害に遭われました皆様に心からお見舞いを申し上げます。

管理人宅でも、管理人の家族の縁での熊本に居を構える友人がいて、友人、そして友人の家族含め、無事ではあったのですが、現地の状況の凄まじさを伝え聞くだけでも、その苦労や不安の大きさが心配で、そのことが頭を離れません。


そんな中、JALさんやANAさんといった航空各社では、地震発生とその被害拡大の影響を受けて、様々な特別対応を打ち出しました。

それの対応とは、
  • 予約変更
  • 払い戻し
  • 臨時便設定
の3つです。

具体的には、それらの対策の内容について、JALさんとANAさんで共通している事柄をまとめてみると、
  • 予約変更、払い戻し、臨時便設定の3つの対策を実施
  • JALさんとANAさん共通の対象空港は、福岡、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島。JALさん独自に北九州、ANAさん独自に佐賀を追加。
  • 対象期間は4月15日(金)から4月22日(金)までの運航便。ANAさんのみ5月8日までに熊本空港を発着する便を含む航空券も対象。
  • 予約変更や払い戻し手数料は無料
  • 臨時便は福岡-鹿児島間を中心にそれぞれ最大1日十数便を設定
といったところでしょうか。

参考リンク:
航空券の特別な取扱対象空港について
平成28年熊本地震の影響による運航便情報について
平成28年熊本地震に伴う臨時便設定について
JALさんより)

平成28年 熊本地震に伴う国内航空券の取扱いについて
平成28年 熊本地震による運航への影響について
平成28年 熊本地震に伴う臨時便設定について
 (ANAさんより)


それぞれの対策について航空会社毎の対応を見てみると、高速道路や新幹線などの陸上交通網の分断など、地震での大きなダメージが発生していて、航空機での輸送の必要性が高まっている状況も踏まえてか、4月15日(金)から4月22日(金)までの予約について自由度の高い形での予約変更やキャンセルに伴う払い戻し優遇が行われていることが分かります。

また、物理的に空港ターミナルの損傷で閉鎖されている熊本空港について、ANAさんは事態を重く見たのか、ゴールデンウィークの終盤となる5月8日までの予約について、予約変更や払い戻しを無料で受け付けるなどのさらに特別な配慮が加えられているため、こうした措置はJALさんも追加で行う可能性が高いかもしれません。


ちなみに、管理人自身も、来週中と5月初旬に、JAL国内線特典航空券やおともdeマイルを利用して九州地方を訪れる予定だったのですが、こうした現在の状況を踏まえて少なくとも来週分についてはJALホームページからキャンセルすることに決定。


実際の手続きを進めてみても、通常は3,100円または、3,100マイルが必要な払い戻し手数料が不要の0円で払い戻しが完了しました。


とにかく現在進行形で継続している余震などができるだけ早い終息を見せ、これより大きな被害が発生しないことを管理人としては祈るばかりです。




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